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カーペット

防音マットについて知ろう!マンションの床の防音対策

2024/04/23
2024/04/23

防音マットは、子供の足音や楽器の音などを防いでくれる便利な防音対策グッズです。

マンションやアパートなどの集合住宅で生活する上で騒音問題を避けるのであれば、床の防音対策として設置しておきたいアイテムですよね。
しかし、「防音マット」といっても、ネット検索をすればいろいろと種類があるので、見ていると悩む方が多いのではないのでしょうか。

そこで今回はどのような種類があるのか、どのような物を選べばいいか、などをお伝えしていきます。

アトピッコハウスには、床の防音対策に使える遮音材「わんぱく応援マット」があります

L40の床遮音材「わんぱく応援マット」の詳細はこちら

遮音性能L40 わんぱく応援マット

床遮音材 わんぱく応援マット

マンションの暮らしでは床の防音対策が大事

カーペット

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの成川です。

マンションやアパートなどの集合住宅で2階以上に住んでいると、あたりまえですが
「自分の家の床は下の階の家の天井」ということになります。

戸建ての2階の音が1階にする場合は家族で生活しているので、お互いに対して寛容になれるかもしれませんが、マンションなどで上下階に生活しているのは赤の他人同士です。
やはり赤の他人が出す音となると途端に敏感になり許容できなくなるものです。
マンションの騒音問題はそういうところから発生します。

しかし生活していると当たり前のように音がでるので、無音で生活をすることは不可能ですよね。マンションでお互い気持ちよく生活していくために、防音マットを使って床の防音対策をしましょう。

マンションでの騒音トラブル内容

マンションで生活したことがある人が経験したトラブルとして最も多いのが、「騒音」を原因としたトラブルです。
騒音問題は思っているより身近なトラブルだということですね。

騒音トラブルの内容として1番多いのが「子供の足音」で他に「物音」「音楽」「洗濯機」など、床を通しての階下への騒音が多いようです。

このように、マンション生活で騒音トラブルを避けるためには、床への防音対策、つまり「防音マット」を敷くことは必須と言っても過言ではありません!

そもそも防音マットってなに?

クッションマット

防音マットとは何なのかを簡単に説明すると、「防音マット」とは、遮音と吸音機能を備えた防音効果のある敷物の総称です。
ラグやタイルカーペット、ウレタンなどです。
やわらかく軽いクッション性のあるナイロン、ポリエステルなどの素材でできており、音を跳ね返す「遮音」と、音を吸収する「吸音」の2つの力で、音を防いでくれます。

防音マットで防げる音とはどんな音?

防音マットで防げる音は、床への衝撃音です。
代表的なもので言えば、次のような音を防ぐことができます。

・子供の足音

・ピアノなどの楽器音

・ペットの足音

・ 生活音

床への衝撃音は「軽量床衝撃音」と「重量床衝撃音」の2種類があります。
スリッパで歩いた時のパタパタした音や椅子を引いた音、スプーンの落下など軽くて硬い音などのいわゆる生活音が軽量床衝撃音で、子供が走り回る音やジャンプなど重くて柔らかい音が重量床衝撃音です。

防音マットは軽量床衝撃音の防音に効果がありますが、重量床衝撃音の防音については建物の構造が関わってくるので防ぎきれません
重量床衝撃音を防ぎたい場合は、強度がしっかりしているマンションに引越しをするか、防音リフォーム、音の大きさを抑えつつ防音性能が高い防音マットを敷くことが必要です。

アトピッコハウスの「床遮音材わんぱく応援マット」は、床材との組合せで、最大L40の遮音性能を発揮します

床遮音材「わんぱく応援マット」の詳細はこちら

遮音性能L40 わんぱく応援マット

床遮音材 わんぱく応援マット

防振マット・遮音シート・吸音材との違い

次に防音マットと並んで「防音対策」で調べると出てくるアイテムについてみてみましょう。
防音マットと何が違うのでしょうか。

まずは防音マットに似た名前の「防振マット」というものがあります。
防音マットと一括りにされている場合もありますが、「防振マット」とは、物の振動によって発生する音を防ぐマットで、主にゴムなどの素材でできています
重量がある分、空気を伝わる音を遮る“遮音効果”にも優れています。
絨毯の下や洗濯機など振動が発生する家電の下などに敷いて使用します。

音には「空気伝播音」と「固体伝播音」の2種類があり、空気伝播音は、空気中を伝わって耳に届く音で、固体伝播音は、物体を伝わって耳に届く音です。
防音マットはスリッパでの歩行音やスプーンを落とした時の音などの「空気伝播音」、防振マットは、洗濯機から発生するような鈍い振動を伴う音や「固体伝播音」を主に防ぐマットなのです。

