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ウォルナット

無垢フローリング「ウォールナット」の魅力と特徴とは?

2024/09/26
2024/09/26

木の温もりや美しさを感じられることで人気の無垢フローリングは樹種によってその見た目や特徴は大きく異なります。
今回は、高級家具材や楽器、内装用建材そして床材としても多く利用されているウォールナットフローリングについて詳しく見ていきましょう!

よく耳にする木の種類・ウォールナット

ウォルナット

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの成川です。
「ウォールナット」という木材の名前、意外とご存知の方も多いのではないでしょうか。

落ち着いた深みのある黒っぽい色合いから、高級感のあるおしゃれな雰囲気を出すことができる木材です。
そのため、近年、無垢フローリングはもちろん家具でもよく選ばれる人気の木材です!

アトピッコハウスの無垢床「ごろ寝フローリング」は無垢材のフローリングです。
調湿性能もあり、経年変化が美しいです。

ウォールナットもある「ごろ寝フローリング」の詳細はこちら

ごろ寝フローリング

ウォールナットってどんな木?

ではウォールナットとはどんな木なのか詳しくご紹介しいたします。

ウォールナットはクルミの木

日本国内で一般的にウォールナットと呼ばれるのは、アメリカ~カナダを中心とする北米原産の「アメリカンブラックウォールナット」を指します。
広い意味ではクルミ科の広葉樹で、木の実が食べられることでも有名です。
しかし、日本の鬼クルミなどとは同種ですが、木目や色味は全く違うものです。

世界三代銘木の1つ!

ウォールナットは世界三大銘木として「チーク」、「マホガニー」に並び人気のある樹種です。
古くから高級銘木の一つとして世界的に人気であり、ホテルやリゾートなどラグジュアリーなシーンで使われることで知られ、今でも人気を博しています
ちなみに世界三大銘木とは、希少性や機能性、美しさなどが評価された木のことです。
ウォールナットは知名度の高さはもちろん実力も兼ね備えているということが分かりますね!

ウォールナットの特徴

深い色合いと整った木目

ウォールナットの無垢材は他の木材とは異なり、やや紫がかった茶~黒褐色という、極めて深い落ち着きのある色合いが特徴です。
しかし、製材直後は、比較的明るい色合いで、木材が空気に触れることで紫がかった深みのある濃い茶色になります。

また、ウォールナットは、空に向かって真っすぐに伸びる広葉樹です。
その特徴により、ウォールナットの木目もまっすぐ綺麗に整っていますが、全体的に整った木目に、部分的な波状、巻毛状の木目などが混ざり、さらに美しい雰囲気を醸します。
特徴的な色合いと広葉樹特有の滑らかな美しい木目を併せ持つため、高い意匠性が常に世界の建築家やインテリデザイナーの方たちから評価されています

ときに「マーブル模様」と呼ばれる、色の濃い部分と若干薄い部分とのコントラストが現れますが、それもまた美しく、滲んだ墨絵のような雰囲気があり、フローリングだけでなく家具・楽器・彫刻など装飾性の高い多様な用途を生んでいます。
上記のような理由からウォールナットは希少性が高く世界的に評価が高いのです。
ウォールナットの無垢フローリングを床などに使用すれば、部屋を重厚感、高級感の漂う雰囲気が作れますよ

ごろ寝フローリングの「ウォールナット」は、こちら

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ウォールナットの耐久性

ウォールナットは広葉樹の特性で表面が硬いです。
衝撃や摩耗にも強い点からも、高級家具材として多く利用されています。
特に耐衝撃性が高く、古くはアメリカのライフル銃の柄の部分に使われてきました。

優れた加工性を持つウォールナット

ウォールナットの重厚な芯材(赤味部分)は、衝撃に強いだけでなく、加工性や塗装にも適しています。
ウォールナットは、適度な硬さと粘り気を持つ木材のため、木材にありがちな「乾燥後の狂い」も少なく、自在に造形できます。
また、釘の保持力や接着性にも優れているという特徴があります。
加えて塗装性が良いため、「塗装が綺麗に仕上がる」という魅力もあります。
その優れた加工性により、高い精度が求められる椅子や、キャビネット、シェルフなどの棚類などの家具、楽器に使用されることが多いです。

無垢フローリング「ウォールナット」の希少性と価格

ブラックウォールナットは、無垢材でありながら茶~黒褐色の深い色味を持ち、他の木材では代用がきかない為にその希少性が高く評価されています。
ウォールナットの歴史は長く、17世紀ごろからイングランド王族の家具に使用されていました。
日本では1970年以降に人気が高まったため入手が困難な状況に陥り、希少価値が高い素材として知られるようになりました。

また、ウォールナットは木の成長が遅いので、建材として使用できるようになるまでに長い年月がかかります。
ウォールナット1本から取れる板材の量にも限りがあり、大量生産が難しいのです。
そのことから必然的にウォールナットの無垢フローリングは他の無垢フローリングに比べ高価です。

