新築壁紙選びのお勧めは？

こんにちは！
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

この壁紙見本帳の中から選んでください。

私がハウスメーカーの営業マンをしていた頃の
30年以上前、

大きな見本帳を何冊も出して、
その大量の色柄サンプルの中から、

新築される方の壁紙を選んで頂いていました。

何百種類とあっても、ほぼ100％ビニール壁紙でしたから、
選ぶといっても、「色柄」だけでした。

ビニールクロスの中から、希望の壁紙を選んで
頂くことに、なんの疑問も持っていなかった訳です。

しかし、20年前にアトピッコハウスを創業し、
自社で壁紙を製造販売するようになりました。

アトピッコハウスは、シックハウス対策を専門とする
リフォーム会社として産声を上げ、

その後、畳、壁紙、フローリング、塗り壁材と、
自然素材の内装材専門のメーカーへと進化していきました。

壁紙は、相当早い時期に手掛けました。
それはビニールクロスの問題が相当話題になっていたからです。

ビニールクロスは、安いし、工事は簡単だし、
色柄も豊富だから全てが悪い訳ではありません。

しかし、耐久性や健康配慮といった意味においては、
問題も多かった訳です。

私も、アトピッコハウスを設立する以前から、
シックハウス問題を勉強していましたから、

知識も、生産者とのネットワークも
早い段階から構築していました。

壁紙は、「クロス」という位ですから、
もともとは「布」でした。

しかし、布クロスは、価格が高い、丁寧な工事を必要とする。
そして色柄が単調などといったこともあって、

徐々にビニールクロスに押されて衰退していった訳です。

20年以上前の創業以前頃に知り合った
壁紙製造工場の方との出会いも、

貴重なご縁でした。

壁紙の文化、成り立ち、製造工程、原料、
ビニールクロスの問題点等々、

当時無知だった私を、ある一定のところに来るまで、
実に細かく丁寧に教えてくれました。

そして、アトピッコハウスを創業した際、
自社のオリジナル壁紙として、

今の「すっぴんクロス」のベースとなるものを
提供してくれました。

アトピッコハウスが壁紙メーカーとして
存在できるのは、

その当時のネットワークと、その製造工場の
協力があってこそなのです。

新築で壁紙を、どう選ぼうかと考えるのなら、
「色柄」だけではなく、

「素材」という、別の価値観で検討してみるのも、
いいと思います。

布クロスとか、織物壁紙という呼ばれ方をしますが、
布クロスこそ、本物の壁紙です。

丈夫だし、豪華だし、調湿性もあります。

ただ、ビニールクロスのように、
塗れ雑巾で拭いたりは出来ません。

といっても、壁紙を拭き掃除する人が、
どれだけいるのでしょうか？

それに、もし拭き掃除をしたら、
拭いた箇所だけ綺麗になって、

まだら模様になります。

すると、どこまで拭いても終わりのない、
「拭き掃除地獄」が待っています。

つまり、どうせ拭き掃除しないのなら、
「拭き掃除できない」布クロスの特性は、
別に欠点でも、デメリットでもないということになるのです。

といっても、「色柄」さえ、
気に入ったものにすればいいと考えている人や、

多少の割増し予算も計上したくない人には、
布クロスの魅力など、関係ない話ということになると思います。

しかし、新築の壁紙選びで、
素材を重視してみようとお考えの人であれば、
本物の布クロス「すっぴんクロス」の魅力も

理解頂けるかも知れません。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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