寝室のクロス選びでおすすめの方法は?おしゃれでリラックスできる空間を叶える選び方のご紹介
リフォーム、リノべーションで家の印象を変え、お好みの住まいに近づける方が年々増えています。
なかでもクロス選びで壁の印象を変えることができるリフォーム、リノベーションが人気です。
寝室をおしゃれでリラックスできる空間にするクロスをいざ選ぶ時、
「何色がいいの?」、「同じに見えるけどどんな違いがあるの?」などプロに相談したい方も多いのではないでしょうか?
本記事では、寝室をおしゃれでリラックスできる空間にするためのポイントやクロスの色、柄、素材、機能性、失敗しない選び方や注意点を施工事例とあわせてご紹介します。
アトピッコハウスには、「すっぴんクロス」というオリジナルの壁紙がありますが、こちらは、「布(織物)」なので、温もりがあり、調湿性能、吸音性能もあり、寝室のクロスには、とてもオススメです。ただ、ナチュラルで、落ち着いた雰囲気なので、別の視点のクロス選びもご紹介します。
目次
寝室にクロスを選ぶメリットとは?
自然素材の内装専門メーカー、アトピッコハウスの庄司です。
新築、リノベーション、リフォームのいずれにおいても、人気の場所はキッチンです。キッチンの施工事例を目にすることが多いのはないでしょうか?機能性やおしゃれなデザインにこだわる人も多いため特に人気があります。つづいて、リビングやバスルームなど、家族が集まる場所、1日の疲れを癒し、生活の質アップにつなげられる場所が人気です。
では、寝室はどうでしょうか?
キッチンやリビングに比べ施工事例が少なく、機能性やデザインへのこだわりや希望がイメージしづらいかもしれません。
家具が少ないからこそ、壁や天井の視覚的印象が大きいので、クロス選びを工夫することでお好みのイメージを印象づけることができます。
ここでは寝室にクロスを選ぶメリットを3つご紹介します。
寝室にクロスを選ぶメリット① デザインの自由度が高く、好みの空間にできる
リフォーム、リノベーションはプロに相談しながら、クロスを選ぶことで寝室に夢や理想を反映、自由にデザインできます。クロスはカタログや各会社のホームページから資料請求できることもあり、豊富な施工事例を見ることができます。
そこから色や柄、素材を選ぶことで、シンプルで落ち着いた空間から、華やかで個性的な空間まで、自分の好みやライフスタイルに合った寝室を作っていきましょう。
ここでは人気の高い4つのスタイルを紹介します。
寝室に人気のスタイル①ホテルライクスタイル
高級感とおしゃれで洗練されたデザインを取り入れたホテルライクスタイルは、白やグレー、ネイビーなど上質でシックな色味、間接照明などをアクセントに使い、おしゃれで非日常的な高級感を演出します。まるで高級ホテルにいるような落ち着きと贅沢さを求める方に人気です。
寝室に人気のスタイル②北欧スタイル
シンプルで機能的なデザインが特徴の北欧スタイルは、アイボリーやベージュなどの明るい色味とナチュラルな素材を用いて、おしゃれとリラックスを兼ね備えた居心地の良い空間で安眠を作ります。木材やコットン、リネンなどの自然素材のテイストをアクセントにした温かみのある雰囲気がお好きな方に人気です。
寝室に人気のスタイル③ミニマリストスタイル
シンプルで必要最低限のアイテムのみを配置するミニマリストスタイルは、シンプルと機能性が共存するすっきりとした空間が特徴です。白やグレー、黒といったモノトーンの配色で清潔感と広がりを感じさせるデザインです。上質であること、複数の機能があるなど、機能性を重視することでメンテナンスがしやすいと人気です。
寝室に人気のスタイル④ヴィンテージスタイル
趣のある間取りを活かし、古民家物件をリフォーム、リノベーションでおしゃれにする方が増えており、注目を集めているのがヴィンテージスタイルです。
