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床の防音対策でトラブル回避!防音マットの選び方とは?

2024/07/14
2024/07/16

床の防音対策を考えた事はありますか?

そしてその防音対策方法として効果的なものとして「防音マット」があります。でも実際、「防音マット」と言っても様々な種類があり、その種類によって防音効果が異なるのはご存知でしょうか。

さらに防音したい音によっても防音マットの種類や対策方法が違ってくるため、しっかりとした知識が必要となります。

この記事では床の防音対策に必須な「防音マット」について詳しく解説をしていきます!

アトピッコハウスには床の防音対策に最適な遮音材「わんぱく応援マット」があります

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遮音性能L40 わんぱく応援マット

床遮音材 わんぱく応援マット

マンションでは床の防音対策が必要

床の防音対策

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの伊藤です。

昨今、マンションなどの集合住宅で他の住人とのトラブルの原因として上位に入ってくるのが、騒音トラブルです。

その中でも床に響く音は上下階での騒音トラブルの多くを占めています。

なぜなら、2階以上に住む場合は「自分の家の床は下階の住人にとっては天井」という事になり、天井から毎日ドタドタ・ガタンという音が聞こえてくるのはストレスになりますよね。

もちろん一人ひとりの意識で騒音を軽減する事も出来るかと思います。

しかし、気を付けていても生活音全てを無くす事は不可能ですし、お子さんやペットのいるご家庭ではさらに難しくなるでしょう。その為、騒音トラブルにならないよう床の防音対策は必須といえます。

防音マットとは?

「床 防音」とインターネットで検索すると、対策方法として「防音マット」がヒットするかと思います。しかし様々な商品がありどれを使用したらいいか迷ってしまいますよね。そもそも「防音マット」というのは遮音と吸音機能を備えたマットの総称のことを言い、「防音マット」は空気中に伝わってくる音を跳ね返す「遮音(しゃおん)」と、音を吸収する「吸音(きゅうおん)」の二つの性能で防音効果を発揮します。

素材はナイロンやポリエステル、ポリ塩化ビニルなどで作られています。

アトピッコハウスの床の防音材「わんぱく応援マット」は床材と組み合わせることにより床の遮音等級L 40の性能を発揮します

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床遮音材 わんぱく応援マット

音の伝わり方には種類がある

まず防音対策をする上で大切な「音」の伝わり方について解説します。

音は空気の「振動」によって伝わります。この振動がいろいろなものを介して伝わる事で音として私たちの「耳」に届きます。

そして音には「空気伝播音」と「個体伝播音」と呼ばれるものがあり、その違いによって適切な防音対策方法も異なります。

【空気伝播音】とは音源から発生した音が空気中に伝わり、振動させて聞こえる音の事です。身近な物の例だと、人の話し声やペットの鳴き声、テレビやステレオから聞こえる音、ピアノや楽器の音色、飛行機の音などが挙げられます。

特性として、その音を発生させているものから距離があればあるほど音は小さく聞こえます。

【個体伝播音】とは音源から発生した音が床や壁、天井に振動や衝撃が伝わった先で聞こえる音の事と言います。主に、足音や床に物を落とした時の音、洗濯機の音、ドアの開閉音などがあります。

また、床に設置して演奏するピアノやドラムなどの打撃音はこの「個体伝播音」となるため、防音対策をする際は注意が必要です。

尚、「個体伝播音」を防音するには、振動を抑える性能がある「防振マット」を使用すると高い防音効果を発揮します。

防振マットはゴム、エラストマーなどのクッション性や柔軟性があり、高密度の多孔質素材などが使用され、衝撃を吸収することで音の振動を最小限に抑える事が出来ます。

家庭内でどんな音がトラブルになりやすい?

毎日生活する中で必ず出る音。家庭内でどんな音がトラブルになりやすいのでしょうか?

騒音トラブルになり得る主な音として以下があります。

・子どもの足音

・ペットの足音

・物を落としたりする生活音

・ピアノなどの楽器の音

今挙げたこれらの音は床に響く騒音が多く、これを「床の衝撃音」と言います。

騒音トラブルになりやすい「床の衝撃音」とは?

