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ナラの無垢フローリング

無垢フローリングとは?選び方やメリット、デメリットも含めて解説

2023/03/03
2023/03/03

自然素材が見直されている今、家づくりに無垢フローリングを取り入れたいと考えられる方が増えています。

無垢フローリングは天然の物だからこそ、知っておきたいメリット、デメリットがあります。メリットを知ることでより愛着を感じられるでしょうし、デメリットを知っておくことで悩むことがなくなります。

無垢フローリングの床の選び方、メリット、デメリットを合わせてご紹介してみたいと思います。

アトピッコハウスには、「ごろ寝フローリング」という無垢フローリングがあります。ヒノキ、ナラといった一般的なものから、ウォルナット、チェリーといった高級な樹種まで取り揃えています。

無垢フローリング「ごろ寝フローリング」の詳細は、こちら

ごろ寝フローリング

目次

無垢フローリングの特徴とは?

ナラの無垢フローリング

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

無垢フローリングとは天然の木材を切り出してそのまま加工して床材として使っているため、自然に近い木材となっており、木目や色合いが豊かで自然な風合いが魅力です

天然のものなので樹種によって木目や色味や硬さが違うこと、また同じ樹種でも全く同じ表面にはならない唯一無二の表情があります。

元々が生きている樹であるため、床材となった後も呼吸を続けます。それにより肌触りの良さや木のぬくもりを感じることができます。

また経年により色の変化も楽しむことができるのが無垢フローリングの床の特徴です。

合板フローリングと無垢フローリングとの違いとは?

一般的に家づくりでフローリングと呼ばれる床材は、木材を接着剤などで固めたベースに薄くスライスした無垢や化粧シートを表面に張り合わせて作られている合板フローリングです。

天然木ではないため肌触りのよさや無垢のぬくもりは感じられませんが、加工品のため、傷に強い、熱に強く床暖房と併用して使え、天然素材の無垢フローリングに比べて品質が均一です。また安価でリーズナブルな床材であるというメリットがあります。

反面、無垢フローリングに比べ個性がない、踏み心地が良くない、接着剤を多く使っているため、気になる方にはおすすめできません。

無垢フローリングの床材のメリット

メリット

無垢フローリングには調湿性能がある

生きている樹から作られた無垢フローリングは、フローリングになってからも呼吸を続けます。それにより空気中の余分な湿気を一緒に吸い込み、また乾燥時期には湿気を排出することで室内の湿度を快適に調整してくれます。

無垢フローリングは木の香りや手触りを楽しめる

樹そのものの香りを感じることができますし、手触り、足触りも気持ちがいいのが無垢フローリングの魅力です。

湿気の多い夏の時期、調湿をしない塩ビや複合の床は表面に湿気が溜まりべたつきますが、無垢フローリングの床は吸収するため表面はサラッと快適です。また、無垢フローリングは空気を多く含むため、保温性や断熱性が高く、冬場に裸足でもヒヤッとせず温かみを感じることができる床材です。

無垢フローリングは経年美化を楽しめる

無垢フローリングの床は施工したばかりの時から徐々に木肌の色が深まり魅力が増していきます。

ウォルナットの床

無垢フローリングには天然の木目や色合いがあるため、時間が経つにつれて色合いが深まったり、木目がよりくっきりとした印象になります。また、摩耗や傷などが生じた場合にも、木材自体が修復を行い、経年変化が生じます。

家族の生活とともに成長し、表情を変化させていく無垢フローリングを楽しむことができます。

無垢フローリングはメンテナンス不要

意外に思われるかもしれませんが、実は無垢フローリングは特別なメンテナンスは必要ないのです。床にワックスをかけないといけない!と考えている方もいますが、ワックスも年に一度かけられれば優秀です。

アトピッコハウスの床は自然塗装のナラですが、5年間一度もワックスをしていませんが、何の問題もありません。

また、無垢フローリングは表面から裏まで一枚の木材ですので傷がついても目立ちません。傷も経年とともになじんで気にならなくなります。

アトピッコハウスのごろ寝フローリングは美しい経年変化が楽しめる無垢フローリングです

無垢フローリング「ごろ寝フローリング」の詳細は、こちら

ごろ寝フローリング

無垢フローリングの床材のデメリット

デメリット

無垢フローリングは初期費用が高い

なんと言っても無垢フローリングは高いです。生きている樹の命をいただいているわけですし、成長するまでに時間がかかるので無垢フローリングは高額になるのです。ただし、無垢フローリングは長持ちするので一度施工すればリフォームの必要はありません。