家具はアンティークでレトロなデザインを選ぶ方が多いです。パステルカラーやダスティ、スモーキーカラーなど淡い色味、アクセントとして手作業の温もりを感じるテイストを取り入れるなど、懐かしさの中に趣を感じるおしゃれな雰囲気がお好きな方に人気です。
寝室にクロスを選ぶメリット②物件の機能性アップ
クロスには調湿、吸音、消臭といった機能を持つものがあります。リフォームやリノベーションの際、機能性クロスを選ぶことで、寝室の快適性をアップすることができます。
プロに相談しながら、ご自身のライフスタイルにあった機能性を見つけていきましょう。
ここでは人気の高い機能を2つご紹介します。
人気の機能性①調湿機能
調湿機能とは部屋の湿度を自動的に調整する機能で、湿度が高いときには余分な水分を吸収し、乾燥しているときには蓄えた水分を放出します。
リフォーム、リノベ―ションで良く知られているのは、珪藻土、漆喰、タイル、無垢フローリングですが、調湿機能を備えたクロスも人気が高まってきています。
寝室の湿度が適度に保たれることで年間を通じて快適な環境で安眠やリラックスを維持できると、人気です。リフォーム会社などプロに相談する際、調湿機能を確認してみてください。
人気の機能性②吸音機能
子育て世代やマンション住まいのお悩み相談のトップに挙げられるのが騒音問題です。
大人に比べて、子どもは音に敏感と言われ、特に騒音が睡眠を妨げることがあります。
騒音対策として人気が高いフロアタイルと合わせて吸音効果のあるクロスを寝室に使うことで、外部の騒音が軽減、子どもがより静かで快適な環境で眠れるようになります。
また自分たちの音が他の部屋にも伝わりにくくなるので、マンション特有の音の問題を解決するのに役立ちます。リフォーム会社などプロに相談する際、吸音機能を確認してみてください。
寝室にクロスを選ぶメリット③コストパフォーマンスが良い
リフォーム、リノベーションにおけるクロスの張替えは、壁全体の塗り替えや素材を大きく変えるよりもコストが抑えられる場合が多いです。また、耐久性が高く、メンテナンスが容易と言われる布製クロスを採用することで、長期的な視点でもコストパフォーマンスに優れています。リフォーム会社などプロに相談する際、クロスの寿命や耐久性の程度を確認してみてください。
寝室におすすめのクロスの種類とは?
寝室はリビングやキッチンに比べ家具が少ないため、クロスがもたらす印象、影響が大きくなります。寝室におすすめのクロスの選び方を4つの視点からお伝えします。
寝室のクロスにおすすめの選び方① 色で選ぶ
寝室は1日の疲れを癒す場所です。おしゃれで安眠できるおすすめの色をご紹介します。
寝室におすすめの色①白、アイボリー、グレー
清潔感と温かみを兼ね備えた白、アイボリーはクロスの種類も多く、北欧スタイル、ミニマリストスタイルがお好きな人気の色です。
グレーは落ち着いた雰囲気を持つ色として、寝室に選ぶ方が増えています。
また、グレーは色調で明るさを調節できるため、家具やカーテンと調和しやすく、寝室以外にもキッチン、リビングにも最適、室内の統一感を大切にしたい方にもおすすめです。北欧スタイル、ホテルライクスタイル、ミニマリストスタイル、洋風のヴィンテージスタイルなど様々なスタイルに合うので人気です。
寝室におすすめの色②ブルー、ネイビー、グリーン
寒色系のブルー、ネイビー、グリーンは心が静まる印象を与え、寝室におすすめです。
くすんだ色味のスモーキーカラー、高級感があり落ち着いた雰囲気のあるネイビーは
視覚的に空間が引き締まるので、アクセントカラーとしておすすめ。高級感が漂うホテルライクスタイルやクラシックな印象のヴィンテージスタイルがお好きな方に人気の色です。
寝室におすすめの色③ベージュ、オレンジ、ブラウン