マンションの上下階での騒音トラブルになりやすい「床の衝撃音」は「軽量床衝撃音」と「重量床衝撃音」の2種類があり、この違いによって「防音マット」を敷く事で防音効果があるか、そうでないか違いで出てきます。

床衝撃音

軽量床衝撃音

「軽量床衝撃音」とはスリッパで歩いた際の「パタパタ」という音や、スプーンやフォークなど比較的軽くて硬いもの落とした時に発生する「カチャン」という音を指します。

これらの軽量床衝撃音はカーペットやラグなどの防音効果のあるマットを敷く事で防音効果があり、防音対策として一番有効的と言えるでしょう。

重量床衝撃音

床衝撃音のもう一つの種類は「重量床衝撃音」といい、子どもの走り回る「ドタドタ」という足音や、ジャンプをしたり尻もちをついた時の「ドスン」という比較的重く鈍い音を指します。

騒音トラブルの原因になりやすい足音はこの「重量床衝撃音」に当てはまることが多く、なかなか防音マットだけでは防音対策は難しいとされています。

なぜなら「重量床衝撃音」はマンションなどの元々の構造やコンクリートスラブの厚さが関係してくる為です。

コンクリートスラブとは、鉄筋コンクリート製の板のことで、スラブは床のことを指しており、マンションなどの上階と下階の間に作られています。

しっかりと防音対策をする際は、この厚さを増やすために二重床にするなどの大掛かりな工事が必要となり、費用も多くかかってしまいます。そして賃貸物件に住んでいる際はそもそもこのような工事をすることが契約上出来ない場合が多いです。

その為、「重量床衝撃音」を防音したい際は、強度のあるマンションを選んだり、床のリフォーム工事の実施、防音性能の高い防音マットを敷く事をオススメします。

アトピッコハウスの床防音材「わんぱく応援マット」は床材との組合せによって遮音等級最大L40の遮音性能を確保しています。重量感のある密度の高い防音マットなので、子どもの足音対策に最適です

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遮音性能L40 わんぱく応援マット

床遮音材 わんぱく応援マット

床の遮音等級とは?

床の防音対策を考える上でもう一つ大切な事は、床の遮音等級を知る事です。

「遮音(しゃおん)」とは空気中に伝わる音を遮断し外部へ漏れないようにしたり、外部からの音を中に入れないようにする防音方法です。

遮音等級とは防音性能を表す指標となり、床の遮音等級は「L値」または「L等級」で表します。

Lの後に数字が入りこの数字が小さければ小さいほど、遮音性能が高くなるため、防音対策をする際はこのL値の数字をしっかり確認し、どの防音材の商品を使用するかが大切です。(例:L‐40、L‐50)

そして先ほどお伝えした軽量床衝撃音は「LL」で表し後ろの「L」は「Light weight」の「L」で、重量床衝撃音は「LH」で表し「H」は「Heavy weight」の「H」となります。

マンションなどの床の遮音性能はほとんどがLL値(軽量床衝撃音)で求められることが多く、「LL 45」では上の階からの生活音やスプーンを落とした際の音が微かに聞こえる程度で、「LL 40」になるとほとんど聞こえないくらいの状態を表します。

軽量床衝撃音は気になるところにカーペットやジョイントマットなどを敷くことで下階への床防音対策が可能です。

一方、重量床衝撃音は先ほども言いましたが、建物自体のコンクリートスラブの厚みによって音の伝わり方が変わります。コンクリートスラブの厚さが180mmほどあれば、大人が静かに歩く程度はほとんど気にならない程度ですが、子どもの走り回る足音やジャンプした時のような音はスラブの厚さが200mm以上ないと下の階に騒音として響いてしまうでしょう。

そのため建物のコンクリートスラブの厚さをしっかり把握した上で、プロによる施工工事を依頼するのが安心です。

アトピッコハウスの床の遮音材「わんぱく応援マット」は床材との組み合わせで、「軽量床衝撃音LL40」、「重量床衝撃音LH50」の防音対策が可能です

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防音マットの選び方のポイント

ここまで防音マットや音の種類などが分かってきたかと思いますが、「防音マット」と呼ばれるものにはジョイントマットや防音カーペット、コルクマットなど、様々な種類があります。

たくさんの種類があると実際どれが適しているのか、何を基準に選べばいいのか悩んでしまいますよね。ここからは防音マットを選ぶ際のポイントをお伝えします。

防音性能がしっかりある

まず、一番大事なのは防音性能がしっかりある事です。

日本建築学会ではマンションなどの集合住宅では床の遮音等級が「LL -45」「LH -50」程度が望ましいとされているので、まずはこの基準を満たす事ができる防音材なのか選ぶ際は確認することが大切です。

さらに、マンションの床工事には管理組合の許可が必要となります。そして各マンションによっても遮音(防音)規定が異なるので防音対策をする際はマンションの管理組合に確認をしましょう。

自分の好みのデザイン

毎日生活するお部屋の床ですので、やはり好みのデザインだったり、お部屋のインテリアに合うものを選ぶのもポイントの一つです。

現在、様々なデザインや色合いの防音マットもありますので、使用する際は後悔のないように選びましょう。

タイルカーペットやジョイントマットは30 cm〜50cmくらいのものを組み合わせて作るので、お部屋の形に合わせることも出来ます。

手入れのしやすさ

手入れのしやすさも重要になります。何かこぼしてしまった際に汚れが目立ったり、掃除が大変など、これだけでもストレスになってしまいます。

その点、ホームセンターなどでも手軽に購入できるジョイントマットやコルクマットなどは汚れた部分を拭きとるだけで掃除も簡単ですし、万が一落ちない汚れでもその部分のみを新しいものに取り換える事も可能ですので、常に清潔な状態を保つことができます。

