アトピッコハウス ブログ
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エコクロスのメリットデメリット

2021/01/25
2023/06/28

エコクロスとは地球の環境にやさしい壁紙のことですが、
定義はメーカーによって異なります。

ビニールクロスはなんとなく使いたくない。
アレルギーがあるし、体に優しい、風合いの良い素材の壁紙を使いたい。
塗り壁にリフォームしたいけど、予算が合わない。

そんな需要もあり、
各メーカーは、エコクロス、自然素材壁紙の商品開発をしています。

エコクロスは、ビニールクロスと比べると
どんなところが優れている壁紙なのでしょうか。

アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、本物の織物(布)クロスです。織物(反物)に裏打ちの紙を貼って、壁紙にしたものです。これも、エコクロスの一種になります。ナチュラルな風合いで高級感がありますが、一般住宅にお使い頂けます

丈夫なエコクロス「すっぴんクロス」の詳細は、こちら

すっぴんクロス

エコクロスはどんなもの?

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの山田です。

エコクロスの種類、素材、価格を
ビニールクロスと比較してみましょう。

  • エコクロスとビニールクロスの原料を比較
  • エコクロスとビニールクロスの価格を比較
  • エコクロスのメリットデメリットとは
  • エコクロスのメンテナンス方法とは

エコクロスとビニールクロスの原料を比較

現代の家では、ビニールクロスが一般的です。
ビニールクロスの原料はどんなものなのかを解説をします。

ビニールクロスとは?

ポリ塩化ビニールを主原料とする壁紙のことです。
加工性が高いので、凹凸のあるエンボス加工など、様々なパターンの物があるのが特徴です。
接着剤や原料に含まれる成分がシックハウスなどのアレルギー症状を引き起こす可能性があり、焼却時に有害物質を発生させる懸念もありますが、バリエーションが豊かで比較的安価です。

エコクロスとは?

天然素材が原料の壁紙です。
代表的な原料は、紙やウッドチップ、織物、珪藻土です。
具体的にどのような素材を使っているのか、ご紹介します。

1)珪藻土、漆喰クロス

漆喰クロス

珪藻土クロスは、天然素材である珪藻土を、漆喰クロスは漆喰を内装材として利用しやすいクロスに加工した製品です。本物の塗り壁を塗った壁ほど優れた調湿性や消臭効果はありませんが、土壁風の雰囲気を出したい場合におすすめです。

2)オレフィン壁紙

オレフィン壁紙はポリエチレン・ポリプロピレンといった合成樹脂が主原料で比較的ビニールクロスに近い見た目です。汚れに強く、水拭きできる特徴に加え、焼却時に塩化水素などの有毒ガスがほとんど発生しないので、環境にも優しい壁材です。塩化ビニールの使用を減らすために普及しており、「木質系」や「石目調」タイプもあります。

3)和紙

土佐和紙

土佐和紙、京和紙、玉紙が代表的です。和紙は高級感があり、丈夫である点はメリットと言えます。ビニールクロスと違って、ジョイント部分は、カットせず重ねていきますので、独特の仕上がりとなります。玉紙は表面を樹脂でコーティングしているので、水をはじきます。そのため汚れやすいキッチン等の水廻りにも使用できます。

4)ケナフ壁紙

ケナフという草を主原料とする壁紙です。 ケナフは非常に生長が早く、大きく育って多くの繊維を収穫できるため、木材に代わる素材として注目されています。ケナフクロスは燃やしても有毒ガスを発生することはなく、埋めれば土に還るため、エコな素材として注目されています。

5)織物クロス

布クロス

綿や麻など天然素材の糸と糸を織り上げた織物に紙を裏打ちしている自然素材のクロスです。糸と糸の間に隙間があるため、透湿性に優れています。高級感があり、ナチュラルな雰囲気になります。また、吸音性にも優れているため音楽部屋にリフォームする際にもおすすめです。

ひと昔前は、布クロスが普通に使われていた歴史があり、
昭和初期の布クロスを知っている人は、「シミが出る」と思っている方が多いです。

「シミが出る」原因である薬品処理を、アトピッコハウスの「すっぴんクロス」はしていませんので、シミが発生しません。

アトピッコハウスの織物クロス「すっぴんクロス」は、丈夫で耐久性に優れています。震災の際も、大きな損傷が出なかったという実績もあり、地震の多い日本の環境にもピッタリな壁紙です

丈夫なエコクロス「すっぴんクロス」の詳細は、こちら

すっぴんクロス

エコクロスとビニールクロスの価格を比較

ビニールクロスは多く流通していることと、
施工が簡単なこともあり、比較的安価です。

材料費(エコクロスの単価)と工事費用(工事単価)が、
ビニールクロスに比べ、エコクロスは金額がやや高めです。
理由としては、原料と施工性です。

丁寧な施工が必要ですし、
失敗したら補修が難しいというリスクがあるため、
工事費用もビニールクロスに比べると高くなる傾向があります。

ビニールクロスしか施工したことがない業者の場合、
エコクロスは、施工ができないと断られるケースもあります。

エコクロスを採用したい場合、業者選びが大きなポイントです。
エコクロスの施工実績があるのか、HPや事前問い合わせでチェックし相談しましょう。

アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、織物(布)クロスなので、エコクロスの中では施工に神経を使います。それは、難しいという意味ではなく、丁寧な工事を必要とするということです。ビニールクロスのように水拭きが出来ないので、汚さないような注意が必要なのです。

難しくないけど丁寧な工事が必要な「すっぴんクロス」の詳細は、こちら

すっぴんクロス

エコクロスのメリットデメリットとは

エコクロスのメリットは?

