マンションか戸建てか、悩む理由の1つが庭のお手入れ。庭のお手入れがないのなら戸建てにしたい!という方へ。
マンションが高騰しています。
戸建てに手に届かないからマンション、
ではなく、
より積極的にマンションを選ぶ方が、
増えているのでしょうね。
鍵1つで外出できて、
管理人さんがいれば安全性も保たれる。
バリアフリーだし、
隣に人がいるから万が一の時も安心。
虫が苦手だから、
マンションがいい!という声も少なからず聞こえてきます。
特に高層階であれば、
虫はぐっと少なくなりますが、
ざっと考えても、
マンションには、これだけメリットがあがります。
そして先日、
庭のお手入れが不安で、
マンションにするか注文住宅に悩む方の
お話を伺いました。
そんな方に、耳より情報をお届けします。
目次
マンションが人気の理由
暮らしの心地いいをみつけよう!
アトピッコハウス(株) ごとうひろ美です。
マンションが高根の花になっています。
価格が高騰し、
タワーマンションでなくても、
億に手が届く新築マンションも…。
交通の便が優先されていますが、
住まいに求めるものが、
マンションには揃っているのでしょうね。
- セキュリティーが充実している
- ゲストルームが使える
- ゴミ出しが楽
- ワンフロアで平屋感覚で暮らせる
- 眺望や採光がいい
- 風通しがいい
- 気密性が高い
- 耐用年数が長い
- 将来売却がしやすい
眺望や風通しや、
立地により異なりますし、
耐用年数を増やすためには
メンテナンスは必要で、
住民トラブルからメンテナンスができないマンションも
増えています。
売却がしやすいのは、
マンション人気が、
今現在、高いから。
海外の方が投資目的でも購入され、
それが高騰の要因の1つにもなっています。
マンション人気の理由は、
社会情勢にも関係していますから、
流動的な条件かもしれません。
虫が嫌いだからマンションにしたい
蚊やハエは高い場所では生活し難いため、
高層階になればなるほど遭遇率が減っていきます。
一般的には6階以上から少なくなると言われていますが、
周辺に緑の多い公園があったり、
河川敷が近ければ状況は変わります。
鳥は20階ぐらいでも飛来してくるらしいので、
鳥が昆虫を運ぶ可能性もありますが、
戸建てより、
遭遇率はぐっと少なくなります。
とはいえ虫が世の中から消えてしまったら、
美味しい果物も、
美しい花も育たなくなります。
分解する能力が地球上からなくなり、
美しい地球が、
ゴミで溢れかえってしまいます。
マイクロプラスチックについて、
以前ブログに書かせていただいていますが、
虫が地球上からいなくなれば、
動植物も、ゴミも消えることなく、
私たち人間が暮らす場所が奪われる。
そうならないためにも、
虫嫌いの方は、
遭遇率の低い場所に住むという選択は、
住む人にとっても、
虫にとっても、
そして地球にとっても、
有益な選択といえるかもしれません。
雑草は撲滅できるのか?
庭のお手入れで負担になるのが雑草。
雑草の処理方法は、
カンタンに探すことができます。
- 抜く
- 除草剤をまく
- 砂利を敷く
- コンクリートを敷き詰める
- 防草シートを使う
- 塩水をまく
コンクリートが一番効果があるので、
建物以外の敷地を、
コンクリートで敷き詰める方も、
いらっしゃいますよね。
それ以外の方法では、
撲滅は難しいですし、
コンクリートでも割れ目から、
草木が芽吹くている光景に、
見覚えのある方は多いのではないでしょうか。
降雨量が多く、
太陽がサンサンと輝く日本は、
草木がスクスク育ちます。
雑草も例外ではなく、
そもそも雑草というジャンルはありません。
その草が雑草かどうかは人間が決めているだけ。
私たちが普段、
雑草と呼んでいる草木にも、
可愛らし花が咲きます。
嫌われる雑草の№1ともいえるドクダミも、
よく見れば可憐な花が咲いていますし、
ガーデニング大国イギリスでは、
ドクダミの苗が1000円ぐらいで
販売されているのだとか。
乾燥しているイギリスで、
ドクダミを育てるのは大変で、
簡単には根付いてくれないようです。
ない物ねだり、です。
そして草花が、
スクスクと成長する日本だから、
雑草と仲良くなれば、
毎日が、楽しくなるよ、というコンセプトが広がりつつあります。
なんと、あの宝島社が雑草に注目しているのです。
想定外の場所で、
生育範囲を広げてしまうため、
人間にとって不都合だから雑草と命名。
不都合だとしても、
撲滅が難しいのなら、
有効活用しようという逆転の発想。
とはいえ、
無造作に雑草を増やしてしまっては、
手入れの行き届かない庭に見えてしまいますから、
そこは一工夫必要なのです。
手入れ不要の庭づくりポイントは3つ 1つめはゾーイング
ゾーイングとは、庭を分けること。
植物を植える場所、
雑草が生えても許す場所
歩く場所、
駐車する場所などを
舗装などで区分けすることです。
雑草を愛でるとはいえ、
好きでもない雑草ばかりではテンションが下がります。
好きな花を植える場所や、
動線を考えて、ゾーニングをしていきます。
手入れ不要の庭づくりポイント 2つめは舗装の方法
舗装にも色々な種類があります。
コンクリートや自然石、
レンガや砂利、木材チップなどがあり、
組み合わせでオシャレに作り込むことできます。
コンクリートを敷き詰めてしまうのは簡単ですが、
見た目も残念ですし、
近年の大雨を考えると、
排水性に不安があります。
大雨でも庭が水浸しにならないように、
勾配をつけたり、
排水路を設けるなどの工夫が必須になってきています。
手入れ不要の庭づくりポイント 3つめは植物の選び方
どんなに好きな植物でも、
庭の環境にあっていなければ手間暇がかかります。
コンセプトは手入れ不要の庭づくり。
落葉樹でもいいのか、
成長が早い樹木は剪定が大変など、
植物にも適材適所があります。
丈夫で手間いらずのミントは、
地植えしてしまうと、
雑草と化してしまい扱いが大変になることも。
好きな草花と、
その土地にあっている植物を、
考えて選んでいくことも大事なポイントです。
手入れ不要の庭は雑草が生えても気にならない庭
草花は想定外の場所に育ちます。
風で種が運ばれ、
鳥が運んできますので、
人間が制御することは難しい。
雑草を忌み嫌うのではなく、
風や鳥からの贈り物と受け取り、
想定外の草花が育つことを前提に庭と付き合えば、
結果として、
自然と調和し、温暖化防止の一助となり、
周囲の景観とも違和感なく溶け込みます。
そのためには最初の計画が大事。
ポイント3つを、
じっくり押さえて実行すれば、
その後のメンテナンスは、
ぐっと楽になります。
お手入れがゼロにはなりませんが、
雑草に目くじら立てて、
必死に除去する必要もありません。
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戸建てを考えてみて下さいね。
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