自然素材のお手入れ方法
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの尾崎奈苗です。
おおらかに構えましょう
先日、かかりつけの歯医者へ、
子供連れで定期健診に行ってきました。
ひと昔前までは、
歯医者は虫歯になったら行くところ、という概念がありましたが、
今は問題が無くても3-4ヵ月に1度は医師に見せて
口内のメンテナンスをするのが一般的になってきました。
私が子供の頃は、
消毒臭の立ち込める、薄暗い雰囲気の歯医者は怖い、という印象でしたが、
今はどこも明るい雰囲気で、
子供はご褒美のかわいい消しゴムなんかもいただけたりして、
すっかり嫌な印象はなくなりました。
そのおかげで、我が家の子供たちも
全く嫌がることなく通院してくれるので、助かっています。
ただ、毎回、歯の磨き方を注意されてしまいます。
毎日の歯磨きさえきちっとしておけば、
あとは定期検診のみで、
面倒な通院は要らなくなります。
要は、毎日のこまめなお手入れが大切なのです。
アトピッコハウスでは、
「自然素材はお手入れが大変ですよね?」
という内容のお問合せを
いただくことが多いです。
新しい家やリフォームの際に
無垢のフローリングや、珪藻土塗り壁の導入を考えたとき、
契約している施工会社から、
「自然素材はメンテナンスが大変だから」
と、反対されることもしばしばあるようです。
では、実際のところ、どうなのでしょう。
無垢フローリングは、
・掃除機をかけるか、フローリングワイパーで乾拭きする
・こぼしたらすぐに拭き取る
・たまに「こめっとさん」でお掃除
床用クリーナーの「こめっとさん」は、
水で希釈したものを床にシュシュっと吹きかけ、
乾雑巾やワイパーで拭くだけの、簡単商品です。
たったこれだけのことなので、
合板フローリングのお手入れと、なんら変わりありません。
自然塗装されたフローリングは
何年かすると塗装が剥がれてしまうとの声も聞きます。
確かに、経年により少しずつ剥がれていく可能性もありますが、
もともと植物由来の目立たない塗装ですので、
剥がれてもあまり分かりません。
それに、毎日生活していく上で
例えば足の裏から出る自然の油などが
塗装代わりになっていたりするのです。
なので、わざわざ自分で再塗装する必要も
特にないのです。
UV加工のフローリングは、
表面を完全に膜で覆うので、
汚れや水をはじきやすい分、お掃除もより簡単です。
ただ、鋭利なものを落としたりすると塗装が剥がれる可能性もあり、
その場合、ご自分での塗装は難しくなります。
どちらの塗装を選ぶのかは
生活スタイルによっても異なりますので、
サンプルをご覧になって、ぜひ比べてみてくださいね。
それから壁材について。
塗り壁も、布クロスも、拭き掃除はできません。
そこを欠点と取る方もいらっしゃいますが、
私自身、自宅のビニールクロスを
拭き掃除することって、実はあまりありません。
それに、塗り壁も布クロスも、
静電気が発生しないので、
ビニールクロスよりもホコリが付きにくいのです。
もし少し汚れがついてしまったとしても、
時間が経つにつれて周りと馴染んでいき、
あまり気にならなくなるのも、自然素材の特徴です。
自然素材は、100%完璧なものではないけれど、
それは新建材だって同じ。
利点もあり、欠点もあり、
どちらを選ぶのかは自由です。
でも、お手入れについては大変ではなく、
おおらかな気持ちで使われても大丈夫だと思います。
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