暖色系の色は温かみやリラックス効果や居心地の良さを感じさせる効果があります。ベースカラーに使う時は淡い色味を選ぶことで家具やフロアタイルと調和します。オレンジや赤みがかったブラウンを差し色として、アクセントに使うことで部屋に温かみと活気をプラス。北欧スタイル、ヴィンテージスタイルがお好きな方におすすめです。
寝室のクロスにおすすめの選び方② 柄で選ぶ
寝室に柄クロスを選ぶことで、デザイン性をアップすることができます。また、視覚効果で空間を広く見せられると人気です。
ここではおすすめの柄を3つご紹介します。
寝室におすすめの柄①花、植物柄
花柄などの繊細な模様は、エレガントな雰囲気作りにおすすめです。
草木をイメージする植物柄など、自然を感じる柄をアクセントに選ぶことでリラックスした空間を演出できます。
寝室におすすめの柄② ストライプ柄
ストライプ柄は縦長効果で部屋を広くみせる視覚効果が得られます。
飽きがこないシンプルな柄でもあるため、家具や他のインテリアと調和しやすく統一感を大切にしたい方におすすめです。
寝室におすすめの柄③ テクスチャ柄(木目、布地)
木目調や布地風の柄は木や漆喰など自然素材の持つ温かみを演出、自然な落ち着きを感じられる空間を演出します。素材の質感を取り入れ、寝室をリラックスした空間にしたい方は布製のクロスを選択するのもおすすめです。
寝室のクロスにおすすめの選び方③ アクセントクロスを使う
アクセントクロスとは、天井や壁の一部に色や柄の違うクロスを取り入れることで、
部屋全体のデザインにアクセントを加えます。たとえば、一面だけに異なる色や柄を使うことで、その部分が視覚的なアクセントとなり、部屋全体に動きや深みを持たせることができます。
また、アクセントクロスは、家具やインテリアのアクセントとしても機能します。たとえば、ベッドヘッドの後ろの壁にアクセントクロスを使えば、ベッドが部屋のアクセントとしてより際立ちます。アクセントクロスは、部屋の雰囲気を大きく変えるアクセントとなり、全体的なデザインの統一感を保ちながらも、個性を加えることができると人気です。
寝室のクロスにおすすめの選び方④ 風水を取り入れる
建物や方角、家具の配置など住宅設計とも関わりが深いと人気の「風水」の考え方を寝室のリフォームやリノベーションに採用する方もいらっしゃいます。
ここでは方角ごとに風水の視点でクロス選びのポイントをご紹介しますので、参考にしてみてください。
方角に合わせた選び方①東の寝室
「東」の寝室は、健康運と関わりが深い方角です。風水で東は「木」を表すため、若々しいグリーンやブルーをイメージして、クロスの色や柄を選ぶとよいでしょう。
また消臭効果の期待できるクロスを選び、寝室が森のように爽やかな空間にすることも開運行動の一つとしておすすめです。
方角に合わせた選び方②西の寝室
「西」の寝室は、金運と関わりが深い方角です。風水で西は「金」を表すため、白や黄色など金属や石を表す色や柄をアクセントとしてクロスで選ぶとよいでしょう。
照明や陽ざしがきれいに見える布製のクロスを選ぶことで、照明の白や陽ざしの黄色を際立たせることも、開運行動の一つとしてもおすすめです。
方角に合わせた選び方③南の寝室
「南」の寝室は、向上心などモチベーションと関わりが深い方角です。風水で南は「火」を表します。「火を絶やさない」という意味で、向上心アップを叶えるなら、グリーンなど木を連想する色や柄をアクセントとしてクロスで選ぶとよいでしょう。
方角に合わせた選び方④北の寝室
「北」の寝室は静養に関わりの深い方角です。風水で北は「水」を表します。水の気を持つことで冷えやすい方角でもあるので、アイボリーなど温かみのある色をクロスで選ぶとよいでしょう。
風水では流れを大切にする考え方があります。調湿機能のあるクロスを選び、水の流れをよくするのも安眠につながる開運行動の一つとしておすすめです。
寝室のクロスにおすすめの機能とは?
