アトピッコハウス ブログ
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塗り壁 下地処理の丁寧さが仕上がりを左右する

塗り壁の下地処理の必要性

2017/08/31
2021/10/14

塗り壁を採用するにあたって悩ましいのが下地の処理ですね。
近頃、築数十年のお家を購入してリフォームを
される方も多くいらっしゃいます。

その際に壁の処理をどうしたらいいかというお問合せを
よくいただきます。

元の壁の状態や素材によって変わってくる下地処理は
どのような意味を持っているのでしょうか。

下地処理は必要?

左官作業は、全てが手仕事。

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

女性の皆さんならわかりやすい話ですが、
お化粧をする際にもただファンデーションを塗るよりも
コンシーラーや下地材を使って毛穴やシミを消してから
ファンデーションを乗せた方がキレイに仕上がりますよね。

同じことが壁の下地にも言えるのです。
なので下地処理はあなどれません。

何のための下地処理?

今の家づくりでの壁での基盤は石膏ボードが使われることが多いと
思います。

石膏ボードを下の木材に固定する際に打ったビスや、
隣り合った石膏ボード同士のつなぎ目など段差や
穴が生じます。

このくぼみや穴などを下地処理により
表面を滑らかに平らにするという目的と、
平らにすることで仕上げの塗り壁材が均一に
乾いて色ムラを防止することが出来ます。

下地処理の必要性

古い壁には油分やヤニなどを含んでいることがあり、
その処理をきちんとしないとアクとして浮かび上がってきて
しまいます。

塗り壁をいくらキレイに仕上げてもアクやシミが発生すると
塗り直しになってしまいます。

施工が終わった壁の塗り直しは一部分のみを塗り直すと目立ってしまうため、
その壁一面をやり直さないといけなくなるのです。

また、逆に下地材は下地材として作られていますので
下地材のみを塗って終わりということはしないでくださいね。

カビたり変色したりしてしまいます。

色ムラやアクの原因

先に書いたようにデコボコがあったり段差があった上に
塗り壁を塗ると厚みが変わってしまい、
乾く時間にムラが出てしまいます。

その乾く時間のムラが色ムラになってしまうことがあります。

アクは古いクロスやベニヤなどに水分を与えると
汚れやアクが浮き出てきます。
こちらも色ムラの原因になります。

これらを防ぐために必要なのがきちんとした下地処理です。
このひと手間により美しい塗り壁が続くのです。

下地によっての処理

既存の壁がキレイな状態のビニールクロスであったり
新しい石膏ボードなどでしたら下地処理も簡単ですが、
ボロボロのビニールクロスや崩れてくるような古い土壁だった場合
まず、それらを剥がすことからスタートとなります。

これは重労働です。
DIYをお考えの皆さん、下地処理は業者さんに依頼することも
ご検討下さいね。

それほど下地の処理は重要で、大変なのです。

いかがでしたか?

全ての塗り壁に共通して言えるのはパテ処理は必ず必要になりますが、
その後の下地処理は仕上げ材によって変わってくるので施工要領書で
ご確認下さいね。
女性のお化粧と同様下地処理をしっかりしてキレイな壁を
手に入れましょう。

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