安心安全なフローリングワックスでペットの健康を守る
アトピッコハウスのある鎌倉周辺は夕方になるとたくさんのワンちゃんの散歩に出会います。ピカピカ光る首輪をつけて楽しそうに歩いています。
今や3世帯に1世帯がワンちゃんや猫ちゃんを飼っているという統計もあるほど。昔は番犬として外飼いされていたワンちゃんもいまや家族の一因。いやそれ以上かもしれません。
家づくりにおいてもペットに優しいもの、安全なものからペット中心の住宅まで作られています。
飼い主としてペットと暮らす上で考えてあげたい床材の選定や、ワックスについて考えてみたいと思います。
目次
ペットと住む家、なぜワックスが必要なの?
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。
ワンちゃんは家の中でもお構いなしに走り回りたいもの。人間が好むフローリングはツルツルしていて、急に止まろうとしてもブレーキが利かずスリップしてしまいます。お座りをする際にも踏ん張りがきかず、手足がスリップして広がってしまうことも。
また、爪が長くなっているとなおさら前に進めずカラ走りしてしまうことがあります。床を滑る度に腰や股関節に負担がかかっているので、それが長時間続くと股関節脱臼や重大な疾患につながってしまう可能性があるのです。
そのためワックスやフロアコーティングなどを施工したりペット用塗装のフローリングを選んで犬や猫の負担を軽減してあげるということが必要なのです。
ペットには滑らない無垢フローリング「ごろ寝フローリング」のペット対応品がオススメです。
無垢フローリングは滑りやすい?
無垢フローリングと一言で言っても様々な種類があります。
ナラやウォルナット、メープルなどの硬い種類は傷がつきにくいですが、滑りやすいです。
パインやヒノキといった柔らかい種類はキズがつきやすいですが、キズが付くことで表面に凹凸ができ、滑りにくくはなりますが、キズが付きなじむまでに時間がかかりますし、人が生活する上でキズだらけの床を良しとしない方も多いと思います。
アトピッコハウスの無垢フローリングごろ寝フローリングではキズに強くペットに優しいペット塗装のフローリングを扱っています。
ペットが滑らないための対策
ではペットが滑らない床にするためにはどのような対策の種類があるのでしょうか。メリット、デメリットとともに考えてみましょう。
じゅうたんにする
毛足が長く踏ん張りの利くじゅうたんはワンちゃんにとって一番歩きやすいと思います。
メリット
・床が傷つかない
・足音を軽減できる
デメリット
・階段や廊下など対応できない場所もある
・汚れたときの掃除が大変
・ペットの毛が絡む
タイルカーペットを貼る
ホームセンターなどで売っているタイルカーペットを敷き詰めるという方法も一般的です。
メリット
・安価に設置できる
・汚れたときに1枚だけはがして洗える
・劣化したら1枚から取り換えられる
デメリット
・デザイン性が良くない
・貼り続けていると裏のゴムが床にくっつく
・通気性が悪い
ペット用コーティングされた無垢フローリングを施工する
ペット用にコーティングされた無垢フローリングを採用して新築、リフォームする。ペット用に塗装されたフローリングは表面に塗膜を作り滑りにくいコーティングしているものです。床材としてすでに塗装した状態で販売されています。
メリット
・キズ、水分に強い
・滑り止め効果が高く耐久性がある
・無垢フローリングの風合いが楽しめる
デメリット
・初期費用が高くなる
・無垢フローリングのぬくもり、香りは感じにくい
既存の床にフロアコーティングをしてもらう
既存の床を張り替えるのは大がかりになりますが、あとからフロアコーティングで対策をすることも可能です。フロアコーティングはフローリングの表面にガラスコーティングを施し保護するものです。
メリット
・キズ、水分に強い
・滑り止め効果が高く耐久性がある
・既存の床に後から塗装できる
・抗菌・消臭効果のあるものもある
デメリット
・光沢が出るのでフローリングの見た目が変わる
・鋭利なものが落ちると塗膜が割れる
・塗装のやり直しは業者に施工を依頼する
ペット専用滑り止め床ワックスを使う
床に市販されているペット用の滑らないワックスを自分で塗るという方法もあります。
メリット
・ホームセンターなどで簡単に手に入る
・自分のペースで塗装できる
・抗菌や消臭効果のあるものもある
・乾燥させた後はペットが舐めても安全
デメリット
・塗布した直後のニオイが気になる
・半年~1年ほどで定期的に塗り直しをする必要がある
・塗るのに体力がいる
・商品により乾燥させるまで30分~2時間ほどかかる
フローリングワックスとフロアコーティングの違いって?