クロスには寝室を快適にする様々な機能があります。事例を紹介しながら、寝室におすすめの機能を4つご紹介します。
寝室のクロスにおすすめの機能①調湿性能
調湿性能とは、室内の湿度を適切に保つために、床、壁、天井などの内装材が持つ機能のことです。
湿度が高い梅雨~夏は、余分な水分を吸収し、湿度が低い冬には蓄えた水分を放出して、室内の湿度を一定に保つ役割を果たします。
調湿性能の高い建材を使用することで、エアコンの使用量を抑えるメリットもあります。
快適で安眠を叶える空間にするひとつの方法として寝室に調湿機能のあるクロスはおすすめです。
アトピッコハウスには、調湿性能のある「すっぴんクロス」というオリジナル壁紙があります。
寝室のクロスにおすすめの機能②目に優しい自然な美しさ
寝室のクロスを選ぶ際に、照明との調和も重要なポイントです。照明とクロスの組み合わせは、空間の雰囲気や視覚的なバランスに直接影響を与えるので、壁紙の色、材質にも注目してみましょう。
例えば、オレンジなど暖色系のクロスにはオレンジ色の照明が、ブルーなど寒色系のクロスには白色の照明が調和しやすいです。
明かりとクロスの調和は、空間全体の雰囲気を決定する重要な要素です。これらをしっかりと組み合わせることで、統一感のある快適で居心地の良い寝室を実現することができます。
寝室のクロスにおすすめの機能③吸音効果
ビニールやコンクリートなどの硬い素材は、音を跳ね返しやすく、部屋の中で音が反響しやすくなります。布のような柔らかい素材は音を吸収し、反響を抑える効果があります。
布製クロスを選択することで音の残響を軽減、室内が静かで快適な空間になります。
アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、全て、吸音性能のある布製です。
寝室のクロスにおすすめの機能④お手入れ方法
一日の疲れを癒す寝室を快適に保つクロスを選ぶことも生活の質を上げることに繋がります。
ホコリはなぜたまるのでしょうか?静電気によって物体が帯電、そこに中性のホコリに引き寄せる力を生じるからです。ホコリは微小な粒子で、静電気に引き寄せられて物体に付着しやすくなります。
こまめにお掃除をして快適な空間を保ちましょう。
子育て世代や共働き家庭で時間の確保が難しい場合には、
静電気が起きにくく、ホコリが付着しづらい布織物製の布クロスを選ぶのも有効です。
調湿性能って何?
調湿性能とは、室内の湿度を適切に保つために、床、壁、天井などの内装材が持つ機能のことで、室内の湿度を水蒸気の形で調整、安定させます。ここでは、調湿について詳しくご紹介します。
調湿性能の基本
湿度とは、空気中に含まれる水分のことで、湿度が高いとムシムシし、 低すぎるとカサカサ肌や、のどの痛みを覚えることがあります。
調湿性能は、湿度が高いときには、空気中の余分な水蒸気を吸収し、湿度が低いときには蓄えた水蒸気を放出してくれます。
この調湿性能はJIS規格で測定方法や数値が定められており、調湿性能の高いクロスを選ぶ時に参考にするとよいでしょう。
調湿性能で解決できるお悩み
ここでは調湿性能のあるクロスを使うことで解決できるお悩みを3つご紹介します。
調湿性能のあるクロスを使うことで解決できるお悩み①快適な空間作り
部屋の湿度が一定に保たれ、ムシムシ、カサカサしたりする不快感を軽減、季節に応じた快適な空間を安定的に保ちます。
調湿性能のあるクロスを使うことで解決できるお悩み②結露やカビの発生を防ぐ
結露とは、水蒸気が水滴に変わることで起きる現象です。結露が発生すると、壁に水滴がついてしまうことがあり、カビの原因になりやすいです。
