アトピッコハウス ブログ
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気持ち良い部屋は調湿性が決め手

2015/07/22
2021/12/09

こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの平野 亜矢子です。

湿気も空気も通す自然素材の気持ち良さ

素焼きの鉢は空気も水も程よく通す

梅雨がようやく明け、毎日早朝から
強い日差しが降り注ぐようになりました。

梅雨時期には、なかなか土の表面が
乾かなかったベランダの鉢植えが
朝水をやっても、夕方にはカラカラに
なってしまうほどです。

でもそのかわり、朝・夕と
きちんと水を遣りさえすれば
日差しをたっぷり浴びて
元気に育ってくれるので

私としてはこの時季は
実は管理が楽なのです。

逆に、梅雨時期の方が
管理が難しい。

種類にもよりますが、
大多数の植物は、土の表面が乾いたら
鉢底から水がたっぷり流れるくらいに遣る
というのがセオリーです。

しかし梅雨時期は、空気中の湿気が多いため
なかなか水が蒸発せず、鉢の中も
ジメジメした状態が続いてしまうのです。

水分過多になった鉢の中で起こるのは
「根腐れ」といって、植物の根っこが
過剰な湿気・水分によって
腐ってしまうという現象です。

特に、安く手に入るプラスチック製の鉢は
水分の逃げ場がなく、この現象が
起こりやすいのです。

人間が水の中で溺れているのを想像してもらうと
分かりやすいかと思います。

ジットリ湿った土の中で
「苦しいよ~!助けて~!」と
根っこが叫んでいる図を想像して
何だか申し訳ない気持ちになってしまいました。

そこで、試しに素焼きの鉢に
変えてみることにしたのです。

素焼きの鉢は、プラスチックの鉢に比べて
値段はすこし高いのですが、
これが効果てきめん。

空気も水分も程よく透過してくれるので
鉢の中が過湿状態にならず、
梅雨時期にダメになってしまう植物が
今年は一つも出ませんでした。

これって…何かに似ている。
そう、家の内装材です。

プラスチック製の鉢は、例えるなら
ビニールクロスの壁やクッションフロアの床。

外気からの湿気に部屋干しの湿気、
住まう人の出す水分で
特に梅雨時期は部屋が湿気で溢れます。

ビニールでできた素材は
水分も空気も遮断して通さないし
もちろん吸ってもくれません。

私たちは、プラスチックの鉢に
閉じ込められた植物のように
湿気で充満した部屋に
閉じ込められているようなものなのです。

一方、塗り壁や布クロス
無垢フローリングなどの
自然素材でできた内装材はというと

全て「呼吸する」といわれる素材。
空気も透過するし、余分な湿気も
吸ってくれます。

特に、珪藻土塗り壁「はいから小町」は
抜群の調湿性能を誇ります。

珪藻土塗壁 はいから小町

施工がしやすくて、大量に作ることができる
ビニールクロスや合板フローリングは
価格の面では心強いかもしれません。

けれど、住む人がずっと気持ち良く、
快適に、健康的に住まうことができる
「自然素材」を使った家づくり
結果的に一番施主様に優しい家づくりと言えそうです。

そうそう。
素焼きの植木鉢はもう一つ、
素敵な一面があります。

それは、鉢自体が水分を吸ったり放出したりする中で
しだいに苔が生えたりして味のある見た目に
なっていくことなんです。
苔がむして味わい深く変化した鉢

これがプラスチックの鉢だと
日光を浴び続けることで劣化し
醜いヒビや割れになってしまいます。
それが「味」になればいいのですが、
プラスチックの場合は単なる「ボロボロ」な状態にしか
見えないのです。

人間も植物も物も、あらゆるものが
「自然な」状態に生きていれば
歳を経ても健康的に美しく変化していけるんだなと

鉢植えの植物たちが教えてくれました。

自然素材の内装材も同じように
時とともに、味わいを深めて
変化していくものです。

家づくり真っ最中の皆さんも
美しく、健康的に、気持ち良く変化する
自然素材の内装材を取り入れてみませんか?

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