DIYチャレンジするか?プロに任せるか?
アトピッコハウスにはプロの方からの
お問い合わせも多く頂きます。
プロでも施工方法について疑問があり、不安がある。
プロに頼まずDIYにチャレンジする方は、
完成までに長い道のりがあります。
施工要領書は専門用語がいっぱいで、
読み進められないのです。
それでも予算の関係や思い出作りで
DIYにチャレンジする方に簡単ですが
施工までの流れをご紹介したいと思います。
目次
注文するには面積の算出が必要です
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの山田です。
商品を注文したいが、どのくらいの数量が必要なのか?
プロであれば、経験に基づき試算することが出来ると思いますが、
素人は難しいですよね。
まずは面積を測らねばなりません。
不動産屋さんの提示している物件情報の面積は
キッチンやトイレ・浴室など総面積となりますので
参考になりません。
施工する部屋ごとに算出が必要です。
縦横をメジャーで測りますが、
最近では、カメラ解析や赤外線により長さを
計測できるアプリもあるようです。
壁であれば、
壁の高さ(m)×壁の幅(m)=壁面積(㎡)となります。
やっと1壁の算出ができた!と思ったら、窓はないですか?
窓の面積を算出し、壁面積から窓面積を引いてようやく正確な面積が出ます。
例)
壁:高さ3m×幅6m=18㎡
窓:高さ0.57×幅1.7=0.969㎡
壁面積(18㎡)-窓面積(0.969 ㎡)=約17㎡
塗る壁の正確な面積は17㎡と算出できました。
注文単位から必要数量を算出しましょう
1壁17㎡と算出できました。
商品によって注文単位が違います。
当社の「はいから小町」と「漆喰美人」であれば、注文単位は1袋3.3㎡。
「パーフェクトウォール」であれば、注文単位は1袋13.2㎡です。
例)塗る壁の面積 17㎡
はいから小町:17㎡÷3.3㎡=約5.15袋。
ロス分を考えて6袋の注文となります。
パーフェクトウォール:17㎡÷13.2㎡=約1.29袋。
ロス分を考えて2袋の注文となります。
ここまでで1壁分です。
1部屋分であれば、総必要面積を算出し、
注文単位から必要数量を算出しなければなりません。
いざ施工!施工要領書をよく読みましょう
商品注文前に、施工要領書をよく読んでください。
必要な材料(例えば下地処理材)があります。
これも必要な数量を算出しましょう。
専門的な道具や工具も必要です。
この時点で愕然としてしまうかもしれません。
塗り壁に挑戦する場合、汚れますのでマスク・手袋・ゴーグルなどが必要。
① 養生テープ、養生シートで床や柱を養生。
② 出角・入角にメッシュテープを貼ってパテ処理が必要。
パテ材、パテ材を塗るコテ、パレットが必要です。
③ 下地処理をします。シーラー材を塗るためには
ウールローラー、ローラーバケットが必要です。
道具はホームセンターやネットで買えますが、初めての方は
どれを選んだら良いのか迷うかもしれません。
下地処理を頑張るのが成功の秘訣
様々な下地処理が必要なため、1日ではできません。
各工程で乾燥が必要となります。
パテ処理:約24時間
シーラー処理:約2~4時間。
仕上材:はいから小町であれば1日~3日
養生期間も含めて、水が凍る環境下での使用を行うと
硬化不良の原因となるため温度調整と
乾燥のため換気が重要です。
お顔の下地処理を頑張ればファンデーションのノリは
良いですよね。
それと同じで、下地処理を頑張れば綺麗な仕上がりになります。
完成まで、あと少し
コテも色々種類がありますので、色々買って試してみても良いと思います。
粉と水を混ぜなければならない材料は、攪拌するための高速ハンドミキサーが
必要です。大きなバケツも要りますね。
保存できない商品は1日で使い切る必要がありますので、
スピード勝負です。
乾燥を早くさせる為、エアコンや扇風機が必要ですが、
なければジェットヒーターも必要になるかもしれません。
購入はちょっという方にはレンタルがお勧めです。
思いのまま塗るのもいいですが、パターンをつけて変化を出すのも
楽しいです。家族の思い出に一部に手形を残してみるのも良いですね。
いかがでしょうか?
簡単に手を出すと痛い目にあうかもしれません。
1回限りであれば道具をそろえるのも不経済かも。
もろもろ考えると、プロに全てをお任せするのは
良い選択です。
失敗しても良い!思い出作りに家族でチャレンジする方は、
時間と心に余裕をもって取り組みましょう。
アトピッコハウスのはいから小町と漆喰美人は
プロが施工することを前提に開発した商品です。
DIYは、自力でできる方のみ自己責任でお願いします。
無料で、資料・サンプル差し上げます
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
当社製品を取り入れた家作りをしたいとお考えの方は、
無料の資料をご請求頂き、工事を依頼される業者さんに、
アトピッコハウス製品を使って欲しいとご依頼ください。