アトピッコハウス ブログ
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夏休みだからこそ、ママとパパが助かる和室の活用方法。

2022/08/23
2022/08/24

夏休みも残すところ、あとわずか!

ゴールが見えてきて、
少しホッとできているママとパパや、

去年よりも外出がしやすい社会環境となり、
ここ数年で比較すれば、
楽だったわ~という声も聞こえてきていますが、
ママとパパにとって夏休みは、
1年で大きな山場であることは間違いありません。

コロナ禍の特別な環境に加え、
今年は暑かった…。

外に行ける社会環境になったとはいえ、
暑さを避けるため夜の公園が、
子供たちの遊び場と化している光景も目にしました。

コロナも心配、
熱中症にも気を付ける必要もあり、

一筋縄ではいかない、
夏休みだったかもしれません。
今さらですが、
ママとパパが少しでも助かる和室の活用方法について、
考えてみますね。

 

日本の住まいから和室が減っている現実

暮らしの心地いいをみつけよう!
アトピッコハウス(株) ごとうひろ美です。

20年以上前から和室は減ってきています。



賃貸で和室の部屋がなくなり、
分譲マンションから和室マンションがなくなり、
注文住宅でも和室をつくらないケースも、
少なくありません。

和室が敬遠される最大の理由は、メンテナンス。

フローリングと違って、
何年後かにメンテナンスの必要があり、

メンテナンスしないと、
表面がボロボロして、
みすぼらしくなることが嫌われる要因です。

特に賃貸住宅の場合、
入居者が変わるたびに畳を交換するよりも、

汚れや傷があっても、
クリーニングだけで、
新しい入居者を迎えられるフローリングの方が、
収益率が高くなり、定着していきました。

建築工事をする観点からも、
和室がない方が、
工程管理が楽なこともあり、

マンションや建売などから、
ちょっとずつ和室が姿を消してしまったのです。

洋風の暮らしに違和感なく和室が溶け込めるようになってきた

和室が減ってきて20年以上が経過しています。

  • 自宅に和室がない
  • 畳に触れたことがない
  • 和室=おばあちゃん家

という世代も増えてきていますが、
実は今、

和室の価値が見直されており、
和室のある注文住宅や、
分譲マンションを簡単にみつけることできます。

その理由は、

和室が昔ながらの和の空間というよりは、
洋風の暮らしに違和感なく、
溶け込める和室がつくれるようになっていることも、
大きな理由のようです。


畳の縁取りをされている、ヘリ。

昔はヘリの柄で、
身分を表せたほど大切な柄でした。

でもヘリの柄が、
和風感を強調していましたが、

ヘリのない畳や、
無地のヘリも増えてきて、
家のイメージを崩すことなく
和室をつくれるようになっています。

日本の暮らし方がママとパパを助けてくれる

洋室と和室の最大の違いとして、

利用用途が限定される洋室と、
いかようにも変化する和室があげられます。

これは住宅事情の違いが影響しています。

限られた敷地の中で、
家族が快適に過ごすために工夫されてきた日本の住宅。
大家族制度の中で、
個室をつくることが難しく、

1つの部屋が、
ダイニングになり、
寝室になり、勉強部屋になる。

そうやって家族みんなで、
都合付けながら暮らしてきました。

徐々に海外の価値観が日本に浸透し、

大家族主義から核家族化となり、
そして個人主義が広がり、
個室が当たり前の暮らしになっていきました。

ところが今、
その個室を手放そうという動きがあるのです。

10年ほど前まで、
子供部屋をしっかりと作り、
プライバシーを守れる間取りを希望されていましたが、

ここ数年、個室への考え方が変化しています。

子供部屋は小さく、
ベッドが置ける程度。

その分リビングを広くし、
もしくは広めの廊下をつくり、
共有スペースに机を並べたり、

家族全員が使える学習コーナーを
設けるケースが増えてきました。

1つの部屋を、
様々な用途に活用する。

ちょっと前の日本の暮らしに近づいています。

大家族主義とは違いますが、

個人のプライバシーを最重要視するのとも違う。
海外の良い部分と、
日本のいい部分を上手に取り入れた暮らし方です。

ママとパパを助けてくれる和室

利用方法が固定されない部屋。

それはまさに和室です。
和室の長所の1つがクッション性。

フローリングの上にゴロンとなると、
身体の節々が痛くなりますが、
畳の上なら大丈夫。
だから赤ちゃんのオシメ交換の時も、
1枚タオルを敷くだけでチャチャっと交換できます。

フローリングの上で転ぶと、
大事になりそうですが、

クッション性のある畳の上なら、
わんぱく小僧が転んでも、
ギャン泣きで終わります。

遊び疲れて眠りこけても、
畳の部屋なら移動させなくても、

タオルケット1枚かけておけば安心です。

畳には調湿性能があるので、
子供の寝汗も適当に吸い取ってくれますから、
汗疹の心配も軽減します。

昼寝から目が覚めたら、

畳の乾燥が促されるように、
配慮してくださいね。

畳コーナーも若いママとパパに人気です

和室というと6畳か4畳半が一般的ですが、
3畳ほどの和室コーナーも人気があります。

扉をつけておけば、
来客用の寝室として、
3畳でも十分利用価値があります。

リビングの続きに和室コーナーを設けておけば、

夏休み中の遊び場は和室コーナー。
家事をしながら目が届くし、
暑くなったら水もすぐ飲めて熱中症対策もバッチリ。

オモチャ遊びも、
畳コーナーに限定してしまえば、

家中が散らかるということもなくなります。

それだけで、
ストレス軽減、掃除もラクラクです。

夏休みを過ごしてみて、
畳コーナーがあったらなぁ、と思った方は、
置き畳で畳コーナーをつくることもできます。

置き畳は色んな柄が選べたりしますが、

クッション性と調湿性能に拘りたいなら、
やっぱり昔ながらの畳がベスト。

数は少ないですが、
今なら国産の畳が手に入ります。
気になる方は、ご相談くださいね。

アトピッコハウスのオリジナル建材は畳からスタートしました

塗り壁と無垢フローリングのイメージの強いアトピッコハウスですが、
きっかけは畳。

26年前、納得できる畳が見つからず、
自ら九州農業試験場に問合せたことから始まりました。
それ以来、貴重な国産畳をお届けしています。

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