こまめなリフォームを考えると決して高くないと思うのです。

無垢フローリングはシーズンによって動きがある

生きている木材で作られている無垢フローリングの床は季節によって伸縮します。湿気を吸えば膨らみますし、吐き出すことで痩せます。

適切な施工をしないとフローリング同士の隙間が空きすぎたり、逆に膨らんだ際に逃げ場がなく盛り上がったり反り返ったりしてしまうこともあります。ただし適切な施工をすればこういったトラブルは避けられます。

アトピッコハウスのごろ寝フローリングは不具合が起きにくい良質な無垢材を取り揃えています

不具合が起きにくい「ごろ寝フローリング」の詳細は、こちら

ごろ寝フローリング

無垢フローリングの床材の選び方

無垢フローリングの選び方①樹種の硬さで選ぶ

ヒノキや杉、パインなどの針葉樹は柔らかく温かいフローリングです。逆にナラやオークなどの広葉樹は硬く傷がつきにくい床材となります。傷がつきやすくても温かい肌触りを求めるなら針葉樹を、傷がつきにくいことを優先したいなら広葉樹から床を選ぶといいでしょう。

無垢フローリングの選び方②樹種のカラーで選ぶ

無垢フローリングは様々な色があります。また経年変化をするため、施工仕立ての色がずっと続くというわけではありません。

ナラやオーク、アッシュなどは施工時の黄色っぽい色味から濃くなりますし、白いメープルも白から落ち着いた色味に変わります。パインやヒノキも施工時は白いですが、あめ色に美しく変化します。赤いイメージのチェリーも施工時は白いので驚く方がいます。

無垢フローリングの特徴である経年変化を見込んで色味を選ぶといいですね。

アトピッコハウスのごろ寝フローリングは経年変化が美しい無垢フローリングです

経年変化が美しい「ごろ寝フローリング」の詳細は、こちら

ごろ寝フローリング

無垢フローリングの選び方③木目の特徴で選ぶ

樹は成長する過程で春と夏に葉をつけて光合成を行い、同時に幹の周りに年輪を形成していきます。薄くても必ず天然の木には木目があります。ナラやウォルナット、アカシアやチークなどの無垢フローリングは美しい木目が特徴です。

ヒノキなど節が特徴的な樹種やニレのように木目がまっすぐな無垢フローリングの床材もあります。

ヒノキ

節や木目は一枚一枚の素材によって同じものはなく、無垢フローリング独特の表情です。それを許容できないのであれば、プリントされた複合フローリングの床材を使った方が良いと思います。

無垢フローリングの選び方④厚みや幅で選ぶ

一般的な無垢フローリングの床材は15㎜の厚みです。ただ、建売やマンションで使われる複合フローリングの厚みは12㎜のため、無垢フローリングにリフォームを考える場合は薄いものを選ぶ必要があります。無垢フローリングの幅は75㎜~90㎜が一般的です。木がそのままフローリングとして使われるため、120㎜以上のフローリングはそこまで成長するまでの時間があり、高額になります。

無垢フローリングにはどんな樹の種類がある?

無垢フローリングの種類①ヒノキ

ヒノキは、日本の伝統的な材料の1つで、建材としてもよく使われます。その風合いから、和風のインテリアのイメージがありますが、実は洋風にも合います。

無垢フローリングの中でも比較的柔らかい材質で、美しい木目が特徴的で、淡い色合いが自然な温かみを感じさせます。また、湿度の変化に強く、防虫効果があるため、長期間使用することができます。

アトピッコハウスのヒノキは三重県尾鷲産で、水分に強く水周りにもおすすめです。

無垢フローリングの種類②ナラ

ナラは、木目が美しく、硬く強度があり耐久性に優れていることが特徴的な無垢フローリングの1つです。木材の中でも比較的均一な色合いで、黄褐色から赤褐色がかった色味があります。そのため、シンプルでナチュラルな雰囲気に合います。また、傷つきにくく、耐久性に優れていて、年月が経過するにつれ、風合いが変化し、使い込むほどに味わいが出るのも魅力の1つです。