アトピッコハウスの「ごろ寝フローリング」には、「ブラックウォルナット」無垢フローリングがバリエーションされています

ブラックウォールナットの無垢フローリングは、こちら

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ウォールナット無垢フローリングのメリット

ウォルナット

ウォールナットのメリット:高い意匠性ながら色々なテイストに合う色合いや木目

ウォールナットの無垢フローリングが人気の最大の理由は、味わい深い色合いと美しい木目が織りなす独特の表情にあると言えます。
特徴である紫を帯びた暗めの褐色は、経年変化も美しく、使い込むほどに味わい深くなっていくのも嬉しいところです。
そしてウォールナットは真っ直ぐ伸びるという特性があることから、マーブル模様の整った木目になります。
それほど太くない木なので、褐色の濃い周縁部と芯に近い色の薄めな部分のコントラストを楽しめるのも魅力です。
節を残した個性的な木目に彩られたウォールナットの無垢フローリングは、伝統を感じさせるずっしりとした重厚感がある反面、モダンなインテリアにもよく調和します。
一枚板、ウォールナットの端材を次いだフローリング、フローリング一枚の幅の違い、フローリングの張り方によって、クラシックだけでなく、 モダン、ナチュラル、どんな空間にもマッチします。 

ウォールナットのメリット:密度の高さによる耐久性   

植物内部の構造上、針葉樹は表面が柔らかく、広葉樹は表面が硬いという特性があります。
中でもウォルーナットは耐衝撃性が高いと言われ、散弾銃を肩で支える「銃床」というパーツに使われるほどです。
物を落としたり引きずったりしても傷がつきにくいため、子どもやペットがいる家の床材として、ウォールナットのフローリングは安心して使えますね。 

ウォールナットのメリット:湿度や温度の影響を受けにくい

無垢フローリングのメリットでもありデメリットでもあるのですが、天然材ゆえに湿度や温度によって伸縮したり反ったりすることがあります。
ですが、ウォールナットは乾燥後の変化が少ないという特徴があり、無垢材でありながら、寸法の狂いを抑えることができるのがメリットです。

ウォールナットのメリット:触り心地が良い

木肌は適度な油分を含み、大変なめらかで触り心地も良いので、体に触れることの多い家具材やフローリングとしても適しています。

ウォールナットの無垢フローリングのデメリット

ウォールナットのデメリット:高価

先ほどもお伝えした通り、ウォールナットは木の成長が遅く、建材として使用できるようになるまでに長い年月がかかり、ウォールナットの木、一本から取れる板材の量に限りがあります。
よってウォールナットの無垢フローリングも大量生産が難しく、高価になります。
とくに、良質なウォールナットの無垢フローリングともなると入手が難しく、希少性が極めて高く高価になります。

ウォールナットのデメリット:経年変化により徐々に黒み・紫みが抜けていく

無垢フローリングの良さの一つである経年変化による色合いの変化。
他の薄い色の無垢フローリングの場合、色は濃く、深みを感じる色合いになる傾向になりますが、ウォールナットフローリングの場合、日焼けすると色が薄くなっていきます。
元の濃い茶、黒褐色のイメージとは変わってしまいますので、注意が必要です。
フローリングの塗装を無塗装や植物オイル塗装でなく、ウレタン塗装にすると経年変化の時間を遅らせることができます。

ウォールナットのデメリット:汚れが目立ちやすい

ウォールナットの無垢フローリングの最大の特徴である濃い茶、黒褐色の色合いは、魅力的な反面、薄い色合いのフローリングに比べてほこりやゴミが目立ちます。
また、床に食べ物、飲み物をこぼした後、すぐに掃除すれば気にならないですが、時間が経ってしまうと、汚れやシミが目立ちやすいです。

アトピッコハウスの無垢床「ごろ寝フローリング」のブラックウォルナットには床暖房対応商品があります

床暖対応品もあるウォールナット無垢フローリングは、こちら

ごろ寝フローリング

まとめ

人気の無垢フローリング「ウォールナット」の魅力や特徴などをご紹介してきました。
世界三大銘木の一つとして知られるウォールナットは、希少性から他の無垢フローリングと比べても少し費用は高めですが、見た目の美しさと耐衝撃性や耐久性が高いことなどを加味すれば、十分に検討する価値のある無垢フローリング材と言えます。
フローリングに使えば高級感ある、おしゃれな世界観を演出してくれますよ。
見た目の良さと快適さを兼ね添えたフローリングを探しているのであれば、ウォールナットの無垢フローリングを検討してみてはいかがでしょうか。
無垢フローリングの選択肢で「ウォールナット」について悩まれたらぜひ参考にしてくださいね!

よくある質問

無垢フローリングの欠点は何ですか?

水に弱く変形しやすい、傷が付きやすい建材であり、それによってお手入れが必要となる点、複合フローリングよりも費用が高い点などが欠点といえます。

床材のウォールナットのデメリットは?

最大のデメリットは価格の高さです。
次に無垢材は経年変化が楽しめる木材ですがウォールナットにおいては色が褪せて明るくなっていく傾向にあるので元の深く暗い茶色が好みの方は塗装や定期的なメンテナンスなどに注意が必要です。
また、ウォールナットは濃い色合いのため、明るい色の汚れやシミが目立ちやすいです。

ウォールナット床のメリットは?

ウォールナットは、耐久性に優れているというメリットがあります。
特に床材として使用する場合には、物を落としたり、小さなお子様やペットが引っかいてしまったりということが考えられます。
しかし、ウォールナットはキズがつきにくく、凹んだりしにくいのです。

ウォールナットはなぜ人気があるのですか?

ウォールナットは、落ち着いた深い色合いや独特な美しい木目が特徴的で木材の中でも人気があります。
なお、ウォールナットは見た目だけではなく、耐久性が優れており反りやひずみなどの狂いの少ない利便性の高い木材として評価されています。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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