ご馳走
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久しぶりにデザイン変更。カッパです。
茶道話続きです
今、NHKの趣味悠々で裏千家茶道の「涼をみつける」という番組をやっています。湿度の高い日本の夏。クーラーのない時代、どうやって「涼を楽しんだのか」を学びながら現代に活かそうという全体のテーマかな、と勝手に解釈しながら、勉強しています。
今週は、茶懐石でした。
禅僧がひもじさと寒さから身を守るため、懐中に入れた「温石」を意味する懐石料理は、茶事で亭主が客をもてなすこころを盛り込んだコース料理。メインはもちろんお濃茶ですが、四季折々の旬の素材もいただくことができます。
茶懐石のお料理は、基本的に質素なものですが、最近は品数が増え、豪華になっているそうです。確かに、茶懐石に出席すると、次から次と強肴(しいざかな)が出され、もう食べられません!とギブアップしたくなることもシバシバ。
そんな状態を、少し指摘しながら、家元がご馳走という言葉の解釈についてコメントされていました。
最近は、高級な食材をあらゆる場所から取り寄せ、豪華な食事をご馳走という風潮があるようだがと、前置きをされて、
本来は「馬を走らせても早く届けたい」という、亭主自らがお客様のために、集め、工夫して調理するもの
正確ではないけれど、こんなような意味のお話をされていました。
私は常々、茶人はLOHAS人だと思っているのですが
(ここでいう茶人というのは、利休居士とか家元とか、そんな極めた人だけのことではなく、お茶を愉しんでいる人、という私みたいないレベルも含めています)
昨日の名水点でもみられるように、何かを新しく購入することよりも、毎日使っている道具を工夫して生活を愉しんだり、暑いからといって機械に頼る前に、温度は変わらなくても、お菓子で涼しさを演出することで、暑さが和らいだように感じるとか、夏に椿を生けることはせず、夏には夏の草花を愛でる、というようなことを脈々と続けている(続けようと努力している)ところが、LOHASだよな、と。
お取り寄せがブームとなって、各地の名物料理が手に入ることは嬉しい。でもこのブームに乗って、本来は賞味期限が短い物が、添加物を入れて、郵送できるようになったりしているのは、輸送エネルギーも無駄に使っているような気もするし、添加物の摂取量も増えて、そんなに良いことなのだろうか、と疑問に感じるところがある。
時々ならいいし、私も美味しいものを注文することがあるけれど、本来の「ご馳走」という意味は、違うんだよ、ということを、みんなが知るきっかけに茶道がなったらいいのにな、と思ったりしているのです。
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