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騒音問題

マンションでもストレスなく暮らすために 床の防音を考えよう

2023/10/27
2023/12/21

中古マンションを購入し、いざリフォームを!となった時にネックになるのが、床の防音対策。

こんな床にしたいと思い描いていても、最終的にマンションの防音規定に合わず、希望の床材が使えないという話もよく聞きます。

騒音問題はストレスになりかねない問題ですので、防音をきちんととる必要があります。今回はマンションの防音の必要性と、希望の床材する方法について考えたいと思います。

アトピッコハウスには、床の防音対策に使える遮音材があります

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遮音性能L40 わんぱく応援マット

床遮音材 わんぱく応援マット

目次

マンションなどの集合住宅は、騒音対策に床の防音を取る必要がある

騒音問題

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

マンションなどの集合住宅はどうしても密接しているため音が伝わりやすいもの。自分の家の床は下の階の人にとっては天井。構造によってはお隣の水周りが自分の家の寝室に隣接しているなんてこともありますよね。

トラブルを回避するためにも、マンションのような集合住宅ではリフォームで床を張り替える場合はほとんど床下に防音を入れて対策するようにという規律を設けていて、管理組合が定めた遮音規定をクリアできる建材、施工内容にて申請が通ってから工事の許可が下りるという流れになります。

そのため、ステキなタイル張りにしたい!とか絶対このフローリング材を採用したい!という希望があっても遮音規定をクリアできない場合は希望の床材を使用できないというわけです。

アトピッコハウスのわんぱく応援マットはマンションでも無垢フローリングを実現できる遮音材です

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床に伝わる音の防音には等級がある

マンションなどで規定される遮音の等級には、LH(heavy)「重量床衝撃音」LL(light)「軽量床衝撃音」の二種類があります。

いずれも音が下の階にどの程度伝わっているのかを表現する等級となり、「重量床衝撃音」は子どもが走りまわる音やドスドスと歩く音、イスを引く音など、その名の通り重量のある音の規定です。

「軽量床衝撃音」は軽量音、例えばマンションのフローリングにスプーンなどの硬い物を落とした際のカーンという高い音やスリッパがパタパタいう音、といった軽量音を意味します。

いずれの衝撃音もLH,LLの後に数字が付き、数字が小さい方の遮音等級が高いということになります。

重量衝撃音については、床下のコンクリートの厚みや、壁の厚みなど建物の構造が大きく関係してくるため、一般的にマンションで問われるのは重量衝撃音ではなく、軽量床衝撃音となります。

ほとんどのマンションでは遮音基準LL45が一般的で、階上で発生した軽量床衝撃音に対して、かすかに聞こえる、意識するほどではないが聞こえるという生活実感になります。

厳しいところだとLL40を規定していて、LL40の場合、軽量床衝撃音はほとんど聞こえない、生活音は気にならないという防音条件になります。

アトピッコハウスの床遮音材わんぱく応援マットは無垢フローリングと組み合わせてLL45が取得できます

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鉄筋コンクリートは木造よりも床の防音は高いのか

建物の防音性能は構造によって変わり、一般的に床下が鉄筋コンクリートの方が木造よりも重さがあるため音が伝わりにくいとされています。

鉄筋コンクリートは一般的に木造よりも密度が高いため、同じ厚さの床であればより優れた防音対策ができる傾向があります。厚い床構造を採用することで、外部からの音や隣の部屋からの音を遮断しやすくなるためです。

軽量、重量の衝撃音を試験する際もコンクリート地で行われることがほとんどで、それは防音を取りやすいからです。

床の防音の必要性、下の階に響くのは足音だけではない

マンションなどの集合住宅の騒音で問題とされるのが、子供が走り回る足音、重量衝撃音が多いですが、普通の生活音も騒音となりかねません。

リビングダイニングの床で響きやすい音は?

家族が食事をするダイニングではイスを引く音や、スプーンやフォークを落とすような音が階下へ響きますし、リビングではテレビの音量なども影響があります。

トイレや洗面所の床も防音対策が必要?

