マンションでは防音対策を!快適な暮らしの為に大切な事
日常には様々な音が存在します。
素敵な音楽や人々の楽しそうな笑い声、川のせせらぎの音、小鳥の鳴き声など…今挙げた音は多くの方は「騒音」とは感じないかもしれません。
しかし、これらの音も聞く人によっては「うるさい・不快・騒音」と感じる方もおり、それくらい「音」というのは聞く人によって捉え方・感じ方が違うということです。
その為、「音」という事に一人ひとりが意識を持って日々生活をする事がトラブルなく快適な暮らしをするためには大切になりなす。
アトピッコハウスには床の防音材「わんぱく応援マット」があり、床の防音対策に最適な遮音性能を持つマットです。
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目次
- 1 マンションでは防音対策が必須
- 2 マンションではどんな音がトラブルになりやすい?
- 3 マンションの防音対策をする際に知ってほしい『音の種類』
- 4 マンションで響く「床の衝撃音」の種類とは?
- 5 マンションでは足音がトラブルになりやすい
- 6 マンションのフローリングは響きやすい
- 7 マンションの防音対策方法とは
- 8 外部からの騒音を防ぐにはどんな防音対策がある?
- 9 マンション防音リフォーム工事の費用はどれくらいかかる?
- 10 賃貸マンションやアパートでの防音対策方法
- 11 入居前に知ってほしい防音性が高いマンションの選び方
- 12 マンションの防音対策には近隣住人とのコミュニケーションも重要
- 13 まとめ
- 14 よくある質問
- 15 無料で資料・サンプルを差し上げます
マンションでは防音対策が必須
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの伊藤です。
「音」はその人によって「心地よい・不快」など捉え方が異なりやすいです。
その為、多くの人々が住むマンションなど集合住宅で起きるトラブルの原因上位に「騒音トラブル」がランクインしています。
一度騒音トラブルに発展してしまうと、「苦情がこないかな」と日々不安な気持ちになったり、家にいるのが苦痛になったりしてしまいますよね。
さらに騒音はマンションの室内からだけではなく、外部からも入ってきます。
音のせいで睡眠不足になってしまったり健康にも影響が出てしまう事もあります。
そうならない為にも「自分(家族)が出す音を外部に聞こえないようにする為の防音対策」と「外部(他人)が出した音を内部に入れないようにする為の防音対策」が大切になります。
事前にしっかりと「音」や「防音」についての知識を持ち、最適な防音対策を実施する事が重要です。
マンションではどんな音がトラブルになりやすい?
マンションでは以下の音が騒音トラブルに発展しやすいとされています。
・足音
・話声やテレビの音
・ペットの鳴き声
・物を落とした時の音
・楽器の音
・家電の音
これらの音は隣の部屋や上階・下階の部屋へ伝わりやすく、上下階や隣の住人との騒音トラブルの主な原因として挙げられます。
マンションの防音対策をする際に知ってほしい『音の種類』
どんな音がトラブルになりやすいか紹介しましたが、これらの音は音の種類によって効果的な防音対策方法が異なります。その為、まずは音の種類について知る事が防音対策の第1歩となります。
音は空気の「振動」によって伝わります。そして主に「空気伝播音」と「個体伝播音」の2つの種類に分類されます。
ではその違いを詳しく見ていきましょう。
音の種類1:「空気伝播音」
まず一つ目は「空気伝播音」と呼ばれる音です。
これは、テレビやステレオの音、話し声、ペットの鳴き声、楽器の音などが挙げられます。外部からの音だと、車のクラクションや踏切の音、飛行機の音などがあります。
「空気伝播音」は音源から発生した音が空気中を振動しながら伝わり耳に届く音で、窓や壁を透過して聞こえる音も含まれます。
「空気伝播音」の特徴として、音源から距離が遠くなればなるほど音は小さく聞こえます。
音の種類2:「個体伝播音」
二つ目は「個体伝播音」と呼ばれる音です。
これは、足音やジャンプした時の音、椅子やテーブルを引いた時の音、などが挙げられます。外部からだと、車のエンジン音、電車の走行音など地面に触れている音が振動として伝わってくる音です。
さらに楽器でも床に設置して演奏するピアノやドラムなどは打撃音が床に伝わるため「個体伝播音」にもなります。
「個体伝播音」は、音源から発生した音が壁や床、さらに天井などに振動や衝撃が伝わって聞こえる音で、距離が関係なく減衰しにくく思った以上に遠くまで伝わるという特徴があります。その為「空気伝播音」よりも防音対策が難しいとされています。
アトピッコハウスの床防音材「わんぱく応援マット」は遮音等級最大Ⅼ40の基準を満たした遮音材で床の騒音対策に適しているマットです。
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マンションで響く「床の衝撃音」の種類とは?