「ピアノ」を具体例としてご説明すると、ピアノの音色が空気伝播音で、ピアノの打鍵時による振動音が「固体伝播音」となります。

よって、最強の防音マットは、これらを組み合わせた「空気伝播音」と「固体伝播音」の両方を防げるというのがポイントのひとつになってきます。

次に、遮音シートは音を遮り、反射させるものです。(空気伝播音)
主にゴムや金属、樹脂などを薄くシート状にしたもので、基本的に壁に使用します。
薄いため、施工はしやすいですが防音効果は高くはありません。
他の防音グッズと併用する必要があります。

最後に、吸音材とは音を吸収し、反射する音の大きさを抑えるものです。(空気伝播音)
主にウレタンスポンジやグラスウールなどの素材でできており、壁や天井に設置します。

以上の通り、防音対策で調べると出てくるこれらのアイテムにはそれぞれ特徴があり、防げる音の種類、設置できる場所が違います。場面に応じて適切なものを選びましょう。
今回の「マンションでの床への防音対策」としては防音マットが適切ですね。

アトピッコハウスの「床の防音材わんぱく応援マット」はフェルトとゴムの二層構造で、「個体伝播音」も抑えます。

固体伝播音も防ぐ「わんぱく応援マット」の詳細は、こちら

遮音性能L40 わんぱく応援マット

床遮音材 わんぱく応援マット

防音マットの選び方

チョイス

防音マットについて分かってきましたが、ジョイントマットやタイルカーペット、防音カーペットなど、防音マットと呼ばれるマットにはいろんな種類があります。
防音性能重視か、デザイン性か、などいろいろ見ていると悩む一方ですよね。
ここでは防音マットを選ぶ上で大事なポイント4つをお伝えします!

防音性能

まずは「防音性能(遮音等級と防振性)」。これが一番大事だと言えるでしょう。

遮音等級とは、「L値」という数値で表される、その物体の防音性能です。
「LL-50」(聞こえる)より「LL-45」(小さく聞こえる)、「LL-45」(小さく聞こえる)より「LL-40」(ほとんど聞こえない)といったように、遮音等級の数値が小さくなるほど、防音性能が高くなります

カーペットやコルクマットも一定の防音性能はありますが、それでも階下には「小さく聞こえる」レベルの防音性能です。
騒音はデリケートな問題であり、たとえ小さく聞こえる程度であっても避けた方が無難です。
なぜなら、小さな音でもタイミングや頻度、聞き手の精神状態・性格によって騒音になる可能性が高いからです。

また、忘れてはいけないのが「防振性」。「固体伝播音」も防いでくれる防音マットを選びましょう

まとめると、遮音等級が高い、かつ、防振機能も備えている防音マットを選ぶことをおすすめします。

商品の厚さにも着目してみましょう。
10mm程度のものが一般的ですが、下の階への音漏れを少しでも防ぎたいなら厚手のタイプを選ぶとよいでしょう。
高い防音性能を求めるなら11mm以上の厚さをひとつの目安に。
厚さがわからない場合は、重さも目安になるのでぜひチェックしてみてください。(重量があるほうが、空気を伝わる音を遮る“遮音効果”にも優れています)

アトピッコハウスの床遮音材わんぱく応援マットはリフォームが必要なフローリングの下に敷くタイプですが、合板フローリングとの組み合わせでLL40、無垢フローリング、コルク、クッションフロアとの組み合わせでLL45を取得できる商品です。

床の遮音材「わんぱく応援マット」は、厚さ11mm、詳細はこちら

遮音性能L40 わんぱく応援マット

床遮音材 わんぱく応援マット

目的にあわせて

単体で使用できる防音マットには、大きく分けてタイルカーペットタイプとラグタイプの2種類があります。
同じく床に敷くアイテムのジョイントマットもあわせて、以下で紹介していきます。

・タイルカーペット

40cmや50cm角サイズが主流のタイルカーペットタイプ。
サイズが小ぶりで、必要な分だけ設置できるのが特徴です。1枚1枚取り外したり、カットしたりできるので部分的なお手入れやサイズ調整するときにも便利です。
部屋全体に敷き込むと、防音性能が高いです。
また、ラグタイプに比べて厚さのある商品が多いため、中間層に吸音効果のある素材を使っているものも多く、高い防音効果が期待できます。

・ラグタイプ

1枚敷くだけで良いので手軽です。
通常のラグに比べて防音性能が高いのはもちろんですが、毛足の長いもの・短いものなど、タイルカーペットタイプよりも表地の表情が豊かなことも特徴のひとつです。
ソファの前や部屋の中央に敷いても、違和感が少ないなど、自宅のインテリアに合うものが見つけやすいといえるでしょう。防音性能だけではなくインテリア性も求める人におすすめです。

・ジョイントマット

防音性能は低めですが、手入れのしやすさや、扱いやすさならジョイントマット一択です。
軽く、動かしやすく、丸洗いできるものが多いです。
飲み物をこぼしたりペットが粗相をしたりしてもさっとお手入れできますよ。
また、クッション性があるため、赤ちゃんがハイハイするときの負担軽減や、子どものケガ防止にもなるでしょう。
ジョイントマットは小さな子どもがいる人や、ペットを飼っている人に人気のアイテムです。

