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チコちゃんに学べば叱られない!?大量生産フローリングが安い理由。

2021/12/01
2021/12/01

大量生産とは

同じものを同時に大量につくること。

建築業界では「量産品」という単語をよく使います。「量産クロス」「量産フローリング」という表現は、大量生産品という意味となります。

勉強になりますよね。チコちゃんに叱られる!

家族の歴史と思い出を刻む
無垢フローリングと漆喰の専門店
アトピッコハウス(株) ごとうひろ美です。

国民的番組となりつつあるNHKのチコちゃんに叱られる!

5歳児からの突拍子もない質問に、
ゲスト回答者がオロオロし、
回答できないと

ボーっと生きてんじゃねーよ

とチコちゃんに喝を入れられる番組です。
ほとんど回答ができない私は、
毎度、喝を入れられていますが、

世の中、知らないことが多いし、
考えたこともなかったことに気づきます。

まさに、ボーっと生きてるわけです。

考えなくても、
知らなくても、
日々の暮らしでは困らないぐらい、

私たちの日常は、
便利で快適ということですが、

チコちゃんに教えてもらったことで、
よりよい選択ができるようになります。
知らないより、
知っていた方がいい情報って、
たくさんありますね。

塗装することで早く、安く大量につくることができるようになった。

ピアノの話です。

チコちゃんからの問いは
「なぜピアノは黒いの?」でした。

XジャパンのYOSHIKIのように透明なピアノもありますが、
大部分が黒いですよね。
家庭によくあるアップライトピアノも
真っ黒が主流。

もともとは塗装のない、
木目を生かした茶色が主流でした。

ピアノはヨーロッパ発祥。

乾燥していたヨーロッパから、
湿度の高い日本にやってきて、
ピアノも大変だったんです。

木材は動きます。

乾燥していれば動きは小さくなりますが、
湿度が高いと、
その動きが大きくなり、

音色も変わってしまうため、
ピアノを日本で普及させるためには、
湿気対策が必要になったのです。

そこで湿気対策として、
表面に漆を塗ることを発想しました。

漆は湿気対策として
縄文時代から使用されいた
馴染みある素材。

黒以外に、赤漆もありますが、
格式の高さを理由に、
黒が選択されたと、
チコちゃんでは解説がありました。

こうやって黒くなったピアノですが、
漆を塗ったことで、

生産性とコストダウンが実現したことに、
私は注目をしました。

その理由は、
漆を塗る前は、表面の木目模様が繋がるように
素材を厳選する必要がありました。

しかし黒く塗ったピアノでは、
その手間が省けたため、
コストダウンにつながったというのです。


コレ、フローリングでも同じことが言えるんです。


フローリングを量産できる理由の1つが塗装


木製品には木目があります。
その木目は、一定ではありません。

でも継ぎ目の部分は
柄があっていた方が美しく見えます。
でも1つとして同じ繰り返しのない天然の樹木。

それでも木目を合わせようとすると、
素材の選定などに
時間と、コストがかかります。

漆を表面に塗ったことで、
その悩みが解消されたのです。

漆、つまり塗装することを
前提とするならば、
柄合わせを考える必要がなく、
素材を無駄なく利用でき、

選定の時間も必要がなくなり、
コストダウンに繋がったのです。

天然素材の柄合わせは、
工業製品とは比較にならないほど
時間がかかります。

フローリングでも高額となる傾向があります。

でもピアノと同様に、
木目が見えないほど、
塗装をしてしまえば、
捨てる材料も少なくなり、
製造コストが抑えられます。

色柄が均一なフローリングは、
柄合わせの必要がなくなり、

工事時間が短縮され、
それもコストダウンに繋がるのです。

でも塗装しているから違いが分かりにくくなる


フローリングは、
価格の違いが分かりにくいとよく言われますが、

どんな原材料であったとしても、
塗装で美しくなってしまうことが、
1つの理由です。

最近では塗装の技術も上がり、
天然目のような塗装仕上げも容易で、
