無垢の家と、新建材の家の違い
無垢の家に興味のない人は、
無垢の家と、自然素材の家の違いと言われても、
意味が分からないと思います。
しかし、「自然素材」が好きな人にとっては、
無垢か、新建材かといったことが、
とても、気になる。
週末、近所で開催していた「住宅現場見学会」に
行ってきました。
そこでの感想も踏まえて、無垢の家と、自然素材の家
について、解説してみたいと思います。
目次
今でも、シックハウス?
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤です。
シックハウス問題は、2003年に法律で規制されたので、
大方の人にとっては、解決済みの問題だと思います。
しかし、あれから15年近くたっているのに、
この週末は、とても、驚きました。
見学させて頂いた住宅は、古い家を
フルリフォームしたもので、
外観も、内装も、設備も、全部真新しくなっていました。
しかし、玄関を開けた瞬間、
「うっ」となってしまいました。
「今時、こんなに臭うんだぁ~」と思いました。
シックハウス問題は、住宅の気密性が上がったことと、
建材に使われる「化学物質」が揮発することで、
発生しました。
そして、換気設備の設置が義務付けられ、
1部の化学物質の使用が禁止されたり、
制限されたりしました。
しかし、それで問題が解決するとは、到底思えませんでしたが、
あれから15年経っても、
新建材の家は、「まだ、こんなに」臭いんだと、
ショックを受けた訳です。
貼りものに魅力を感じない
その家を設計された方にとっては、
どんなところにこだわったという話はしてくださいましたが、
話の中心は、「耐震」とか「気密」といったことが多く、
内装材に関しては、あまり話が出ませんでした。
壁も天井もビニールクロス貼り、
家具類も、全て、シート貼りの製品。
表面が、ピカッ、テカッとして、
見るからに「貼り物」。
まったく魅力を感じませんでした。
でも、無垢の家に関心がない人であれば、
内装材に自然素材を採用するという選択肢は、
ないのでしょう。
なんといっても、本物がいい
無垢の家が好きな人も、新建材の家でいい人も、
どちらもいらっしゃると思います。
しかし、「無垢の家」が好きな人は、
無垢フローリングとか、塗り壁といった
自然素材のことを知っていて、
「新建材の家」でいい人は、
そもそも内装材に関心はなくて、
設備とか間取りとか、色柄に関心があるように思う。
週末、見学に行ったお宅でも、
自然素材と呼ばれる内装材は、
一切使われておらず、私にとっては、
魅力のない家でした。
「化学物質臭」で、臭いというのは別にしても、
床も壁も天井も、パリバリの新建材で、
家具もシート貼りだと、
3年、5年で、みすぼらしくなると思うのです。
それに反して、無垢の家は、経年変化で、
味わい深くなります。
価値を感じない人には意味がない
とはいえ、無垢の家に価値を感じない人にとっては、
無垢フローリングや塗り壁といった
自然素材の内装材と言われても、
魅力も関心も持たれないと思うし、
「新建材」の何が、悪いんだと思うと思います。
新建材が「普通」だと思っていて、
無垢の魅力や価値を知らない人であれば、
一生そのままがいいと思います。
建てた後で後悔しても、そんなに簡単に
建替えられる訳でもありません。
知らなければ、一生、それでいいと思うのです。
どこにお金を使うか?
キッチンやお風呂といった設備に価値を感じて、
そこにお金を使いたいという人にとっては、
豪華なお風呂やキッチンが自慢ということになるのだと思います。
しかし、私は、無垢フローリングとか、
塗り壁といった自然素材の内装材に関心があります。
もちろん、家の断熱性は高くするべきだし、
気密性も高い方が、暑さ、寒さをしのぎやすいし、
冷房も暖房も効きやすい。
耐震性が高いのも当然に必要な性能だと思う。
しかし、私は、設備に、100万、200万といった
費用をかける位なら、
無垢フローリングや塗り壁にしたりといった
自然素材の内装材にお金を使いたい。
いかがでしょうか?
無垢の家に興味も関心もない人は、
内装材よりも、豪華なキッチンとか、お風呂に
魅力を感じるかも知れません。
しかし、お風呂やキッチンを普通のものにすれば、
同じ予算で、内装材を自然素材に出来ます。
新建材の家ではなく、無垢の家を検討してみては、
いかがでしょうか?
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