水を使うトイレやお風呂は配管があるため、使用する時間によっては排水音が響いてしまいます。トイレは仕方がないとしても、集合住宅で暮らすうえではお風呂や洗濯をする時間は常識の範囲内でという暗黙の了解になっています。

キッチンの床も意外と音が響くので防音対策が必要

引き出しや冷蔵庫の開け閉めや、フライパンや鍋を出し入れする音、食材を切る際に生じる包丁の音なども意外と階下に響きやすいです。また、キッチンで換気扇を回しっぱなしにしていると周辺の家には不快に感じることも。

オーディオルームや、ピアノは防音だけでなく防振対策も

ピアノなどの楽器は音が響きやすいため、集合住宅によっては禁止としているところもあるようですね。ただ、ここのところ、スピーカーを置いたオーディオルームやシアタールーム、楽器を弾く部屋など防音ルームをマンションでも作られる方が増えています。

こういった部屋は防音だけでなく、防振も対策する必要があります。音は振動によって伝わるため防音だけでなく、防振対策も必要になるというわけです。防音だけでなく、振動を抑える制振対策をした床の方が音は軽減できます。

こういった生活音の他、意外と気になるのがドアや窓の開閉音、これも衝撃により振動を発生させるため近隣住宅への影響がありますし、掃除機をかける音なども騒音と認識されがちです。

アトピッコハウスのわんぱく応援マットでストレスのない生活を送りませんか?

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床材として防音効果の高い床とはどんなものがある?

それでは防音効果が高い床材にはどんなものがあるのでしょうか。

昔ながらの床材、畳は床の防音性能が高い

畳は防音性に優れた床材です。畳表に使われるイ草の繊維に含まれている空気が足音などの音を吸収してくれるからです。

畳は古くから使われてきた床材ですが、近年はフローリング人気に押され気味です。しかし和室は防音できる床と利便性があったわけです。ちなみに畳は防音効果だけでなく、保温効果や断熱効果、調湿効果も期待できるマルチな床材です。

床の防音対策にはカーペット、コルクマットもある

畳と同様、クッション性があり空気を含むカーペットは防音性が高い床材です。空気を多く含むコルクも防音に期待ができます。

カーペットやコルクのような空気を含む床材は音を吸収し、音の反射を軽減させます。歩行音や物の落下音を和らげ、近隣の部屋への音漏れを減少させることができるのです。

カーペット

床の防音対策をすればフローリングやクッションフロアにもできる?

フローリングやフロアタイルは硬い素材なので音が響きやすいです。そのため、マンションによっては使用禁止としているところもあるようです。特に防音効果の高い畳やカーペットからのリフォームの場合音の伝わり方が顕著になるため防音対策は必須です。

遮音を取るために床下に防音効果のある下地材を施工する

希望の床材を使うためにはマンションの規約に合った遮音を取る必要があります。きちんと遮音を取ればフローリングなども採用することができます。
ではどのような方法があるのでしょうか。

床の防音を取る方法 二重床にする

昔から使われてきた防音を取る方法が、床下のコンクリート地の上にゴムの支脚を立ててベニヤで床を作る二重床工法。コンクリートからゴムの支柱で空洞を作る事で、音の伝わりを和らげるというものです。

二重床の支脚

二重床で遮音が取得できていれば仕上げの床材はほとんどなんでも使用できます。ゴムの支脚を作るためある程度の衝撃や振動も吸収し、防振効果も期待できます。

ただし、防音性は確実ですが、既存の床を剥がしてから二重床を作る場合、空洞の分床が上がり天井が低くなるので圧迫感を感じる場合があります。

更に既存のドアなどの建具との高さ調整も必要なためドアのアンダーカットが必要です。

床の防音を取る方法 防音床を使う

防音床とはフローリングなどの床材に遮音を取るための緩衝材を張り付けた床材のことです。

二重床を使用すると天井が低くなり、ドアのアンダーカットも必要になる。そのためコストも上がってしまうというところで開発されたのが床材に緩衝材をくっつけた防音床です。

防音フローリングは厚み12㎜~15㎜と薄く、商品によっては防音の証明書を作成しているものもあります。床を上げることなく防音対策ができ、工期も短縮できるのでコスパが良いです。

ただ、緩衝材がついている分、フワフワする沈み込みを感じることがあり、それを気持ちが悪いと感じる方もいます。また、防音フローリングは種類が限られているため選べる床材が少ないのもデメリットの一つです。