先ほどご紹介した「個体伝播音」ですが、その中でも足音などマンションの床に響く音を「床衝撃音」といいます。
この「床衝撃音」はマンションなどの集合住宅に住む際には重要なもので、騒音トラブルにならない為にも床の防音対策はとても大切になります。
ではこの「床衝撃音」の種類も詳しく見ていきましょう。
マンションで響く音1「軽量床衝撃音」
まずは「軽量床衝撃音」と呼ばれるもので、室内でスプーンなどの軽い物を落とした時の「コツン」という音や、スリッパを履いて歩いた時の「パタパタ」という音のように比較的軽く高い音の事を指します。
「軽量床衝撃音」の遮音性能は床の構造や床表面の仕上げによって異なります。
マンションで響く音2「重量床衝撃音」
もう一つは「重量床衝撃音」と呼ばれる音で、足音や子どもがジャンプしたときの「ドンドン・ドスン」という鈍く低い音を指します。
「重量床衝撃音」は大きなエネルギーが発生するためマンションそのものの構造が大きく関係します。そのため足音などの「重量床衝撃音」の防音対策をする際は、まず防音したい建物の構造をよく知ることが大切になります。
マンションでは足音がトラブルになりやすい
先ほど出てきた足音などの「重量床衝撃音」はマンションの構造が大きく関係します。
この構造というのが、「コンクリートスラブ」というものです。コンクリートスラブとは、マンションやビルなどのコンクリート造の建物の床や屋根に使われる鉄筋コンクリート製の板の事です。
足音などの「重量床衝撃音」を軽減するにはこのコンクリートスラブの厚さが重要になり、厚みがあるほど下階に響く音は軽減されます。
鉄筋コンクリート造のマンションで、このコンクリートスラブの厚さがしっかりあるマンションは防音性が高いと言えます。その逆で鉄筋コンクリート造のマンションでもコンクリートスラブの厚みが薄かったり、軽量鉄骨や木造の建物だと防音性は低くなり足音が下の階まで響きトラブルの原因になってしまいます。
床の防音対策をする際は、まずは自分が住んでいるマンションの構造が何なのか確認する事から始めましょう。
マンションのフローリングは響きやすい
近年のマンションでは床はフローリングが主流となっていますが、このフローリングが音の響きやすさに関係している事はご存知でしょうか?
フローリングは硬い素材で作られている事が多く、畳やカーペットに比べてクッション性が少なく音の衝撃を吸収できず、結果下の階へ音が伝わりやすくなります。
そして、床からの衝撃音が壁や天井と伝わり、上階や隣の部屋にまでも音が伝わってしまうため、フローリング床にはしっかりとした防音対策が必要になります。
アトピッコハウスの床防音材「わんぱく応援マット」はフローリングの下に敷き込むだけの簡単な施工で大きな防音効果を発揮し、足音対策に最適なマットです。
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マンションの防音対策方法とは
音の種類などがわかった上で、場所別の効果的なマンションの防音対策をご紹介します。
マンション床の防音対策
騒音トラブルになりやすい床の音ですが、音によって対策方法が異なります。
まずは物を落としたときやスリッパを履いて歩いた時などの「軽量床衝撃音」の防音対策方法として、カーペットやジョイントマット、コルクマットを敷くことがすぐできる対策方法となります。これらのマットはホームセンターなどでも手に入り、値段も比較的お手頃なものも多いです。
ジョイントマットやコルクマットはサイズ展開も幅広く防音したいお部屋の広さに合わせて使用することもできるのがメリットです。しかし、厚みが少ないと衝撃を吸収できず音が響いてしまうので、購入する際はマットの厚みを確認しましょう。
一方、足音などの「重量床衝撃音」を防音対策したい場合はジョントマットやコルクマットでは音を防ぐのは難しくなり、床の遮音材や防音マットを敷くのをおすすめします。
防音マットは、クッション性がある重く密度も高いマットで足音などの防音対策に適したマットです。しかし、防音マットにもたくさんの種類がありどれを使用すればいいか分からない・・・という場合もあるかと思います。
