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炭の暖かさ知ってますか?

2006/01/29
2018/05/24

今日のお稽古では「後炭所望(ごずみしょもう)」をお勉強させていただきました。
冬、寒さが厳しくなればなる程、釜にお湯が沸いている景色に風情を感じるのですが、今日の後炭所望は、なんとも言えない雰囲気のあるお手前です。

どんなお手前かを説明できる程、理解はできていないので「お茶日記」さんをご覧下さいませ。丁寧に解説されています。

炭を炉に入れていく手前を「炭手前」と総称していますが、灰の上で赤くほこっている炭をみると、すごく心が和みます。ガスの炎とは違って、ホワホワっとした優しさがいいんです。

やっぱり思っちゃった~。オール電化なんて味気ないじゃん!

高気密高断熱の家で、炭なん使ったら死んじゃう。
やっぱり適度のスカスカの家でなくっちゃ。それでも、炭を入れた直後は、辛いので襖を開けたりしますが、その緊張感が人間の間性を磨くんです。

4a8673ea.jpg今日、お稽古で和菓子には何故味噌味が多いか、という話題になりました。

お正月に和菓子屋さんでみかける「花びら餅」といお菓子をご存知ですか?正式名称は菱葩餅(ひしはなびらもち)と呼び、明治時代に裏千家家元十一世玄々斎が初釜のときに用いることを宮中から許され(というのも今日知った)たお菓子が、日本中に広まった物なのです。

平安時代の新年の「歯固めの儀式」を簡略化してものといわれ、ゴボウは押鮎を表わし、餅と味噌餡には雑煮の意味が込められています。歯固めの儀式とは、長寿を願い、餅の上に赤い菱餅を敷きその上に猪や大根、鮎の塩漬け、瓜などをのせて食べていました。それが簡略化され、餅の中に食品を包んだもの(宮中雑煮)を、公家に配るようになり、それをお菓子にアレンジした時に鮎は牛蒡に、雑煮は餅と味噌餡になったそうです。

こういうトリビアがあるから、やめられないんです。もっと真面目にお稽古している人にとっては、普通の知識の可能性も‥。

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