「はいからさん」命名の秘密
今朝、子かまきりを探してみたが、1匹もいなかった‥。みな巣立ったのか、蜘蛛に食べられてしまったのか、その内、庭で会えるといいんだけど。
友だちがメルマガで「はいからさん」を紹介してくれました。先日神奈川新聞を見ていたら、「はいからさん」が発売されたという
記事が載っていた。
よく読むと知り合いのアトピッコハウスが出した、壁土(珪藻土)だった。
なぜ壁土が「はいからさん」なのかはわからない。
社長夫人の好みであることだけは確かだ。
そういえば先日「はいからさん」という、可愛いニューキャラクターを作って
いたのは知っていた。
それが壁土になるとは…
でも身体にいいので、皆さんも使ってみてくださいね。この友だち、自分を知らないらいしく、パパイヤ鈴木に対抗して、「オヤジダンサーズ」なるものをはじめて、早や4年?
チャンスがなく、私はまだ1度もみたことがないのだが、メンバーをみれば、だいたいが想像がつく。にもかかわらず、何故だか商店街のイベントにひっぱりだこで、神奈川県中を駆け巡っているようなのだ。
怖いもの見たさで、招待したいという商店街の会長さん、ご連絡お待ちしております。メンバーに加わりたい!と思ったそこの貴方!私に一言いっていただければ、ご紹介します。但し!羞恥心をなくさないと踊れないらしいよー。
さて、私の個人的趣向であることは、ある意味確かなのですが、その命名にはちゃんとした理由があるのです。
なので、「流行だから」とか「可愛いから」と安易に決めた訳ではありません。確かに、昔の着物が流行ったり、大正浪漫な雰囲気が受けているという事実は、「はいからさんって名前にしようかな」と閃いた後に色々調べて知ったのですが、私は『HOW TO』より『WHY』を大事にするタイプなので、そういう小細工は得意ではないし、嫌いかも~
「はいからさん」は大正から昭和初期にかけて使われていた塗壁を再現しようとしたところから、開発がはじまりました。
昔の建物を調査してみると、今のコンクリートとは異なる素材が使われていることがわかりました。でも残念ながら、地震大国日本、そして、古いものを大事にしない国民性からか、それ程、多くの古い建物が残っている訳ではありません。
そして、残っていてもその後の補修で、普通のコンクリートが使われてしまっていることも少なくありませんでした。
でも、文献を調べてみると、「液体のにがり」で固める素材が使われている‥。これって何だろう?というところから、「はいからさん」の開発がはじまったのです。
コンクリートがどうしてこんなに広まったのかはわかりませんが、この素材が消えていった理由は、輸入に頼っていた素材を利用していたことと、「にがり」を嫌ったことが大きいようです。
確かに、塩分を含んだ素材は、機械の劣化を早めたり、メンテナンスが面倒なことは容易に想像ができます。
また当時は、海水をそのまま利用していたこともあり、素材の仕上がりにバラつきがあったことも考えられます。
と、当時の苦労はモロモロ想像はできますが、現存していた壁の強度と耐久性は、目を見張るものがあったのです。
液体ニガリを粉末にしたら、少し安定したようでした。現場の土を、試しに珪藻土に替えてみたら、これが結構いい。どんどんその割合を増やしても、クラックが入らない‥。そして、珪藻土が沢山含まれているから、調湿効果も驚く程、高かった。
と、いうような経緯で「はいからさん」が誕生したのです。
大正時代の活気溢れる時代に負けないように、我が「はいからさん」も闊歩することを期待して、命名と相成りました。
アトピッコハウスの商品としては、初の覚えやすいネーミングとして大変好評で、名称って大事だな、と実感している今日この頃です。
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