壁紙リフォームの費用、選び方のポイント、よくある質問にお答えします。
壁紙が、剥がれてきた。
黄ばみ汚れが目立つようになってきた。
気になりだしたら、その時がリフォームのタイミングかもしれません。
壁紙と一口にいっても種類や金額も様々。
選び方のポイントや金額相場をこの記事で、ご紹介いたします。
単に「壁紙」というと、90%以上の確率でビニールクロスとなりますが、
アトピッコハウスのオリジナル壁紙は、織物を原料にした本物の「布クロス」です。
目次
壁紙のリフォーム費用相場
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの山田です。
部屋の壁紙を張り替える費用は、クロスのグレードや種類によって異なります。
安価な商品もあれば、高級品もあります。
また、壁紙の材料費だけではなく、工事費用が加算されるのがリフォームの総額です。
下地の種類、難易度によって工事費用は左右されます。
まずは、壁紙リフォームの費用相場をご説明いたします。
壁紙張替えの工事費用例
同じ6畳の広さの部屋であっても、窓の大きさや天井高が異なります。
部屋が狭くて障害物が多い場合や、
壁紙の種類によって張替えの難易度が異なります。
部屋ごとの工事費用はどの程度必要なのか?相場をご紹介いたします。
・キッチン 4~7万円
・リビング(部屋の広さによって変わります。)
6畳:4~7万円
8畳:4~8万円
10畳:5~10万円
12畳:6~11万円
・玄関
平均の広さであれば、4〜5万円です。
吹き抜きがあるなど、足場を組む必要があれば、さらに上乗せされます。
・トイレ 2~5万円。
・洗面所 4~5万円。
撥水加工クロスを使うなど、掃除しやすい素材が人気です。
洗面所やトイレは作業の邪魔になる便器や洗面台があるため、洗面所やトイレの値段は広さに対して費用がやや高くなることがあります。
移動が必要な家具がある場合、家具移動費も加算されますので、
あらかじめ家具の移動をしておける場合は、対処すると予算を抑えられます。
一軒家、マンションの壁紙張替え費用に違いはあるか?
戸建てとマンションの費用の違いはあるのでしょうか?
一軒家とマンション、全体の㎡数はさほど変わりはありませんが、
大きな違いは、階段がある点です。
階段では脚立を使ったり、足場を組んだりする必要があるため、
工事費用が加算される場合があります。
古い一軒家の場合、下地の状態が悪く、
下地処理に対する追加費用が加算される可能性もあります。
単純に一軒家とマンションの面積は同じでも、
そのほかの工事費用が加算される可能性が高いため、
一戸建ての費用のほうが高くなるケースが多いのです。
壁紙リフォーム~概算費用を自分で計算する方法~
見積もり金額が業者によって、まちまち。
リフォームの正当な金額がわからず不安に感じる。
そんな時、自分で面積を測って計算することができれば、
おおまかな金額を確認することができます。
業者選びや比較の目安にしてください。
<壁紙リフォームの概算費用を自分で計算する方法>
壁紙張替えの費用の概算は、床の長さを測れば自分で計算できます。
まずは、床の面積を測ります。
床の長辺(m)×床の短辺(m)
壁は4面あるので、
床の長辺×2+床の短辺×2に、天井の高さをかけます。
◆計算例◆
・壁紙単価 1,000円
・床の長辺:4m
・床の短辺:2.5m
・天井の高さ:2.5m
この場合、床4辺の合計は、13mとなります。
㎡数を算出するために、天井高をかけます。
13m×2.5m=32.5㎡
壁4面の面積がでたら、これに壁紙の㎡単価とゆとり分1.2をかけます。
32.5㎡×壁紙単価1000円×ゆとり1.2=39,000円。
ゆとりは、張り替える実際の面積から、必要な壁紙のサイズを計算する際に
ゆとりを持たせるために使います。部屋の形や間取りに1.1~1.2をゆとり分とします。参考にしてください。
アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、本物の織物壁紙なので、1,000円で購入できる
ビニールクロスよりは、高くなります。
壁紙リフォーム~メートル単価と平米単価について~
壁紙を購入する際は、
メートル(m)単価か平米(㎡)単価の、
いずれかで表記されています。
メートル単価とは、壁紙の幅90㎝×クロスのメートル数で算出される単価です。
壁紙幅は90㎝がスタンダードです。
平米単価1㎡当たりの単価を示しているのに対し、
メートル単価は0.9㎡分の単価のことを指しています。
そのため、メートル単価と平米単価が同じ1000円の場合、
合計すると平米単価の方が安いということになります。
壁紙リフォーム~壁紙の種類について~
国内では、ほぼ9割がビニールクロスを採用していると言われています。
ビニールクロスといっても価格帯は幅広く、
格安な量産型クロス(スタンダードクロス)は、
賃貸物件や一般住宅でよく使われています。
白やベージュなどスタンダードでシンプルなデザインが多いです。
ハイグレードなクロスは、1000番台クロスとも呼ばれています。
おしゃれなデザインや機能性に優れているため、
価格ではなく機能を重視する場合に使われる傾向です。
各メーカー、スタンダードとハイグレードクロスを販売しています。
ハイグレードクロスは単価が高いので、家全体で使うと高額料金となります。
予算が厳しい場合、一部をハイグレードクロスにするなどクロスを使い分けて、
価格をおさえるとよいと思います。
アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、織物壁紙です。
