自然素材の塗り壁の価格、クロスと比べてどれだけ高いの?
漆喰、砂壁、聚楽など、かつては当たり前に使われていた塗り壁
今や、日本の建物の9割ともいわれるビニールクロスに
取って代わられてしまいましたが、
昔から使われてきた自然素材の塗り壁は
湿気の多い日本の風土に合ったものでした。
自然素材の方がいいとはよく聞くけど、
いったい、どれだけのの差額で自然素材の塗り壁が実現するのでしょうか?
目次
自然素材の塗り壁の価格はどれくらい高いの?
自然素材の内装材メーカー、アトピッコハウス元岡いずみです。
自然素材や塗り壁がいいものだとは分かっていても、
価格がネックで踏み出せない人がいます。
自然素材、昔は当たり前にあったものですが、
今ではすっかり高級路線で
自然素材100%の衣料品や食品は高価だったりします。
数が限られた自然のものとは逆に
人工的に作られる工業製品は安価でどんどん普及しています。
ビニールクロスがここまで広く普及した理由は、
値段の安さ、施工のしやすさにあります。
ビニールクロスの価格は塗り壁に比べてどれくらい安い?
では、広く普及しているビニールクロスの相場は
どれくらいなのでしょうか。
ビニールクロスといっても、価格に開きがあります。
材料の価格帯は、おおきく分けて二つ。
普及品とよばれる平米単価500円ほどのクロスと。
中級品とよばれる平米単価1000円ほどのクロスです。
普及品は賃貸のアパートやマンションなどで使われていて
ほとんどが無地です。
中級品は色も柄も山のように種類があり
分厚い見本帳を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
一般的には中級品の中から選びます。
そして、材料費に加えて
施工の費用がかかるわけですが、
平米単価600円のところもあれば、900円のところもあるなど
その費用は地域や依頼する面積によっても様々です。
自然素材の塗り壁は、ビニールクロスの何倍高い?
ビニールクロスの材料費や施工費用に開きがあるように
塗り壁の価格も、その質によって価格にバラつきがあります。
「ビニールクロスの何倍の価格だったら、
塗り壁にしたいですか?」
以前アトピッコハウスで行ったアンケートでは
ビニールクロスと比較をして
1.5倍から2倍くらいの金額で塗り壁にしたいという回答を頂きました。
ですが正直なところ
2倍程度の価格差で塗り壁にするのはとても難しいのです。
コストパフォーマンスを考えれば、
自然素材の塗り壁は高くない。
探せば安価な塗り壁もありますが、
商品を選ぶ際は
ぜひ塗り壁にしたい動機を整理してみて下さい。
塗り壁なら何でもいい!という方は別ですが、
塗り壁を望む人の多くは
自然素材の心地良さ、調湿機能、消臭効果
塗り壁ならではのパターン(塗り模様)、陰影の美しさなど、
それぞれ期待している部分があると思います。
耐久性もビニールクロスのように
5年で破れて薄汚くなることはなく、
経年変化の味わいが楽しめるのも塗り壁の魅力です。
価格だけを比べてしまうと
高くて手が出ないと思われるかもしれません。
ですが、多くの時間を過ごす部屋の内装材
家電やキッチンをワンランク上のものにするのなら、
お部屋全体の壁をワンランク上のものにしてみませんか?
そんな選択肢もあっていいと思います。
アトピッコハウスでは3種類の塗り壁を扱っています。
機能や見た目、予算に合わせてお選びいただけます。
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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。