調湿性能のあるクロスは、湿度が高いときには、空気中の余分な水蒸気をクロスが吸収するので、壁への結露やカビの発生を防ぎます。
寝室のクロスに調湿性能をおすすめする理由とは
寝室のクロスに、調湿性能のある布製クロスを採用する場合のメリットと、デメリットをご紹介します。
寝室のクロスを調湿性能で選ぶメリット①快適
寝室のクロスを調湿性能で選ぶメリットは快適さです。
湿度が高いときには、空気中の余分な水蒸気をクロスが吸収し、湿度が低いときには蓄えた水蒸気を放出してくれます。
寝室のエアコン使用量を抑えながら、暑すぎない、寒すぎない快適な空間を維持できます。
寝室のクロスを調湿性能で選ぶメリット②耐久性
結露が発生すると、クロスに水滴がつくこともあります。結露とは、水蒸気が水滴に変わることで起きる現象で、カビの原因になりやすく、クロスや壁の劣化を早めることもあります。
調湿性能を活用した北海道の事例をご紹介します。北海道は高気密高断熱の家が主流ですが、内部結露のリスクを避けるために、調湿性能が特に高い「布クロス」が昔から選ばれてきました。その理由は、布クロスが持つ透湿性にあります。透湿性のあるクロスは、壁の裏側に湿気がこもるのを防ぎ、内部結露が起こりにくくなるのです。
調湿性能のあるクロスは、湿度が高いときには、空気中の余分な水蒸気をクロスが吸収するので、結露やカビの発生を防ぐ効果が期待できます。
アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、透湿性も、調湿性も、吸音性もある布製クロスです。
寝室のクロスに布製クロスを選ぶデメリット①デザイン性
寝室のクロスに、布製クロスを選ぶ際、デザインや色の選択肢が通常のクロスに比べて限られることがあり、インテリアの自由度が少し低くなる可能性があります。
ただし、ホテルライクな落ち着きある雰囲気や高級感を取り入れたい方へのおすすめは「布クロス」です。ホテルや神社仏閣など格式ある空間でも採用されており、洗練された空間作りが可能です。ベーシックな色や柄だからこそ、家具やカーテンとも調和しやすく、長い時間を過ごす寝室にもおすすめです。
寝室のクロスに布製クロスを選ぶデメリット②値段
寝室のクロスに、布製クロスを選ぶ際、一般的なクロスに比べて割高になることが多いです。また、施工できる業者が限られること、施工費用が約1.5倍と、初期投資としての負担が大きくなります。
一般的なクロスの寿命は10年前後と言われています。
小さな子どもがいる場合、シミや汚れ、擦り傷が目立ってくる5〜7年で張替えを考えることもあります。結露によりカビが発生した場合は健康に影響があるため早急な張替えが必要です。
調湿性能のある「布クロス」は、結露、カビなどの劣化がしにくいため、健康や環境に配慮しながら長く使うことが可能、長期的にみるとコストパフォーマンスに優れています。
アトピッコハウスの調湿性能を兼ね備えた布クロス「すっぴんクロス」は、手でちぎっても破れません。
東日本大震災で部屋の壁は崩れたが、すっぴんクロスが破れなかったため、壁が落ちてこなかった。
これは被災された方から頂いたお声です。
一番表面積の多い壁にこそ、健康、安全性に優れた性能を選ぶことは一生物の価値があると言えます。
▶大人が頑張っても千切れない「すっぴんクロス」の詳細は、こちら
寝室に調湿性能のあるクロスを貼る場合の基本
ここでは寝室に調湿性能クロスを貼る場合のポイントをご紹介します。
寝室に調湿性能のあるクロスを貼る場合の基本① ビニールクロスとは
一般的なクロスとして使われているのがビニールクロスです。
取り扱っている施工業者が多く、デザインが豊富なのでイメージに合ったインテリアを叶えやすいです。
キッチンの壁や家電がベタベタすること、ありませんか?