その際は、防音性が高いか低いかを示す「遮音等級L値」を確認すると良いです。
「遮音等級L値」とは上階の床で生じた音が下の階でどのくらい聞こえるかを示した基準値になります。
L値はJ I S(日本工業規格)に基づく方法で実験室で測定したデータから実際の現場で遮音性能を推定したものです。「L」の後ろには数字が入り、この数字の数が小さければ小さいほど遮音性能が高いことを示しています。
日本建築学会ではマンションなどの集合住宅では「L 40〜45」程度が望ましいとされているので防音マットを購入する際や防音リフォーム工事を行う際はしっかりチェックをしましょう。
アトピッコハウスの床防音材「わんぱく応援マット」は他の床材と組み合わせて使用する事で遮音等級L40の遮音性能を発揮するため、「軽量床衝撃音」の防音対策に最適なマットです。
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マンション壁の防音対策
人の話声やテレビの音を防音したい場合はまずは壁の防音対策をしていきましょう。
壁の防音対策で有効なのが、吸音パネルを壁に貼ることです。吸音パネルとはその名の通り音を吸収するパネルのことで、音がパネル内に入ると中にある吸音性能がある素材とぶつかり摩擦が起こることで音を軽減させることができます。
注意点として、吸音パネルや吸音素材の防音材だけでは全ての音を吸収することは難しいです。その為、遮音材など他の防音材と組み合わせて使用することが大切になります。
手軽にできる対策としては、防音したい壁側に家具を置くことや、テレビなどの置く位置を隣の家の壁に面していないところに置くなども効果があります。
マンション窓やサッシの防音対策
部屋の中の音を外部へ漏らさないようにしたり、外部の音を部屋の中へ入れないためには、窓やサッシの防音対策も必要になります。
まずカーテンを防音効果のあるものに変更するだけでも効果が期待できます。防音カーテンは遮熱効果や遮光性がある商品も多いので、厚さ対策などにも効果があり一石二鳥です。
窓枠には隙間テープを貼ることでも防音対策になります。窓は締め切っていても、窓同士が合わさっているところではわずかな隙間ができます。そこから音が漏れてしまうこともあり、そこに隙間テープを貼ることで音漏れを防ぎ、冬は外部からの冷気も入らないようにできます。
隙間テープはホームセンターなどでも手軽に購入できるため費用も抑える事もできる便利な防音対策グッズです。
更にもっとしっかり対策したい場合は、費用はかかってしまいますが窓を二重サッシにすることで高い防音効果を発揮します。
マンションドアの防音対策
自分が思っているよりも音が漏れやすいドアもしっかりと対策が必要です。なぜなら、ドアの下は空気を通すため隙間が少なからず開いており、更にドアは壁に比べ厚みも薄いからです。
そんなドアの防音対策方法として、ドアの下に隙間シートを貼ったりドア自体に吸音シートを貼ることがおすすめです。
吸音シートは工事現場などの騒音対策にも利用されており、素材も様々な物があります。断熱効果を兼ね備えたものなど種類も豊富なので、お部屋のインテリアや音漏れの状態に合わせて選ぶと良いでしょう。
更に高い防音効果を求める際は、ドアを防音ドアに取り換える方法もあります。費用はかかりますが、防音用のドアは気密性もあり高い防音効果が期待できるので、楽器演奏をする場合などはおすすめです。
外部からの騒音を防ぐにはどんな防音対策がある?
音は外部からも入ってきます。交通量の多い道の側や人通りの多い道沿いの家だとやはり外の音が気になりますよね。
手軽にできるものとしてまずは「窓」の防音対策をしましょう。
隙間テープを使用し窓の隙間を減らし、更に厚みや重みがある防音カーテンを取り付けることで窓から入る外部音を防音できます。
集合住宅の建物内から聞こえてくる音もあると思います。これは音の種類によって対策方法も変わってくるので、どんな音が聞こえてくるか?など騒音の種類と特性を見極めて防音対策をすることが大切です。
マンション防音リフォーム工事の費用はどれくらいかかる?
