よく頑張りましたね
絵門ゆう子さんが亡くなられましたlivedoor ニュース
私は、彼女の闘病生活から、色々な視点を持つことの大切さを改めて教えてもらいました。TVや雑誌等で耳かじり程度の知識ですから、彼女の苦しさや、苦労を理解できるわけもないのですが、治療に対する考え方や、生き方を学ばせていただくことができたと思います。
私が知っている部分というのは、ガンと告知された時、西洋治療を拒否し、民間療法を取り入れ、紆余曲折の末に、聖路加病院の門を叩いたという経緯です。
元々、お母様がガンを患われ、辛い抗ガン剤治療の末、苦しみながら亡くなったのをマジかに見られ、ご自身も同様の状況に遭遇した時には、迷わず西洋医学を拒絶。
数々の民間療法を巡ったものの改善せず、数年後に西洋治療を受け入れられたそうです。
ガンと私のアトピーとは、全く比較にならないのですが、私の10年前に(その時も10年ぶりぐらいに悪化したら、10年周期でそうなるのかも~)爆発したとき、ここでまた西洋治療を受けたらら、二度と抜けられない蟻地獄に落ちていく、という考え、西洋治療を頑なに拒みました。
そう考える背景には、色々な角度から物事を見ることができない自分と、西洋医学の未熟さの両方があったと思います。
小さい頃から皮膚科に通っていた私は、今思えば、大学病院の有名医師の治療を受けさせてもらったりもしていたのですが、彼らから丁寧な説明を受けた、という記憶がほとんどありません。思春期になって1人で病院に通うようになっても、今のようなインフォームドコンセプトなんて全くなく、薬だけもらいにくだけなら、薬局で充分ジャンと、思ったものでした。
自分の薬のつけ方も悪かっただろうし、医者の薬の選び方にも問題があったと確信していますが(だいたい状態もみずに薬だしてわかるんかい)、医者の薬で改善した、という実感は全くありませんでしたし、不信感だけが膨らんでいきました。
それが10年前には、医者もステロイドについて随分と丁寧に説明してくれるようになっていましたし、また最近は、患者が望めば、民間療法ではない様々な治療方法が選べるようになりました。
そして、説明も本当に丁寧だし、通院も楽しくはなかったけど、病院に通う必要性を実感できることができました。
ま、たまたま良い医者に巡り合えただけかもしれませんが、相対的に私の子供の頃よりは、医者が人間っぽくなっていると思います。
絵門さんも、ご主人につれられて病室に入った時、「よく頑張りましたね」と医者に声を掛けられ、つき物が取れた、というようなことをおっしゃっていました。
一般的に考えると、そういう状況だと怒られます。
何故、病院に通わなかったのか
どうして効果が立証されていない民間療法に頼るのか
となじられるので、萎縮してしまって医者とのコミュニケーションがとれません。元々、君とは相性が悪いと予想していたけれど、やっぱりダメみたい。となるのです。
よく頑張りましたね
そうそう、私達は、私達なりの解釈で頑張っているのです。
でも、そうやって声に出してくれる医者と出会えない人が多い。
だけど、そういう医者もいるんだから、一緒に頑張っていけばいいんだよ、意固地にならずに多くの意見を取り入れて自分の物にしていったらいいんじゃん。
もっと自由に考えたら楽になるんですね。
そんな彼女を陰で支えられたご主人もすごいです。
本当は、病院に通ったらいいのに、と思いながら口には出さず(多分聞く耳を持たないからですね)、ご自分1人で聖路加病院を受診し、相談されていたのです。そして妻の樹が熟した時に、そっと手を差し伸べる。
押し付けでもない、本当の優しさです。
口に出すことは簡単なんです。黙って見守ることって、本当に難しい。
チョコレートを食べつづける夫をついつい怒鳴りつける私。
うーエハラーMrs.アン、人生修行、今日も頑張ります。
絵門ゆう子さんのご冥福をお祈りします。
いつか、どこかでお会いできますように。
ブログランキングに登録をしています。
応援クリック1回、よろしくお願いします。
*******************************************************************
さて、イベント情報専用ブログを立ち上げました。
今まで、掲示板をご活用いただいた皆様、本当にありがとうございます。
ブログの名称は、今までの掲示板と同じ「あとぴっ子広場」。直接投稿はできなくなりますが、引き続きご愛用いただければ嬉しいです。
http://blog.livedoor.jp/atopico_hiroba/
無料で、資料・サンプル差し上げます
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
当社製品を取り入れた家作りをしたいとお考えの方は、
無料の資料をご請求頂き、工事を依頼される業者さんに、
アトピッコハウス製品を使って欲しいとご依頼ください。