クロス職人が左官仕事をするということ
クロス職人が左官仕事をするのは大賛成だけど、困ったこともある。先日、夫の実家近くで小町の施主指定の現場がありました。
へ~と内心喜んでいたのも束の間、フタを開けてみたらクロス職人さんが現場に‥。
もちろん塗り壁は初めてではないとのこと。
でも左官のイロハをご存じない。
例えば、時計回りに順番に塗る、こと。
クロスは、残った材料を効率良く使う為、とびとびに施工をすることがありますが、左官はしません。
塗り厚もなかなか均等にならない。
でも、クロス職人のご本人は
「自分はまだまだだから」と謙虚に受け止め、こちらの指導にもきちんと耳を傾けていただきました。
でも、出来ない。
はいから小町の施工は簡単です。
DIYでもOKなのですから、クロス職人上がりでもいいだろう、は大きな間違い。
お金を出す時に求める仕上がりと、
DIYとには大きな差があります。
だから、クロス職人が施工するから安いですよ
とキチンと説明すれば問題はないし、お客さんも喜びます。でも、ほとんどの場合、そこは抜けてます。
今回は大手ハウスメーカーでしたが、その部分を指摘すると
「でも施工できるでしょ」
とのこと。
そこが認識の違いです。とハッキリと伝えました。
施工指導というのは、コテの握り方を教えるものではなく、
材料の特徴を説明するためのもの。
左官のイロハを教えなければならない方に指導することはできません。
はいから小町は本物ですから
左官職人に施工してもらうことが基本なのです。
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