防音リフォームにも様々な方法があり、その方法によって工事の期間や費用が異なります。
まず床の防音リフォームの代表的な一つとして「既存のフローリングの上に床材を重ね貼りする」という方法があります。
これは今あるフローリングの上に防音性能のある床材を重ね貼りするだけなので、施工期間が短く費用も抑えることができます。
二つ目は「フローリングそのものを張り替える」方法です。これは既存のフローリングから防音性能の高い床材に張り替えることで防音効果を高めます。この方法は、既存のフローリングを剥がすことから始めるので、重ね貼り方法に比べると施工日数や費用も多くかかります。
壁の防音リフォーム方法として、「壁の内側に吸音性や遮音性のある防音材を挟み入れる」ものがあります。これらは一般的には18万〜25万円ほどの費用がかかるとされます。さらに本格的な防音室を設ける場合は数百万円ほどの費用が予想されますので、一度専門業者と相談してみてください。
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賃貸マンションやアパートでの防音対策方法
賃貸のマンションや木造のアパートだと大きな工事を実施するのは難しいです。そこで、賃貸マンションなどでも出来る防音対策方法をご紹介します。
賃貸マンションの防音対策方法1:家具の配置を変える
ます一つ目は音が気になる壁に面して、タンスや本棚を置くなどして音を遮断する方法です。
そしてその棚の中に本など中身をしっかり入れることで遮音効果が高まります。
家具を置く際のポイントとして壁にぴったり付けて置くのではなく、少し隙間を開け空気の層を作ることで音が伝わりにくくなります。
賃貸マンションの防音対策方法2:防音カーテンを使用する
防音カーテンは退去時には取り外すことができるので、賃貸マンションでの窓の防音対策にはおすすめです。さらに防音カーテンの効果を上げるためにも窓枠を隙間テープで塞いだりするとよいでしょう。
賃貸マンションの防音対策方法3:防音マットや防音カーペットを床に敷く
賃貸では床を張り替えることはなかなか難しいため、床の防音対策には防音マットや防音カーペットを敷くことで対策をしましょう。
椅子を引くときの音が気になる場合は椅子の脚に専用のカバーを取り付けたりすることで防音効果があり、さらに床の傷も防ぐこともできます。
更に足音対策には歩き方を気をつけたり、スリッパを履くだけでも音が軽減されます。
入居前に知ってほしい防音性が高いマンションの選び方
そもそも防音性の高いマンションとはどんなものなのか?選び方などをご紹介します。
これからマンションを購入する方や入居を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
鉄筋コンクリート造のマンション
やはり鉄筋コンクリート造の建物は一番防音性が優れています。
なぜなら、鉄筋コンクリート造は鉄の骨組みの中にコンクリートを流し込んでいるため壁の密度が高く、生活音が周りの部屋に伝わる事が少ないため防音性が高いといえます。
防音性が高い建物の構造の順は、鉄筋コンクリート造(RC造)>鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)>鉄骨>木造 となるので、マンションを選ぶ際はチェックしてみてください。
床のコンクリートスラブの厚さが18㎝以上ある
コンクリート床スラブの標準の厚さは15~20㎝となります。防音性の高いマンションではこのスラブ厚が18㎝以上とするのが一般的となっています。
子どもの走り回る音だと20㎝以上の厚みがあればほぼ気にならない程度になります。
壁の厚みが15㎝~18㎝以上ある
コンクリートの壁の厚みは15㎝~18㎝以上だと話声やテレビの音などの「空気伝播音」は気にならない音量になります。
ドアやサッシの遮音等級が「T2」以上ある
「T値」というのはドアやサッシの遮音性能を表す指標となるもので、「T1〜T4」までの4段階の等級があります。「T値」は数字が大きくなればなるほど遮音性能が高くなります。そのため、「T1」だと一般的な生活音の防音が期待できますが、更に高い防音効果を求める場合は「T2」以上の値を目安にするのが良いでしょう。
間取りも重要
防音性が高いマンションを選ぶ際には間取りも大切になります。
居室同士が隣合わせになっていないような物件は、隣の音も聞こえにくいといえます。
例として、隣接する部屋同士の間にクローゼットや押し入れがあると隣の部屋と距離ができ音が伝わりにくくなる為、マンション物件を見るときは間取りを必ずチェックしましょう。
さらに水回りの音は思ったよりも響くので、トイレや浴室などが隣接した間取りがおすすめです。
