漆喰の壁にポスターを貼ることができるのか？

壁一面に塗った漆喰は、そのままでも十分に素敵ですが、
絵画、写真、ポスターなどを飾ると雰囲気が変わってオシャレな感じにできます。

漆喰の壁に釘や画鋲を差してポスターを簡単に飾ることができるのか？
漆喰に開けてしまった穴を塞ぐことはできるのか？
釘打ちした漆喰がボロボロと崩れてしまうことはあるのか？

漆喰の壁にポスターを貼る方法や手順について、この記事でご紹介いたします。

アトピッコハウスの漆喰調塗り壁材「漆喰美人」は、ボロボロしないから画鋲でポスターを貼ることができます。

▶漆喰の壁にポスターが貼れる「漆喰美人」の詳細は、こちら

漆喰の壁にポスターを貼ることができるのか？

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの山田です。

結論から言うと、漆喰の壁にポスターを貼ることは可能ですが、
いくつかの条件があります。

・額縁に入った絵画など重量があるものでないこと。
・壁の内部に釘打ちができる柱や間柱があること。
・漆喰にある程度の強度があること。

万が一、間違えて穴をあけてしまったとしても、漆喰は補修をして穴埋めをすることができます。
怖がらず挑戦をしてみましょう。

ポスターを貼れる漆喰商品の選び方ポイント

重量のあるポスターや写真や絵画を貼るためには、釘打ちしても崩れない強度が必要です。
漆喰商品の中には、ボロボロと崩れてくるものもありますので、注意をしましょう。
強度がある漆喰商品選びのポイントをご紹介します。

1. 硬く仕上がるか？

漆喰は、水分が揮発することで一旦壁に付着した状態になります。
そして、主原料の消石灰が空気中の炭酸ガス（二酸化炭素）と反応して徐々に硬くなっていきます。消石灰はこの現象で元々の石灰岩に戻り固まっていきます。つまり岩のように固くなっていくので、漆喰は耐久性が高いのです。
「漆喰」という商品名で現在流通しているのは、本漆喰ではなく漆喰風に塗れる塗り壁材です。商品によっては、経年でボロボロしてくるものもあるので、注意しましょう。

2. ボロボロしないか？

ボロボロしないとうたっている塗り壁材の多くは接着剤を使っています。粘土など自然素材由来の漆喰商品は多孔質な穴から空気を出し入れし、湿度コントロールをする調湿性能が高いです。
接着剤で穴を塞いでしまうと、漆喰独自の性能を実感できません。調湿性能がありボロボロしない耐久性の高い漆喰商品を選びたいですね。

アトピッコハウスの漆喰調塗り壁材「漆喰美人」は、接着剤を使用していないため、多孔質な構造の表面を塞いでいません。にがりとマグネシアで固めるため、硬く仕上がりボロボロしない商品を実現できました。

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漆喰の壁にポスターを貼る方法

1. 釘を使用する方法

重い額縁に入れた絵画やポスターを飾る場合、釘打ちしないと落ちてこないか不安です。
戸建ての木造住宅の場合、柱と柱の間が91㎝間隔で構成され、その間に間柱があります。この間柱を狙えばフックや釘を打つことができます。

間柱は等間隔なので、絵画のサイズによってはちょうど良い場所に柱があるわけではないので、ボードアンカーなどのアイテムが必要です。

2. 釘を使用しない方法

簡単に漆喰にポスターを設置できるアイテムをご紹介します。

コクヨの「ひっつき虫」という名前の商品で、値段は400円位です。
ホームセンターや大型スーパーなどのお店の他、ネットショッピングでも購入可能です。
昔懐かしい練り消しみたいなペーストを指でこねて柔らかくしてから、ポスター裏側につけて貼るだけ。とっても簡単です。

画像引用元：コクヨ公式HP　https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/hittsuki/