そして安い防音マットなら「ジョイントマット」が1番です。
デザイン面や防音性能、機能面で不満がある一方、防音マットの中で圧倒的に価格が安いです。
とにかく手軽に安価で設置したい場合にはおすすめします。
しかし、防音性能には注意をしてください。ジョイントマットであれば何でもいいというわけではありません。
なかでも遮音等級が記載されている「ジョイントマット」をおすすめします。
遮音等級が記載されていない商品については、防音性能の保証がないからです。

デザイン

次のポイントはデザイン性です。
防音マットなどの敷物は面積が大きく、部屋に入ったときに目に入りやすいため、インテリアを構成するアイテムとして重要な役目を果たします。

「とりあえず買ったジョイントマットが部屋のインテリアに合わない」、「コルクマットなどの防音マットだと安っぽく見える」など、防音対策として設置したけれど、インテリアに合わなかったり、自分好みでない場合、長く生活する場として残念ですよね。

防音マットも立派なインテリアのひとつ。部屋の一面に敷くなら、色やデザインは妥協すべきではありません。
タイルカーペットやラグには特にたくさんのデザインや色が今はありますので、買ってから後悔しないようにデザインが気に入った防音マットを選びましょう。

防音以外の付随する機能

最後は、防音以外の機能面です。
使用した場合の快適性などに関係するのでこちらも大事です。
防音マットには、絨毯と同じく追加の機能がついているものもあります。
検討している商品にどんな機能があるかをチェックして、自分に必要なものを取捨選択しましょう。

小さな子どもがいる家庭や、ペットを飼っている人、「忙しくてこまめに洗えないけど、衛生面は気になる…」という人には防ダニ加工や抗菌・防臭加工がついているものがおすすめです。
防炎加工や床暖房の対応可否は、使う場所の環境を確認したうえで必要に応じて選択しましょう。

他には、「歩く場所にはよいが、リビングなど寝転びたい場所には防音マットやカーペットは固すぎる」、「床を歩くとふわふわして気持ちが悪い」「ジョインマットは肌触りが悪い」などの話もよく聞きますので、商品のやわらかさ、触り心地と踏み心地も大事かもしれませんね。

このような付随する機能面も重視した方が、満足のいくお買い物となります。 

以上の通り、防音マットを選ぶ時のポイントを4つ挙げてきましたが、いかがでしたか?
マンションの床の防音対策としての「防音マット」なので防音性能が1番のポイントではありますが、ご自身の環境や好みにあわせて見つけてみてくださいね。

アトピッコハウスの床遮音材「わんぱく応援マット」はフカフカせずに遮音を確保できます

フカフカしない「床の遮音材わんぱく応援マット」は、こちら

遮音性能L40 わんぱく応援マット

床遮音材 わんぱく応援マット

組み合わせることで防音効果がアップ!

ちなみに防音マット単体で防げなかった音も、素材違いの防音マットを重ねて使うことでさらに音が軽減されます。
例えば、ジョイントマットを敷いているのであれば、ジョイントマット上にラグを敷く。
また、ジョイントマットや防音カーペットの下に「防振性のある防音マット」を敷くということで防音性能を高めることができます。
今、敷いているものも有効活用してくださいね!

まとめ

たくさんの種類があって迷ってしまう「防音マット」。
今回は防音マットとは何なのか・選ぶ際のポイントや効果的な使い方をご紹介しました。
騒音トラブルを避け、マンションでより快適に暮らせるよう自分たちに合ったアイテムを選びましょう。
マンションの防音マット選びにお役立ていただければと思います!

アトピッコハウスの床遮音材「わんぱく応援マット」はゴム素材とクッション性のあるフェルト素材でできているので床に敷き詰めるだけでも防音の効果が得られます

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遮音性能L40 わんぱく応援マット

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よくある質問

遮音シートだけで防音効果は出ますか?

遮音シートだけでは期待している程の防音効果は出ません。
そもそもシート状で薄いため、単体で効果を感じにくいでしょう。
また、遮音シートで反射させた音を吸収してくれる吸音パネルなどの吸音材や他の防音グッズと組み合わせることで、音の反響も防げ、防音効果がグンとあがります。

防振マットと防音マットの違いは?

防振マットとは、振動を弱めることによって、振動から発生する音(個体伝播音)を抑えるマットで、防音マットは空気を伝わる音(空気伝播音)を抑えるマットです。

防音シートの代わりになるものはありますか?

ベニヤ板・石膏ボード・MDFボード・有孔ボード(音楽室の壁につかわれている板)などですが、単体ではあまり防音効果は感じられないアイテムです。

ジョイントマットは防音になりますか?

防音になります。しかし防音性能に関しては高くないといえます。
また、必ずしも「厚みがある=防音効果がある」わけではないので、注意が必要です。
遮音等級「L値」(L等級)の記載があるものを選びましょう。

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