楽器使用やペットは可なのかをチェック
防音性が高いマンションを選ぶ基準として、他の住人が出す音がどんなものかでも大きく異なります。
まずはマンションの管理規約を確認し、「楽器演奏可」や「ペット可」なのかなどをチェックしましょう。
部屋の階数や位置を確認する
建物の構造や規約をチェックし、さらに高い防音性を求めるのであれば部屋の階数や位置もこだわると良いでしょう。
小さいお子さんがいる方だとはやり最下階がおすすめです。足音は床から伝わるので、最下階に住む事で騒音トラブルになるリスクも減るでしょう。
そして「他の住人の音に悩みたくない」という方は最上階や、隣接する部屋が少ない角部屋がおすすめです。
マンション周辺の環境チェックも大切
騒音はマンション内からだけではなく、外部からの騒音が不快になる事もあるのでマンション周辺の環境も確認をしましょう。
近くに線路や工場などがあれば電車の走行音や作業音などが聞こえる事もあります。
さらに昼間と夜間では聞こえる音も変わることもあるので、入居前に時間を分けてマンション周辺をチェックすることをおすすめします。
マンションの防音対策には近隣住人とのコミュニケーションも重要
ここまでマンションの防音対策方法や防音性の高いマンションの選び方などを紹介してきましたが、全てを完璧におこなったとしても騒音トラブルになってしまう事もあるかと思います。
その為、常日頃から他のマンション住人とのコミュニケーションを取っておくこともとても大切です。どんな人が住んでいるのか?どんな家族構成なのか?などお互いの事を把握しておくことで信頼や思いやりの気持ちが生まれたり、知っている人の生活音なら多少は気にならない、という事もあります。
「顔を合わせたら挨拶をする」「マンション内のルールをきちんと守る」など基本的な事ですが、とても大切な事でもあります。
まとめ
今回はマンションなどの集合住宅で快適に暮らす為の防音対策方法などをお伝えしました。
マンションの防音性は建物の構造が大きく関わってきます。
その為、効果的な防音対策をするには今自分がどんな構造のマンションに住んでいるかを知った上で、さらに防音したい音の種類を把握する事が大切です。
今まさにマンションの防音対策をしたい!と考えている方や、これからマンションに住もうと思っている方にも参考になれば幸いです。
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よくある質問
マンションで床の防音対策が必要なのは何故ですか?
マンションの2階以上に住む際は足音が下階に響いてしまうため、騒音トラブルになりやすく床の防音対策は必須と言えます。さらに足音はラグやカーペットを敷くだけでは防音効果はありません。そのため、トラブルになる前に遮音性能の高い防音マットを敷いたり、床の防音リフォームすることがとても大切になります。床の防音材「わんぱく応援マット」は他の床材と組み合わせて使用することで、足音対策にも効果的な遮音等級L40の遮音性能を発揮します。
賃貸マンションで床の防音対策する方法は?
賃貸マンションだと壁に穴を開けたり、床を取り外すような大きな工事は出来ません。
そのため、壁には剥がせるタイプの防音シートなどを貼ったり、防音したい側の壁に大きな家具を置くことで音を外部へ漏れるのを軽減させてくれます。
床にはフローリングの上に防音性のマットを敷くことで対策が可能です。床の防音材「わんぱく応援マット」はフローリングの上に敷き込むことができる防音マットです。
防音性の高いマンションとはどんなものですか?
マンションに入居する前や購入契約をする前に知っておきたい防音性の高いマンションのポイントがいくつかあるのでご紹介します。
・構造が鉄筋コンクリートの建物
・床のコンクリートスラブの厚さが18㎝以上ある
・壁の厚みが15㎝~18㎝以上ある
・ドアやサッシの遮音性能が「T2」以上ある
・楽器使用やペットは可なのかをチェックする
その他にも、マンション周辺の環境を確認したり、マンションの住人の年齢層や家族構成を把握しておくことも大切になるので分かる範囲でリサーチをしておきましょう。
マンションの床防音対策をする際の注意点はなんですか?
日本建築学会ではマンションなどの集合住宅では床の遮音等級「L 40〜45」程度が望ましいとされています。そしてマンションにはマンションごとに管理規約があり防音対策をする際はその規約を守らなくてはなりません。床の防音対策を実施する際はまずは管理規約の確認をしっかりおこないましょう。
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