アレルギーを悪化させる化学物質は1,000種以上

こんにちは！
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

ホルムアルデヒドがアトピーや喘息等の症状を悪化させることは、
結構以前から分かっています。
気が付かないうちに、ホルムアルデヒドに触れ、
症状を悪化させているケースもあります。

ホルムアルデヒドは、
今回の規制以前にも問題になったことがありましたが、
新築住宅に関しては、2003年7月やっと規制された訳です。

つまりホルムアルデヒドは、
便利の良い薬品であり、様々な所に使われていたので、
研究も進み、「悪いと思いつつも使っていた薬品」なのです。

アレルギー症状を悪化させる化学物質は、
ホルムアルデヒドの他に、
1,000種類以上分かっているそうです。

気の遠くなる数で、何をどう注意していいのか分からなくなります。

だからこそ、
・有害だと分かっているものは使わない
・有害かも知れないものも使わない
という「予防原則」の考えに従うことが、
合理的というか、現実的なのだと思います。

新しい化学物質は、毎日数百単位で生まれているといいます。
しかし、「新しい化学物質」を作るよりも、
その化学物質の「安全性」や「毒性」を調べることの方が、
費用と時間がかかります。

化学物質を「作って使う」のが「企業」、
そして、もしその化学物質で健康被害を受けたら、
その「毒性を証明」しないとならないのは、被害を受けた「個人」
というのが、現在の行政です。

ユーロッパでは、新しい「化学物質規制」の流れが出来つつあります。
「化学物質」を製造販売する「企業」が、
自ら、その化学物質の「安全性」を証明しないとならないというものです。
日本も遠からず、その流れに巻き込まれるはずです。

化学物質の使用量を減らし、ケミカルレスな住まい方、暮らし方が重要ですね。

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