マンション北側の部屋の結露とカビ 原因と対策4つ
「なんで、北側の壁がカビるの?」
「カビ対策は、どうすれば良いの?」
冬場に窓が結露でビッショリという経験はありませんか?
ふと気付くと、
ビニールクロスの下がカビだらけだった‥
というお部屋もあるかもしれません。
黒いカビは見た目が気になることもありますが、
独特なカビ臭はもちろん、
健康被害も心配ですよね。
調湿性能の高い珪藻土の塗り壁を壁に塗るという選択肢もあります。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、漆喰の6倍調湿する塗り壁です。
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目次
マンション北側の部屋の結露の原因は?
無垢フローリングや漆喰のメーカー
アトピッコハウス(株) ごとうひろ美です。
まず結露があるということは、
湿気(湿度)が多いという状態ですが、
では、なぜ湿気(湿度)が高くなってしまうのでしょうか。
日本の気候風土に由来していることは当然なのですが、
その他、4つの要因が考えられます。
- 加湿器の使い方
- 暖房器具の選び方
- 24時間換気を止めない
- 空気の流れを知る
それぞれについて
詳しく解説していいながら、対策について考えてみます。
マンション北側の部屋の結露対策1 加湿器
エアコンを中心とした暖房の場合、
どうしても室内が乾燥しがちです。
日本で生まれ育った私たちは、
高湿度に慣れていますし、
インフルエンザの不安もあり、
冬場の加湿器利用率が上がるのは当然かもしれません。
でも意外なことに、
室内は乾燥していないケースも…。
乾燥が気になってきたら、
まずは湿度を計測してみましょう。
自宅の環境はそれぞれ。
湿度計は1000円以下でamazonでも購入ができますよ。
マンション北側の部屋の結露対策2 暖房器具
結露やカビで悩まれているお住まいで
多く見かけるのが石油ストーブです。
石油ストーブっていいですよね。
すぐに部屋が暖かくなり
日が目に見えるから視覚的にも満足できる。
お湯も沸かすココとができて、
コトコト煮ると美味しくなる豆や
煮ものには最適な調理器具にもなります。
でもマンションなどの
高気密な建物と、石油ストーブは相性が悪いのです。
石油ストーブやガスストーブなど、
燃料を燃やして温める暖房器具を
燃焼系の暖房器具と呼ばれています。
燃焼するときに、湿気(湿度)を生成するという特徴があります。
日本の昔の家づくりであれば、
生成された湿気(湿度)が室内に溜まることが少なかったのですが、
マンションをはじめとする
高気密な現代の住宅では、
結露やカビの原因となりやすいのです。
結露に悩んでいて、
石油ストーブをはじめとする
燃焼系の暖房器具を使っているのなら、
まずは、それを辞めてみるとグンと状況は改善されます。
マンション北側の部屋の結露対策3 24時間換気を止めない
2003年、24時間換気が義務付けられました。
その理由は、自然換気ができない家になったから。
つまり日本の住宅が、
時代劇に登場するような家ではなく、
気密性の高い住宅となり、
強制的に換気をしなければ、
室内の空気が清浄に
保たれなくなっているからなのです。
人は存在するだけで二酸化炭素を吐き出します。
空気がどんどん薄くなり、
状況によっては死に至ることも考えられます。
それは極端な例としても、
湿気(湿度)の問題以前に、
日本の今の住宅で24時間換気は必須なのです。
にもかかわらず音がうるさい、
温度が低くなる、
電気代が勿体ないなどの理由で、
換気扇を止めてしまう方がいらっしゃいます。
先日驚いたのは、
カビに悩んでいるという相談で、
じっくり話を伺うと
24時間換気設備の設置を断ったので、
ついていない、という事例です。
建築基準法を満たしていないため、
違法建築となります。
その許可が、なぜ通ったのか、
怖くて突っ込めませんでしたが、
もしも24時間換気を設置し、24時間稼働させていたのなら、
状況は変わっていたかもしれません。
マンション北側の部屋の結露対策4 空気の流れを知る
北側の部屋が結露しやすいのは、
温度差も影響しています。
暖かい空気は寒い北側に流れる性質を持っています。
だから浴室やキッチンで発生した
暖かい空気が、
北側に流れやすくなり、
その部屋に、家中の湿気(湿度)が
溜まってしまうことになりやすいのです。
ならば北側の部屋の温度を上げて、
家全体で、一定の温度が保てれば、
キッチンや浴室で発生した湿気(湿度)が、
流ていくことを減らすことができます。
暖かくするといっても、
石油ストーブを使ってはいけませんし、
誰もいない部屋を暖かくキープするというのは、
勿体ない、という気持ちがあり、
この方法は、なかか現実的ではなく、
実践する方は少ないようです。
壁に換気機能を持たせる方法もある
使わない部屋を無駄に温めるのは勿体ない。
間取りを変えるリフォームは大がかりになる。
石油ストーブをやめてみたものの、
結露軽減で大きな効果が得られない…。
そんな時は、壁に換気機能を持たせるという方法がお薦めです。
ランニングコストはかかりませんし、
空気清浄機のように場所も取りません。
壁に換気機能を持たせる方法として、
お薦めなのが珪藻土塗り壁はいから小町で、
壁をリフォームするという方法です。
珪藻土塗り壁はいから小町を壁に塗ることで、
壁が空気清浄機のような機能を持ってくれるのです。
ただし欠点があります。
珪藻土塗り壁はいから小町は、
業界№1の調湿性能が期待できますが、
壁1面で、北側の部屋だけのリフォームで、
家中の湿度を吸収できすることはできないのです。
湿気(湿度)が温度の低い北側に集まることは、
前述した通りですが、
家中の湿気(湿度)を、
北側だけで吸収処理することは、
残念ながら難しいのです。
最低でも北側の部屋全部と、
北側の部屋に続く続く廊下と玄関周辺。
できれば脱衣所、トイレ、キッチンなど
湿度が発生しやすい部分をすべて
珪藻土塗り壁はいから小町に塗り替えることが望ましいのです。
またビニールクロスを剥がしてみると、
そこはカビでビッシリ…、かもしれません。
そのカビを撤去して、
適切に仕上げるためには、
それなりの知識と経験が必要です。
今はDIYブームですが、
この下処理は、なかなかの手間がかかります。
ブームだからこそ商品も情報も玉石混合。
素人のDIY経験者の意見や、
発信者が明確でないような情報に
右往左往する方も多くお見受けします。
しっかりとした価値判断軸を持ち、
信頼できる専門家を見極めることから初めて欲しいと思います。
壁を空気清浄機に変える塗り壁の資料をお送りします。
珪藻土塗り壁はいから小町は、全部で8色。
パステルカラーが揃っているので、
お部屋全体のイメージもワントーン上がります。