見極めが非常に難しくなっています。

塗装で美しく仕上げることができる。

捨ててしまうような素材であっても
塗装で活かすことができれば、
それは資源の有効活用というメリットと、

木材そのものの良し悪しが
見極めにくいという側面もあるのです。

大量生産品に無塗装フローリングはありません

塗装は表面を美しく仕上げる目的の他に、
保護する役目も担っています。

汚れが付きにくく、劣化も防ぎます。

でも木材が高品質であれば、
劣化も遅いし、
高温多湿にも順応してくれます。

それが結果、耐久性の違いに現れるのです。

グレードの高い木材なら、
無塗装品や、
ガチっと塗装されていないナチュラルな塗装で
仕上げたフローリングも手に入ります。

そして色柄の均一さを、
強く求めないのであれば、

手の届く金額で、
誤魔化しのない高品質のフローリングが、
手に入るのです。

無塗装品、ナチュラル塗装仕上げが揃う「ごろ寝フローリング」

アトピッコハウスのフローリングは、
三重県尾鷲市のヒノキからスタートしました。

徳川のお殿様が、
日本で初めて植林を始めた尾鷲のヒノキは、
品質が安定しています。

  • 木材そのものグレードが高く動きが小さい
  • 加工精度が良く工事しやすい
  • 節や色合いが比較的揃っている


さらに脂分が多く、水をはじくので、
湿度にも強いという特徴もあります。

この尾鷲ヒノキからスタートして、
ナラやブラックウォールナットなどの広葉樹を中心に、

  • 無塗装品
  • クリア塗装(自然塗装)

をラインナップしています。
クリア塗装とは、色を付けていない塗装のこと。
自然塗装とは石油系ではなく、
天然由来の塗料で仕上げています。

天然由来の塗料は、
木材の呼吸を止めることがないのでカチっと固まりません。

だから木材そのもののグレードが悪いと、
成立しない塗装なのです。

捨ててしまう材料を塗装により
有効活用するという側面も重要ですが、

アトピッコハウスでは、
高品質のフローリングを長く使っていただくことで、
資源の有効活用に貢献したいと考えています。

ごろ寝フローリング

そしてノーメンテナンスなのが「ごろ寝フローリング」

無塗装品、自然塗装品と聞くと、
お手入れが大変そう?と思いますよね。

アトピッコハウスではノーメンテナンスとお伝えしています。

ノーメンテナンスといっても、
掃除しないという意味ではありませんが、
特別なお手入れは必要ありません。

天然クリーナー&ワックスこめっとさんで、
気になった時に、
チャチャっとお掃除するだけ!
二度拭きも不要です。

天然クリーナー&ワックスこめっとさん

ワックスは入居時に1回でOK。
だから共働き家庭にも歓迎されています。

無料で、資料・サンプル差し上げます

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

新築やリフォームをお考えの方は、まずは「ごろ寝フローリング」の資料をご請求ください
小さなサンプルもご用意しています。

ごろ寝フローリング

よくあるご質問

無垢フローリングの選び方を教えてください

硬い樹種はキズが付きにくいですがヒヤっとする感触があります。柔らかい樹種は足ざわりが暖かいですが、キズが付きやすくなります。まずは、この当たりを基準に、絞り込んでみることをお勧めしています。

無塗装フローリングはワックスをかけた方がいいでしょうか

はい、入居前に一度はワックスを塗布していただいた方がいいです。日々のお手入れは天然クリーナー&ワックスこめっとさんを使っていただければ、ほぼワックスをかける必要はなくなります。

柔らかい樹種が希望ですがキズは目立たせたくないのですが…

木目がハッキリしている樹種を選べばキズや汚れが目立ち難くなります。

無垢フローリングの床暖房用の性能はどうでしょうか。

木材は急激な温度変化が苦手です。無垢フローリングは、その特徴を引き継いでいて、塗装品は、塗装の力で動きを止めることもできます。自然塗装品や、無塗装品の床暖房用の使い方は、設定温度を低にしたままお使いください。無垢フローリングが、お住まいに馴染んできた2年目以降は、徐々に温度を高くしていっても大丈夫です。