ペラペラとした紙のポスターであれば問題なく貼れますが、長期間使用していると剥がれます。
繰り返し使えるので、エコな商品です。

漆喰の壁にポスターを貼る手順（重量がある場合）

重量のある絵画を貼るためには、ボードアンカーという器具を取り付けると良いでしょう。また、ピクチャーレールを漆喰を塗る前に設置しておけば、ポスターの配置換えも楽々です。

ボードアンカーを取り付ける手順

1. 絵を飾りたい壁のサイズを測り、飾る位置や向きを決めます。
2. 壁の内部を確認します。センサーを使い、間柱や柱のある位置を確認します。
3. 下地探りで、障害物がないことを確認したら、ボードアンカーをねじ込んでいきます。
4. 設置したボードアンカーにヒートンをねじ込んで完成です。

ピクチャーレールを取り付ける手順

ピクチャーレールはある程度重量のあるものを掛けるので、ピクチャーレールを取り付けるビスは必ず下地に打たなければなりません。
内装工事後に設置する場合は、ボードアンカー同様に下地をセンサーで確認し、釘打ちできる材質か確認が必要です。

漆喰の壁にあいた穴を補修する方法

ポスターを飾る場所を変えたいが、あけてしまった穴を埋めることはできるのか？
釘打ちやボードアンカーを取り付けている場合、完全に目立たないように補修するのは難しいと言えます。

漆喰の余っている材料があれば、硬く練って筆やハケ、コテなどで穴に埋め込みます。余っている材料がなければ、市販の補修キットを使用し補修をすることができます。

目立たないように、上手に誤魔化すように塗っても、補修箇所は目立ちます。

アトピッコハウスの漆喰調塗り壁材「漆喰美人」は、補修が可能です。

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まとめ

漆喰の壁にポスターを貼ることができるのか？
正解は、イエスです。

真っ白い漆喰壁はそのままの状態でも十分素敵ですが、
ポスター、写真、絵画などを貼って雰囲気を変える楽しみ方もおすすめです。

漆喰壁にポスターを貼るのは、穴が開きそうで嫌だという方も、
簡易的な方法で漆喰壁にポスターを貼ることが可能ですし、

硬く仕上がるボロボロしない漆喰商品を選べば、
画鋲を差すこともできますし、穴が開いても補修が可能です。

アトピッコハウスの漆喰調塗り壁材「漆喰美人」は硬く仕上がるので、画鋲を差して絵を飾ることも可能です。

調湿性能はもちろん、消臭性能にも期待ができます。
インテリアにこだわりたい方にも上品な色合いに仕上がる全８色展開です。

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よくあるご質問

漆喰壁への壁掛けポスターの飾り方は？

硬く仕上がる漆喰商品であれば、画鋲やピンを使って壁掛けポスターを設置することができます。アトピッコハウスの漆喰調塗り壁材「漆喰美人」は、ボロボロせず硬く仕上がるので、画鋲を使うことができます。

漆喰に穴があいてしまった時の補修方法は？

余っている漆喰があれば、材料を固練りし穴に埋め込み補修が可能です。材料がなければ、ホームセンターなどで補修キットが売っているので、使ってみてもいいと思います。アトピッコハウスの漆喰調塗り壁材「漆喰美人」は小さな傷や汚れであれば、消しゴムやメラニンスポンジを使って除去ができます。サンドペーパーをかけて目立たないようにすることも可能です。

漆喰壁へ大きなポスターの飾り方は？

壁掛けポスターを漆喰壁に貼る場合、ボードアンカーやピクチャーレールを設置すれば、重量感のあるポスターも飾ることができます。釘打ちが必要なため、壁内部をセンサーで確認し、釘打ちができるか材質かどうか確認が必要です。

漆喰の壁を傷つけないポスターの貼り方は？

オシャレなフレームに入れて壁に立てかけるだけでも素敵ですが、簡易的にポスターを貼れる方法として、「ひっつき虫」というアイテムがあります。重量のないポスターであれば、問題なく貼れます。また、漆喰工事前にピクチャーレールを設置しておけば、漆喰壁は傷がつきません。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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