アトピッコハウス ブログ
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剪定枝や抜いた草をゴミにしない。ガーデニング用コンポストは、自分で簡単に作れます。

2022/06/13
2022/06/28

昨日の湘南地区は、
集中豪雨に見舞われ、

傘を持ち合わせていなかった私は、
他人様のガレージを勝手にお借りして、
雨宿りをさせていただきました。
不法侵入だなぁ…と思いながら。

見過ごしていただき、感謝です。

30分ほどで、
鳥が鳴き始め、小降りになってきました。
失礼をさせていただいたのですが、

2時間後には、
カラっと晴天となり、
ジメジメした梅雨とは思えない気持ち良さ。
まさに東南アジアのスコール、です。

雨が降って、
太陽が顔を出すと、
植物が元気に育ちます。

大切にしている植物が、
元気にしてくれるのは嬉しいですが、

増えすぎて困るなぁ。

と思う子や、
あなた、どこからやってきたん?

と、驚く子。
ちょっとちょっと、大きくなり過ぎてません?

という成長著しい樹木は
ご近所にも配慮しながら剪定も必要となり、
その剪定した枝や、
抜いた草花を、
庭の中で、資源として利用できるよ!

という方法を解説する講座を開催致しました。


剪定枝や抜いた草花の処分、どうしていますか?

暮らしの心地いいをみつけよう!
アトピッコハウス(株) ごとうひろ美です。

剪定枝は、どのように処分されていますか?

鎌倉市の場合は、
「剪定ゴミ」という回収日が週に一度あり、
枝は紐で結び、
枯れ葉や抜いた草花は、

ビニール袋に入れて回収日に出しています。

他地域より回数も多く、
優遇されているとは感じていますが、

枝は短くカットする必要があるため、
電動ノコのない我が家は、
なかなかの重労働。

抜いた草花は、
ポリ袋にいれて回収ステーションに出すのですが、

重量があり、
こちらもヨッコラショっていう感じです。

剪定時期は、回収ステーションが山盛り。

その一部でも、
庭で処理できたら、
捨てる手間も減り、
ポリ袋の減量化も期待できそうです。


ガーデニング用のコンポストは自分で作れます。

コンポストと聞くと、
あの緑色の円すい形の
プラスティック製を思い浮かべますよね。

あれ、庭の景観を崩すから、
嫌だなぁ、と思っている方多いと思うんです。

プラ製は耐久性がありますが、
経年変化で退色してきて、
見すぼらしくなっていき、
庭の価値を下げてしまします。

そう考えている方が多いようで、
最近は景観を壊さないコンポストも色々増えてきました。

私も20年近く使った木製のコンポストが壊れ、
そのままになっていましたが、
最近、使い勝手もよく、
景観を壊さないコンポストを知り、

また再開しようかなぁ、と思っているところですが、

剪定枝や抜いた草花を、
自宅で循環させるためのコンポストは、

バイオネスト

と呼ばれています。

バイオ:生命
ネスト:巣

生命の巣という意味

バイオネストそのものを、
庭で出た枝で作ることができます。

剪定枝を鳥の巣のように円形積み上げていき、
鳥が育てる卵の代わりに、
抜いた草花を入れて、
堆肥になるのを待つのです。

コンポストの土台となる枝も、
微生物の力を借りて、
ゆっくりと分解され、堆肥になっていきます。

その堆肥が、
草木の栄養となっていく。

バイオネストがあることで、
微生物が活発となり、
どんどんと庭が活性化していきます。

市販されている肥料の大半が輸入品。

コロナ禍で物流が滞り、
肥料も不足傾向にあります。
しかも円安が続いていることを考えると、

肥料が自宅で作れる可能性がある素材を、
ゴミとして処分していたなんて、
勿体ない!


個人宅の庭にバイオネストが作れるんです!

バイオネストは一般的に、
公園や里山など、
樹木が豊富で、敷地も広い場所を中心に、
広がってきています。

でもアトピッコハウスで、
お伝えした方法であれば、

庭のサイズに合わせて作ることができ、
かつ太い剪定枝も、細い枝も、
抜いた草花もすべて活用することができるのです。

そのポイントは、
支柱が内と外で2本あること。

一般的なバイオネストは、
支柱一本で、その支柱に枝を 編み込む でいいく方法ですが、

支柱を2本にすることで、
編み込むのではなく、
間に枝を、入れていくだけになるのです。

編み込むメリットは、
中心部分が大きくなり、
たくさんの抜いた草花を入れることができます。

しかし編み込んだ部分が、
劣化してきたら、
作りなおしに手間がかかります。

支柱が2本タイプは、

中心部分が狭くなり、
抜いた草花をたくさん入れられません。

でも堆肥化に時間がかかる細い枝は、
周囲に入れることができて、
中心部分は草花にすることで、
短い時間で堆肥化が期待できます。


編み込んだバイオネストと違い、
周囲の構造が朽ちてきても、

気にせず上から積み重ねるだけなので、

一度つくったら、
かなり長い時間、活用することができるのです。

参加した方が翌日に自宅で作ってくれました!

アトピッコハウスのバイオネストは直径1mぐらい。
サイズ感が伝わるように、
我が家のワンコをいれてみました。

トイプードルおから1.8kg

ちょっと広めのケージですね(笑)

中心に抜いた草花をいれているので、
フカフカのクッションです。

太い支柱は、
昨年秋に剪定したヤマボウシや、ツバキ。

その間に、
それぞれの樹木の、
細い枝を詰め込んでいます。

参加された方が、
翌日作ってくれたバイオネストは、
アトピッコハウスよりもコンパクトで、
今ある樹木も支柱として利用しているところが、
ナイスアイデア!

動画も作って下さっているので、
興味のある方は、
ご覧になってみてくださいね。

熊木幸奈さんのブログ

https://www.sachina.jp/posts/34951777?fbclid=IwAR3C1pGhHRs0kD–Tk7dR6yawrBArBMYvm3pink-8OdEbGlVgm14JFNhrsU


生ごみ処分には、
色々と気を遣いますが、

剪定枝や、抜いた草花に、
害虫が大量に発生することはありません。

微生物が豊かになることで、
昆虫が増え、
受粉が進み、去年よりも満開の花が咲くことが期待できます。

ゴミの処分に悩む必要もなく、
肥料も自宅でつくれる。

一度作ってしまえば、
手間暇は、それほどかからないバイオネスト。
作ってみたいけど実物を見てみたい!

という方のために、
ナチュラルガーデニング入門編を毎月開催しています。

・アトピッコハウスが考えるナチュラルガーデンとは
・ずぼらガーデニングについて
・選択的除草の体験
・バイオネストの仕組み

キャンセル料もございませんので、
お気軽に重し込み下さいね。

https://www.atopico.com/event/event/20220613141342-2

気になる方は、
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