壁紙リフォーム~素材の違いについて~
量産型のクロスは、いわゆるビニールクロスという商品です。
ビニールクロスは、ポリ塩化ビニール樹脂が主原料で、シート状にしたものに紙で裏打ちしています。
ビニールクロス以外には、自然素材のクロスがあります。
和紙に代表される紙クロス、天然素材の珪藻土をクロスに加工した珪藻土クロス、
綿や糸を織り上げた織物に紙を裏打ちした織物クロスもあります。
自然素材のクロスは、経年劣化しにくく、
機能性にも優れています。
厚手で耐久性が高いのも魅力です。
汚れがついた際には、水拭きができないため、
気になる場合は、張替えが必要になることがありますが、
基本的にはメンテナンス不要です。
透湿性が高いアトピッコハウスの織物クロス「すっぴんクロス」は、
カビ予防効果も期待できます。
壁紙リフォーム~柄物か、無地にするか~
外国製の壁紙は、カラフルで個性的なものが多いので、
チャレンジしたい気持ちがありますが、
貼ってから、イメージと合わなかった、失敗したとならないように、
壁紙選びは慎重になってしまいますね。
デザインは多様化しており、時代のトレンドも反映しています。
レトロ柄、木目調、レンガ調など、ポップな種類もあり、
100均でも買うことも可能です。
柄物を取り入れるコツは、
部屋全体ではなく、一部のみアクセントで使うことです。
狭い部屋の場合、柄物は圧迫感を出し、
白に近い無地クロスは、広い空間に見えます。
柄物はカーテンやクッションカバーなどに取り入れれば、
模様替えが気軽にできます。
柄合わせが必要になるクロスは、
多めに材料を購入する必要がありますし、時間がかかるため、
工事費用が高くなる場合があります。
柄物を効果的にバランスよく取り入れることで、おしゃれな空間を演出できるので、
予算に余裕があるのならば、思い切ってチャレンジしてもいいかもしれません。
また、無地クロスであってもピンクやイエローなど、カラフルな色にすると、
まるで塗装したような雰囲気がでるので、想像以上に個性的なインテリアになります。
子供部屋に取り入れたら、明るくていいですね。
壁紙リフォーム~自分で張替えをする場合~
壁紙の種類によっては、diyできる場合があります。
この場合、工事費用は不要なので材料費代のみあればOKです。
クロスの張替えが初めてであれば、
ホームセンターやネットショップで買える、
のり付きクロス、テープで貼るだけのクロスがおすすめです。
足場を組む必要がある高さの壁、天井、
複雑な間取りの壁、トイレや洗面所など作業がしにくい空間、
エアコンなど大きい家電や大きな家具の移動も伴う場合は、
DIYではなく、プロに相談することをおすすめします。
柄が大きい輸入クロスは、
柄合わせが難しいので、シンプルなデザインを選びましょう。
壁紙リフォームの失敗談、注意点
壁紙張替えした直後に壁を触ってしまい、
壁紙にシワができてしまうことがあります。
張り替えた直後の壁紙は、壁との間に隙間ができて、
ボコボコと浮いているように見えてしまいます。
ボコボコが気になって、浮いている部分を直そうと触りたくなりますが、
壁紙は、乾くときれいに伸びるように施工されているのが一般的です。
そのため、張替え直後は気になる部分があっても触らないようにしましょう。
また、ビニールクロス以外の織物クロスや和紙クロスなどに、
汚れをつけてしまうと、最悪張替えや交換が必要となります。
家具の移動や家電工事など、業者が入れ替わり立ち代わり出入りする場合、
注意喚起が必要です。
まとめ
壁紙をリフォームの際、分厚い見本カタログを見ても
なかなか納得がいかず、決めきれないことがあると思います。
水回りは、撥水性が高く掃除がしやすいビニールクロスにし、
寝室やリビングなど多くの時間を過ごすスペースには、
家族が気持ちよく過ごせるような、壁紙を選びたいですね。
アトピッコハウスの織物クロス「すっぴんクロス」は、
綿や麻の糸を織り上げた本物の織物クロスです。
ナチュラルな色合いは、やさしい雰囲気で、
和室や洋室にも合わせやすいデザインをそろえています。
まずは、資料請求からお試しください。
▶すっぴんクロスの詳細を知りたい方は、こちら
よくあるご質問
織物クロスのメリット、デメリットは?
アトピッコハウスの織物クロス「すっぴんクロス」は、耐久性が高く、吸音性も期待できます。高級感があり、やさしい雰囲気を演出できます。デメリットとしては、濃い色の液体を付着してしまった際は、水拭きや洗剤が使えないので、気になる場合は張替えが必要になります。
洗面所やトイレにも、すっぴんクロスは施工できますか?
浴室以外であれば、家じゅうの壁天井どこにでも水回りにもお使いいただけます。壁の水拭きをしたいのであれば、水回りは撥水効果の高いビニールクロスやタイル。寝室やリビングは織物クロスなど、使い分けることもおすすめです。
クロスが破れている部分の補修は自分でできますか?
小さいはがれ、汚れであれば、簡単に補修ができる工事内容です。残っている端切れを活用すると違和感なく仕上げられるでしょう。補修キットも市販されています。年数が10年以上経過している、全体的なはがれや汚れであれば、プロに依頼することをおすすめします。
塗装と壁紙張替え、どちらが安くできますか?
塗料を吹き付ける塗装と、壁紙の張替え。
古い壁紙をはがし、下地処理が必要な壁紙張替えより、上から吹き付けるだけの塗装のほうが、安く済ませられることが一般的です。塗料は単色となるため、クロスのような様々な模様やデザインを楽しむことはできません。
無料で、資料・サンプル差し上げます
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。