フローリングワックスもフロアコーティングも床を保護するものですがどう違うのでしょうか。
ワックスはアクリル樹脂が主原料のため弾力性のある柔らかい塗膜になりますが、フロアコーティングはガラスやウレタンが成分として使われているので硬い塗膜となります。そのためキズ対策で機能がより高いのはフロアコーティングとなります。
また、ワックスは半年~1年に1度程度自分のタイミングで塗り直しをする必要があります。フロアコーティングは業者さんに入ってもらい施工してもらうので特に定期的なメンテナンスは不要で生活することができます。
ワックスの方が価格は手ごろですが、フロアコーティングはほぼ塗り直す必要がないため、長い目で見てフロアコーティングの方がお得です。
フローリングワックスを選ぶ際のポイント
ペット用のフローリングワックスはリンレイさんやアサヒペンさん、マキシマムさんなど様々なメーカーが様々なタイプの商品を販売しています。ワンちゃん、猫ちゃんが滑りにくいワックスというのが大前提ですが、そのほかにはどういったポイントで選んだらいいのでしょうか。
フローリングの保護ができるか
賃貸など、フローリングに傷をつけたくないという方も多いと思います。ワックスにも様々種類があります。表面に塗膜を作りフローリングに傷がつかないワックスを選ぶといいでしょう。
尿や水に耐久性はあるか
ペットと生活をしていれば水こぼしや尿などの汚れもあるでしょう。水分に強い撥水効果のあるフローリングワックスを使うとフローリングを痛めませんし、水分が染みこむことによる床の剥離も防げます。
フローリングをペットが舐めてしまっても安全か
猫ちゃん、ワンちゃんが床を舐めてしまうことってありますよね。また肉球はいつも床に触れています。フローリングワックスを選ぶ際にはペットに無害で安全なものを選ぶ、これが一番の愛情ではないでしょうか。
ただし、既存のフローリングとの相性もありますので、ワックスを選ぶ際は目的や機能とともに、配合などは必ず確認してください。
まとめ
人気のフローリングはペットにとっては滑りやすく足腰に負担がかかってしまい、重大な疾患へとつながってしまうことも。ペット用塗装のフローリングを選ぶ、ワックスでフロアコーティングをするなどの対策をしていくことは愛犬と長く過ごしていくための飼い主の愛だと思います。
アトピッコハウスのごろ寝フローリングはペットの足腰に負担が少ないペット塗装の無垢フローリングです。
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よくあるご質問
ペットが床を滑ってしまうことにどんなデメリットがある?
フローリングやタイルといった滑りやすい床は止まろうとしてもブレーキが利かずスリップしやすく、お座りをする際にも踏ん張りがきかず、手足が広がってしまうことも。爪や足の裏の毛が長くなっているとなおさら滑りやすくなります。床を滑る度に足腰に負担がかかっているので、それが長時間続くと股関節脱臼や重大な疾患につながってしまう可能性があるのです。アトピッコハウスのペット用ごろ寝フローリングは、ペットが滑りにくい塗装の無垢フローリングです。
ペットが滑らないようにするにはどんな手段がある?
すぐに対応できるのはじゅうたんやカーペットタイルを敷くこと、リフォームや新築の際にはペット用に塗装された床材を使うという方法もあります。また自分で簡単にできることとして、ペット専用の滑らないワックス施工してあげるということでも負担を軽減することができます。アトピッコハウスのペット用ごろ寝フローリングはペットに負担が少ない滑りにくい塗装をしています。
ペット用床ワックスを選ぶ際の注意点
ワックスを選ぶ際の注意点は、滑り止め機能はもちろん、傷がつきにくいか、汚れや水や尿などの水分に強いか、またペットに無害か、舐めたり触れても安心な成分が配合されているかというところを注意して選びましょう。
ペット用床ワックストフロアコーティングの違いって?
アクリル樹脂などが主原料のワックスは柔らかく、ガラスなどの成分を使ったフロアコーティングは硬い仕上がりです。ワックスは半年~1年ほどで定期的に塗り直しが必要となりますが、フロアコーティングはほぼメンテナンス不要です。フロアコーティングは価格が高いイメージですが、耐久性があるため長い目で見て得だと言えます。
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