木目が揃った 無垢フローリング
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。
引き続き笑えない話です。
ごろ寝フローリングを張ったら、
木目の位置が違うというクレームを頂いたことがあるのです。
その時ばかりは目が点になりました。
木目というのは、柄ではありません。
そんなことは、
無垢フローリングに憧れがある人なら、
説明するまでもないことだと思うのですが・・・
合板フローリングの均一な色柄になれていると、
節の「柄」の位置
が違うということが気になるというのです。
節は、柄ではありません。
枝の跡です。
木は、同じ樹種でも、産地や、立っている斜面
日のあたり方、土壌の栄養分・・・
様々な要因で、1本1本個性が出てきます。
たとえ、1本の木でも、
芯に近い部分と、外側に近い部分では、
色も強度も違うし、
木目にも違いがでる。
さらには、製材の仕方で、木目の多い板目になったり、
木目の少ない柾目になったりと、
1本1本違うものが出来上がります。
だから、工事をする時には、
貼り付ける前に、仮敷き(並べてみて)して
色柄のパランスを整えてから、
固定していきます。
ごろ寝フローリングも1本1本個性的です。
合板フローリングは、
わざと違う感じの木目をプリントした紙などを張って
本物の無垢フローリングに近い感じを演出します。
合板フローリングにも、
本物に近づけるために、色々な工夫がされているので、
その辺りも、あらためてご紹介したいと思います。
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