アトピッコハウス ブログ
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ほんものたたみのワラ床

稲ワラ調達の季節です

2015/09/25
2021/04/21

こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの手島 ふみ子です。

食料品店では、新米が売り出され始めましたね。

ほんものたたみのワラ床

我が家では、田舎から玄米を30キロの米袋で送ってもらい、
都度、精米機にかけて食べています。

米袋は冷蔵せず、竹籠に入れて室内に置きっぱなしなので、
梅雨を越したころから、においが強くなってきてしまいます。

ですから、食卓ではこの季節になると、
新米特有の澄んだ香りに毎年感動の声が上がります。

さてさて、お米を収穫するときに、
同時に収穫されるものとは何でしょうか?

答えは、「ワラ」です。

アトピッコハウスで、このワラが使われている商品が、
ほんものたたみ

使われている部分は、畳の芯の部分、床(とこ)。
昔からある、畳床です。

伝統的な畳の材料なのですが、
年々、このワラの確保が難しくなっています。

お米自体の生産量が減っていること、
稲刈り機での収穫で、ワラ床に加工できるワラが収穫できないことが
影響しています。

さらには、ワラ床を扱える職人さんが減少していることも
ワラ床の畳を希少にしています。

現代の手ごろな価格の畳のほとんどは、
ポリスチレンフォームなどを使用したもので、
たたみ本来の姿ではないのです。

ほんものたたみの、シンプルながら時間と手間をかけた
昔ながらの畳づくりは、HPで紹介しています!

こちらを見てみてくださいね♪

和室でランチタイム

この、ほんものたたみの素晴らしさ、
私たちスタッフは、ランチタイムに味わっています。

ワラ床の自然なクッション性は、ずっと座っていても
正座をしていても足が痛くならず、

畳表(イグサの部分)は、
何年もの間、毎日のように使用していても、
ささくれ立っている所が、見当たりません。

以前住んでいたアパートでは、
入居直前に表替え(イグサの部分を新調すること)して貰っていたのですが、

2年としないうちに、靴下にイグサのかけらが刺さるようになったり、
畳床も古いようで、あちらこちらで凹みが気になったりしました。

このような場合、メンテナンスが必要ですよね。

通常、5~6年おきに表替えをすれば、畳が長持ちします。

しかし、安い畳にすると、
5年を待たずに、ささくれ立ち、ボロボロな見た目になる上に、
畳床も、長くて15年程でダメになってしまいます。

対して、ほんものたたみのワラ床は、
きちんとメンテナンスをすれば、
少なくとも40年は活躍できる品質です。

今どき、和室1間作るにも贅沢という感覚になりつつありますが、
せっかく、その贅沢な和室を作るなら、
畳は昔ながらの、丈夫な「本物」の畳にしてみては?

ところで、自然素材の内装材を販売していると、
仕事で季節を感じます。

塗り壁の冬場の施工は室温や水温に気を付けなければなりませんし、
無垢の床は、湿気の多い夏にかけて膨張します。

購入の際にご案内する内容が、季節によって変わるのです。

野菜や果物を販売している訳でもないのに、
季節の変化を仕事から感じとることができることに、
楽しさとともに喜びを感じられます。

そんなアトピッコハウスの商品の中で、
とくに季節が影響するのが、ほんものたたみ。

新米を収穫する秋は、
ワラ床をお願いしている業者さんが、
稲ワラの回収する季節でもあります。

その間、ワラ床のほんものたたみは販売を停止します。
※ゼロホルム床のほんものたたみは通常販売です。

次の販売予定は、11月上旬を予定していますが、
お米の収穫の状況により前後します。

ここで回収された稲ワラは
1年以上かけて自然乾燥させた後にワラ床に加工されます。

来年以降のワラ床畳のために、
ご購入希望の皆様、しばらくお待ちくださいね!

無料で、資料・サンプル差し上げます

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

当社製品を取り入れた家作りをしたいとお考えの方は、
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