主な家庭内での床騒音対策方法

ここからはこれまでの「音」や「防音マット」の性能を知った上で、日々生活する上で気になる騒音についてのおすすめ対策方法をお伝えします。

子どもの足音

「ドンドン」と響く子どもの足音には、防音性能の高い防音マットを敷いて対策をしましょう。商品を購入する際は遮音等級L値の数値が小さいものを選ぶのがポイントです。

ペットの足音

小型犬や子犬、猫など比較的小さなサイズのペットはコルクマットやジョイントマットを床に敷くことで防音効果が期待できます。しかし、大型犬、中型犬など体重があるペットが走り回る音やジャンプする音は、コルクマットやジョイントマットでは完全に防音できない可能性が高いので、子どもの足音対策を同じような遮音性能が高い防音マットや遮音カーペットを敷くことが有効的と言えるでしょう。

物を落としたりする生活音

スプーンなど比較的軽いものを落とした際の防音対策として、カーペットやラグ、コルクマットを敷くことでも効果がありますが、重たい食器や本などは遮音性の高い防音マットがおすすめです。

ピアノなどの楽器の音 

楽器の音色は壁や窓の防音対策が必要となります。壁には吸音効果のあるパネルやシートを貼ったり、窓は防音カーテンをする事で音色に関しては効果が期待できます。

しかし、ピアノやドラムなどは床に設置して演奏するので打撃音が床から壁や天井に伝わって下階や隣の部屋に音が伝わってしまうため、床の防音対策が必要です。そのため、「防振マット」や衝撃を吸収する素材のものを組み合わせて使用するのが良いでしょう。

アトピッコハウスの床防音材「わんぱく応援マット」は遮音等級L 40の遮音性能があり、床下地を二重に作ったりする大掛かりな工事が必要なく、コンクリートの上に敷き込むだけで遮音性能L 40を確保できます

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まとめ

マンションの防音対策

マンションなど集合住宅の2階以上に住む際に必ず考えなくてはならない床の防音対策。この記事ではそんな床の防音対策に必須の「防音マット」について解説をしました。

「音」には種類があり、その種類によって防音対策方法が異なります。そして「防音マット」と言っても様々な種類・商品があり、それぞれ性能も違うため防ぎたい騒音によって使い分けることが大切です。

そして、しっかりとした「防音マット」で対策をするだけでは無く、普段からの住人同士のコミュニケーションや「騒音」に対しての一人ひとりの意識や思いやりの気持ちも大事にしていきましょう。

アトピッコハウスの床防音材「わんぱく応援マット」はマンションの管理組合にも提出頂ける書類もご用意しているので、マンションの床防音対策に最適です

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よくある質問

防音マットだけで防音効果はありますか?

防音マットだけでも防音効果はありますが防ぎたい音によって効果がそれほど無い場合もあるので、防音マットを使用する際は床の遮音等級の確認をしっかりしましょう。

床遮音材わんぱく応援マットは使用する床材の種類で遮音等級が変わり、合板フローリングの場合はLL40等級、無垢フローリングの場合はLL45等級となります。

床の防音マットを敷いてもおしゃれに出来ますか?

防音効果もしっかりほしいけれど、自分好みのおしゃれな床にしたいという場合は、防音マットを敷きその上にお好きな柄のカーペットやラグを敷く事で、防音効果を取りつつ、好みの床に出来るのでオススメです。

床の遮音材「わんぱく応援マット」の上にカーペットやラグなどを敷く事で、防音効果も発揮しおしゃれも楽しんで頂けます。

手軽にできる床の防音対策はありますか?

個人で手軽にできる床の防音対策方法として、まずはカーペットやジョイントマットを敷く事です。しかし、これらはスプーンなど軽くて硬い音を防ぐには効果はありますが、足音などの重くて鈍い音にはあまり効果は期待できません。しっかり防音を取りたい際は、防音性能の高い防音マットを敷くか防音リフォーム工事がオススメです。

防音マットと防振マットの違いは?

この二つは似ているようで違う性能を持っています。まず「防音マット」は遮音性と吸音性を備えたマットで床に音が伝わらないよう防ぐマットの事です。一方「防振マット」は振動を軽減させることで音を抑制するマットです。例として、洗濯機と床の間に敷くことで洗濯機が作動している際の振動を抑制できます。

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アトピッコハウスは、無垢、珪藻土、漆喰、クロス、畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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