アトピッコハウスの床遮音材「わんぱく応援マット」はフカフカせずに遮音を確保できます

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床の防音を取る方法 防音マットを使う

そこでおすすめなのが、床下に敷き込むタイプの遮音マット単体の商品です。アトピッコハウスの床遮音材わんぱく応援マットは11㎜の厚みで、簡単な施工で遮音が取れます。

わんぱく応援マット

合板フローリングとの組み合わせでL40、無垢フローリング、コルク、クッションフロアとの組み合わせではL45の遮音の簡易試験を取得しています。

圧縮したフェルトとゴムの二層構造で、防音フローリングの床と比較して沈み込みがなく、厚みは11㎜なので床を上げることなく、好きな床材と合わせることができます

遮音材と仕上げの床材が必要になるので防音フローリングに比べてコストはかかりますが、
床材にこだわりたいけどフワフワした床にお悩みの方、防音の取れる床にしたいという方におすすめします。

また、わんぱく応援マットは床暖房との組み合わせにも使用できます。マンションのリフォームで床暖房を使用されたい方にぜひ知っていただきたいです。

床をフワフワさせない防音マットには、わんぱく応援マットがおすすめです

床暖房にも対応している「わんぱく応援マット」の詳細は、こちら

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工事をせずに床の防音を簡単おしゃれに取る方法

通常は床を剥がして床下に遮音マットや防音フローリングを施工して防音対策を取りますが、工期もお金もかかる。簡易的に防音対策をしたい、という方には、遮音マットやタイルカーペットを既存の床に置いて音の伝わりを軽減させる方法をおすすめします。

ラグ

接着剤を使用しなくても気になる場所に敷き詰めて、おしゃれなラグなどで覆うことで例えば子供部屋や、リビングやダイニングなど、防音対策をしたい部屋の床にマットを敷くことで手軽に対策できます。マットとラグはテープなどで簡単に止めると滑り止めになります。

本格的に防音対策したいという場合は製品として売られている遮音マットを使用することをおすすめしますが、ホームセンターなどで売られているタイルカーペットはシート1枚から購入できるのでdiyで手軽に音を軽減できます。床が傷付いてしまったときにもすぐに張替えて防音ができる床材という手軽さでも人気です。

アトピッコハウスの床遮音材わんぱく応援マットは床の上に敷き詰めるだけで足音を防音!

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まとめ

マンションのような集合住宅では防音対策が必須です。防音を取る方法は様々ですが、床が上がって圧迫を感じたり、床がふわふわして違和感があったり、気に入った仕上げの床材をあきらめることになるなんて、もったいないと思うのです。

防音をきちんととることで、音に過敏になることなく過ごせます。自分に合った防音対策をしてストレスのない生活を送れるといいですね。

アトピッコハウスの「わんぱく応援マット」は、床の防音対策用に開発された遮音材です。最大LL40の遮音性能を発揮します。管理組合に提出頂ける試験成績報告書もあるので、ご活用頂けます

床遮音材「わんぱく応援マット」の資料は、こちらからご請求ください

床遮音材 わんぱく応援マット

よくある質問

なぜマンションなどではリフォームの際に防音を取る必要があるのですか?

マンションなどの集合住宅において騒音問題は住民同士の大きなストレスになりかねません。そのため、できるだけ生活音や足音が近隣に伝わらないように床工事の際には防音対策をきちんとするように管理組合で定めるのです。アトピッコハウスの床遮音材わんぱく応援マットは管理組合への提出書類も完備しています

床の防音を取るにはどのような方法がある?

新築マンションなどではすでに二重床という構造で遮音を取っている場合がありますが、中古マンションの場合は遮音が確保されていないことがほとんどのため、防音フローリングや遮音マットを使用して防音対策をする方法が一般的です。アトピッコハウスの床遮音材わんぱく応援マットは合板フローリングでL40、無垢フローリング、クッションフロア、コルクでL45を取得しています

床の防音を取れば赤ちゃんや小さい子供の声、犬の鳴き声も防音できる?

音の伝わりには壁や床に音が反射して響くということがあります。そのため、床を防音することで階下に伝わる声の反射をおさえることはできます。ただし、壁も音が反射するため声の伝わりや楽器の音を軽減する対策をしたいという場合は、例えば織り物クロスの様な音を吸音する壁材を室内に使用することもおすすめです。

防音材を使えばピアノやオーディオルームにできますか

スピーカーやピアノなどの楽器の音は振動によって伝わるため、防音だけでなく防振対策も必要です。防振対策には防振ゴムや、防振マットなどがあり、インシュレーターと防振材を組み合わせることで防振効果が高まります。階下の方への対策としては更にカーペットなどで覆うことで防音、防振効果が上がります。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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