無垢フローリングの種類③オーク

オーク材は、木目が美しく、淡い茶色から濃い茶色までの色合いが特徴的な無垢フローリングです。強度があり、経年変化で使い込むほどに味わい深くなるのも魅力の1つです。オーク材は、木目が多く、比較的目立ちやすいため、空間に温かみと落ち着きを与えます。そのため、北欧やナチュラルテイストのインテリアにもよく合います。

無垢フローリングの種類④パイン

パインは、木目がやわらかく、明るい色合いが特徴的な無垢フローリングです。柔らかい材質のため、加工が容易で、比較的価格も手頃なのが特徴です。パインは、経年で濃く変化していきます。無垢フローリングの中では比較的安価で、木材自体が軽く、湿度にも強いため、扱いやすく人気の無垢フローリングです。

無垢フローリングの種類⑤ウォルナット

ウォルナットは、深みのある木目と濃い色合いが特徴的な無垢フローリングです。暖かみのあるダークブラウンから黒に近い色調が、高級感ある雰囲気を演出してくれます。また、堅く耐久性に優れているため、傷つきにくく、長持ちします。ウォルナットの木目は、経年変化によって深まっていくため、時間の経過によって、より美しさを増していく材質でもあります。高級感を求める場合や、特別な空間には最適です。

無垢フローリングの床のお手入れ、メンテナンス方法は?

毎日のお手入れはフローリングワイパーでの拭き取りで充分です。汚れが気になる場合は掃除機を使ってもいいでしょう。無垢フローリングは水に濡れたら水分を吸収し、浮きや剥がれの原因になりかねません。水には弱いため、拭き掃除をしたい場合は水拭きではなく乾拭きをおすすめします。

ワックスがけは年一度かけられればOKですが、お料理や人が生活する上で出る油分がワックス代わりになるのでかけなくても問題はありません。ヒノキや杉など柔らかい樹種は乾燥し過ぎるとささくれ立つこともあるのでそういったときに栄養分としてワックスをしてあげるといいでしょう。

また、木材用のクリーナーなどを使ってみるのもいいですね。こめっとさんは米ぬかが原料のワックス兼クリーナーです。使い続けることでツヤも出てきます。

まとめ

無垢フローリングにはいろいろな選択肢があります。デメリットもありますが、差し引いてもメリットが上回ると思います。見た目だけでなく、手触り、肌触りにおいても無垢フローリングに勝るものはなく、使い続けることで美しさをますのは無垢フローリングの他にはありません。

まずはショールームなどで全体の風合いを見て、裸足で無垢フローリングの気持ち良さを実感してみてください。

アトピッコハウスの無垢フローリング「ごろ寝フローリング」には、自然塗装品、ペット対応品、無塗装など各種のバリエーションが揃っています。

品質の高い無垢フローリング「ごろ寝フローリング」の詳細は、こちら

ごろ寝フローリング

よくあるご質問

無垢フローリングって何?

無垢フローリングとは、一枚板で作られた天然木材のフローリングのことを指します。無垢フローリングは、天然素材であるため、木目や色合いが豊富で、個性的な風合いがあります。また、耐久性が高く、使用することで味わい深く変化する特性があります。アトピッコハウスのごろ寝フローリングは経年変化が美しい無垢フローリングです

無垢の床の特徴は?

無垢の床は天然木材から作られているため、木目や色合いが豊富で自然な風合いを持っています。また耐久性が高く、長期間使用することができます。無垢の床は、木材の特性により、肌触りが良く、足触りが暖かいという特徴に加え、自然な調湿効果があるため、室内の湿度を調整してくれます。アトピッコハウスのごろ寝フローリングは夏はサラッと冬は暖かい無垢フローリングです

無垢の床のメリットは?

無垢フローリングの床のメリットには、調湿性能があること、耐久性があること、肌触りがいいこと、見た目が良く、空間に温かみを与えることができるなどがあります。木目がランダムなので汚れが目立たなく、メンテナンスも不要で特別なお手入れも必要がないところもメリットの一つです。

無垢の床のデメリットは?

無垢の床のデメリットは材料費、施工費ともに一般的な複合のフローリングに比べ高額になること、生きている床材なので季節によって動きがあるというところがあります。

無料で、資料・サンプル差し上げます

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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ごろ寝フローリング