室内飼い アトピーのリスク増!?
1歳になるまでにネコやウサギを飼っていた家庭の子どもは、アトピー性皮膚炎になるリスクが高いことが、国立成育医療センター研究所(東京都世田谷区)の調査で分かった。イヌではリスクは高くならず、同研究所の松本健治アレルギー研究室長は「アレルギー性疾患の発症を促すのは、ペットの抜け毛で増殖するダニだけではなく、ペットの種類に関係する別の原因がありそうだ。」と説明している。
ネコを屋外で飼っていた場合のアトピー性皮膚炎の発症リスクは、飼育暦のない場合とほとんど差がなかったが、室内飼育でのリスクは約1.6倍になった。ウサギやハムスターでは、リスクは最大で約3.1倍になった。これに対し、イヌは屋外、室内とも、ペット飼育暦のない場合と、ほとんど差がなかった。
また、一度発症した喘息が8歳までに治ったかを聞いたところ、ネコやウサギを飼っていた子どもは、飼育暦がなかったり、イヌを飼っていた場合を比べ、治りにくかったという。
ペットの種類によって発症リスクや治りやすさに差が出た原因は分かっていない。「現段階でネコやウサギを飼うのをやめても、どの程度発症リスクが下がるかは不明だ。ただし、発症を避けたいなら、新たに飼い始めることはやめた方がいいだろう」と話している。<毎日新聞 2006年6月11日 朝刊>
ワニガメが上野公園で産卵をしていたことが話題になりましたが、ワニガメに責任はありません。ペットとアトピーの関係も、調査していただくことは吝かではないのですが、ペットをむやみに排除したりすることがないように期待したいですし、冷静に考えれば、飼育をしなくても、飼育をやめても、どれぐらいのリスクヘッジになるのかは、まだ結局わかってはいないこと。
でも、こう活字になると妙に信憑性があるような気がするから心配‥
大学や研究機関は、調査することが得意なんだろう。
でも、その結果をどう扱うか、どう私たちの生活に活かされるのか、は関心がないように感じる。
随分前の話ですが、その頃かなり症状の悪かった成人アトピーで苦しんでいる方が、ネコを飼い始めて、すごく体調が良くなった、という例がありました。
ご主人の帰りが遅く、いつも1人でいることが多かった彼女に、話し相手ができた、という感じだったんだと思います。
もちろんアレルゲン対策は重要だけれど、それだけしか注目しないことには問題がある。アレルギーや気のせいではけっしてないけれど、病は気からという言葉も、こういう事例があると重みを増す。
アンケートに協力してくれた方々の、生活全部を数値で表わすことはできない、ということを忘れないようにしたい。
ちなみに、ネコを飼い始めた彼女。
調子にのって、2匹にしたら大変なことになり、あえなく里子に出したという落ちがついています。
こういうことも、実際にやってみないとわからないことだし、単なる数値を纏めたものより、現実味があると思うのだが、どうでしょう。
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