これは静電気によって油などの物体が帯電、そこに中性のホコリに引き寄せる力を生じるからです。ホコリは微小な粒子で、静電気に引き寄せられて物体に付着しやすくなります。
また水蒸気を通しにくいので、湿気が結露カビの原因になることもあるので、エアコンとの利用や換気をこまめにすることで、クロスの劣化を防ぎます。
寝室にビニールクロスを選ぶ場合は、定期的にお手入れをして快適に保ちましょう。
寝室に調湿性能のあるクロスを貼る場合の基本② 布クロスとは
北海道など高気密高断熱の家が主流の地域で、昔から選ばれてきたのが「布クロス」です。
その理由は、布クロスが持つ透湿性にあります。透湿性のあるクロスは、壁の裏側に湿気がこもるのを防ぎ、内部結露が起こりにくくなるのです。
高温多湿な梅雨時期は水蒸気を吸湿、乾燥しがちな冬は放出する。壁の吸放のバランスをとることで空調の使用量を抑えながら、快適な空間を保つことができます。
布クロスは、綿、麻、レーヨン素材でちぎれにくく、耐久性が高く静電気が発生しにくいためホコリがたまりにくく、お手入れが簡単です。
寝室に布クロスを選ぶ場合は、一般的なビニールクロスに比べ、デザイン性が限られることがあります。施工費用が1.5倍になるなど、初期投資が必要になります。
アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、調湿性、透湿性のある布クロスです。
寝室に調湿性能のあるクロスを貼る場合の基本③ 施工会社の選び方
寝室に調湿性のあるクロスを選ぶ場合、施工できる会社が限られる場合があります。
まずは、施工できるかを確認してみましょう。
また、なぜ施工できる会社が限られるのか?というと、一般のクロスと比べ、丈夫であるという特性から時間と手間を要します。熟練職人の力を借り、仕上げることで調湿性能を最大限生かすことができます。
調湿性能に優れたアトピッコハウスの布クロス「すっぴんクロス」を例に施工手順をご紹介します。
1. 壁面の汚れや凹凸を取り除き、Gファイバーテープやパテで下地を整えます。
2. 壁に必要なサイズにカットをします。「すっぴんクロス」はビニールクロスに比べ、硬くて丈夫なため、カッターの刃をこまめに交換しながら丁寧にカットしていきます。
3. クロスの裏面に糊付けします。すっぴんクロス専用の施工糊「こむぎちゃん」は食品由来原料を使用した無臭のでんぷん糊です。「こむぎちゃん」を塗布後、10分以内に貼っていきます。布クロスの特性上、糊をつけ置きすることで「あいはぎ」をおこし、下地の透けや、クロスの汚れにつながるので、糊のつけ置きはせずに施工します。
寝室に布クロスを選んだら、お手入れが大変?
寝室に調湿性能の高い布クロスを選んだら、お手入れ方法は大変なのでしょうか?
調湿性能に優れたアトピッコハウスの布クロス「すっぴんクロス」を例にお手入れ方法をご紹介します。
すっぴんクロスの素材は綿、麻、レーヨンなど洋服と同じ素材です。
「思ったよりも汚れない」という声を頂きますが、それは、汚れが付かないという意味ではなく、ビニールクロスのように静電気が発生して、ホコリやタバコの煤などを吸い寄せることがないという意味なのです。
洋服のお手入れと同様でホコリや泥は丸めた粘着テープでペタペタとすることで取れるので身近にあるものを活用した手軽なお手入れが可能です。
まとめ
寝室をおしゃれでリラックスできるクロス選びでおすすめの方法として、色、柄、素材、機能性、気を付けるポイントなどをご紹介しました。
リフォームや施工会社などプロに相談するときに参考にしてみてください。
長く付き合っていく家だからこそ、調湿性能、耐久性などのメリットがある一生もののクロスを選び、安心で安眠できる寝室をぜひ叶えてください。
アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、調湿性能、耐久性を備えた高級感のある吸音クロスです。
▶寝室にオススメの布製クロス「すっぴんクロス」の詳細はこちら
よくある質問
風水では寝室のクロス・壁紙はどうしたらいいですか?
寝室のクロスの選び方として、「風水」の考え方を取り入れる方も増えています。
「風水」とは古代中国から伝わる考え方のひとつで、建物や方角、家具の配置など住宅設計とも関わりが深く、気の流れを大切にします。
リフォームや施工会社などプロに相談する際は方角や間取り、配置も確認しておきましょう。
アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は調湿機能に優れているため、空気中の水蒸気を調節し、湿度が滞留することなく年間通して快適な空間を維持します。
子どもがアトピー、アレルギー体質です。新築、リフォームで気を付けることは?
アトピーやアレルギーのある子どもの寝室ではシックハウス症候群の原因となる化学物質や揮発性有機化合物(VOC)が含まれていない材料を選びましょう。
またアレルゲン対策として寝室はホコリやダニなどのアレルゲンをこまめにとりのぞくこと、高湿度はカビやダニの繁殖を促進するため、湿度を適切に管理することが重要です。
リフォームや施工会社などプロに相談する際に確認しておきましょう。
アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は綿や麻などの布が原料です。専用施工糊として食品由来のでんぷん糊「こむぎちゃん」はアレルゲン対策に有効です。
布クロスは調湿機能に優れているため、夏のジメジメ、冬のカサカサ対策にもおすすめです。
リノベーションとリフォームの違いは?
リノベーションとリフォームは、住宅や建物の改修に関連する用語ですが、それぞれ異なる意味を持ちます。
リフォームとは、既存の設備や内装を修理・修繕し、元の状態に戻すことを主な目的としています。劣化した部分を修理することや、使い勝手を改善するための軽微な変更が含まれます。
対してリノベーションは、既存の建物や部屋を大幅に改修し、新しい機能やデザインを加えることを目的としています。物件の価値を高めるために、構造やデザインを大きく変更することが多いです。
アトピッコハウスの「すっぴんクロス」を始め、オリジナル建材はリフォーム、リノベーションどちらにも対応しています。
寝室のアクセントクロスで失敗しないポイントは?
アクセントクロスは天井、壁など一部分にアクセントとなる色、柄クロスを張り、部屋全体のデザインにアクセントを加える役割があります。リフォーム、リノベーションで採用する方が増えています。
寝室にアクセントクロスを選ぶ際は、リラックスする空間であるため、落ち着きや安眠につながる色を選ぶのが良いでしょう。ブルーやグリーンなど、寒色系や白、グレーがおすすめです。
アクセントクロスは一面だけに使用することで、部屋全体にアクセントが生まれますが、その一面が目立ちすぎると逆効果になることも。黄色、オレンジなどの暖色系やデザイン性の高い複雑な柄をアクセントクロスで取り入れる場合はインテリア、床との調和や使用する面積を調整しながら、バランスを意識しましょう。
適度なアクセントを心がけることで、落ち着いた雰囲気を保ちながら、アクセントを楽しめます。
アクセントクロスの素材によっては、汚れやすい、または掃除が難しいものもあります。
寝室を快適に保つためにも、リフォームや施工会社などプロに相談する際は、お手入れ方法も確認しておきましょう。
アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は綿、麻などの布で織られたクロスです。
ホコリをよせつけにくいので汚れにくいのが特長です。
洋服のお手入れと同様でホコリや泥は丸めた粘着テープでペタペタとすることで取れるので身近にあるものを活用したお手入れが可能です。
手軽にお手入れをしながら、布織物の格調あるデザインをアクセントとして使うのもおすすめです。
無料で資料・サンプルを差し上げます
アトピッコハウスは、無垢、珪藻土、漆喰、クロス、畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。