  • 燃えてもダイオキシンなどの有害な物質が発生しない安全性。
  • アレルギー物質、花粉などを付着し難い。
  • 空気を通す、調湿性能がある。
  • 静電気が発生し難いので、ホコリが付着しにくい。

調湿性能を持つエコクロスは、毎日の暮らしを快適にしてくれます。 空気中の有害物質や臭いを吸着するエコクロスなど、様々な付加価値がある商品もあります。


エコクロスのデメリットは?

  • ゴシゴシと水拭きができない。
  • 濃い液体がついてしまった場合、補修が難しい。張替えになる可能性がある。
  • 丁寧な施工が必要。施工できる業者が限られる、技術が必要。
  • 継ぎ目(ジョイント)部分がやや目立つ。

エコクロスは、施工が難しいと思われがちなので、
業者が見つからないことがあるかもしれません。

また、エコクロスは、汚れがついたら落としにくいこと、
補修が難しいという点がありますが、
メリット面が圧倒的に多いと思うのではないでしょうか。

アトピッコハウスの「すっぴんクロス」も施工次第は難しくありません。エコクロスは、塗り壁よりも安く仕上がるので、ビニールクロスからの変更もハードルは低いと思います。

ビニールクロスからの変更も簡単な「すっぴんクロス」の詳細は、こちら

すっぴんクロス

エコクロスとビニールクロスを部屋ごとに使い分けよう

キッチンやトイレや洗面所などの水回りは、汚れが気になるし、気軽にゴシゴシ掃除がしたい。
アレルギーがあるし、寝室は体に優しい素材を使いたい。

その場合、水回りには撥水性があり手入れしやすビニールクロスを使い、
生活する時間が長い居住スペースにはエコクロスを使うなど、
部屋ごとポイントごとに使い分けることをおすすめします。

このように部屋ごとや目的にあわせた使い分けをすることで、
壁紙別のメリットを生かし、デメリットを軽減できます。

また、予算内におさめてエコクロスを採用できる可能性が広がります。
部屋ごとの使い分け、ポイント使いをおすすめします。

エコクロスのメンテナンス方法とは

当社では、織物でできた織物(布)クロスを販売しています。

織物クロスは高級感たっぷり

お洋服と同じ素材のため、濃いシミがついたら水でゴシゴシと水拭きができません。

ですが、経年で目立たなくなるし、
味わいがでるものです。
ビニールクロスみたいな、ボロボロした感じにはならないのです。

また、静電気が発生しにくいので、
ホコリがつきにくいというメリットもあります。
そのため、黒ずみ汚れがつきにくいし、普段のお掃除は、ノーメンテンスでOK。
意外と、お手入れは簡単です。

また、吸音効果もあるので、
防音室に採用されるケースもあります。

まとめ

ビニールクロスとエコクロスの違いは色々ありますが、
エコクロスというものがあるということを、まずは知って頂きたい。

当社のエコクロスは、
織物でできた「すっぴんクロス」です。

リフォームの際、ビニールクロスからの仕様変更もスムーズですし、
比較的リーズナブルにエコクロスを採用することができます。

予算内で環境に配慮した自然素材を使って気持ちの良い空間づくりをしたいという方には、
ピッタリな商品です。

透湿性の高い織物クロスは、下地の匂いを通す特性があります。
強い臭いの糊を使うと、特有の匂いが部屋中に充満することが懸念されます。
そうならないため、アトピッコハウスには、ほぼ無臭の専用糊「こむぎちゃん」もご用意がありますので、安心です。

すっぴんクロスの最大の特徴は、丈夫だということ、少々のことでは破れません。また、ナチュラルな風合いで高級感がありますが、一般住宅にお使い頂けます

ナチュラルで高級感がある「すっぴんクロス」の詳細は、こちら

すっぴんクロス

よくあるご質問

エコクロスとは何ですか?

エコクロスとは、環境に優しい壁紙のことを指しますが、定義はメーカーによって異なります。燃えても有害物質を発生させない、耐久性が高いなどメリットが多く、近年注目されている人気の素材です。エコクロスの原料は、紙やウッドチップ、和紙、珪藻土、オレフィン樹脂など、様々です。 アトピッコハウスのエコクロス「すっぴんクロス」は、綿や麻などの天然の糸が原料となります。丈夫で耐久性に優れて、透湿性の他、吸音性がある機能性に優れたクロスです。

布壁紙とは何ですか?

布壁紙とは、綿や麻などの織物に紙を裏打ちしたクロスです。アトピッコハウスの布クロス「すっぴんクロス」は耐久性が高く、透湿性や吸音性に優れているところもメリットです。「すっぴんクロス」は、ニオイや成分に配慮した専用糊「こむぎちゃん」とセットで購入が可能です

クロスと壁紙の違いはなんですか?

クロスと壁紙は結論から言うと同じものです。クロスというとビニールクロスを想像できますが、クロスは英語でいうと意味は「布」になります。壁紙というと、カラフルでデザイン性の高い壁紙や和紙クロスを想像できます。

環境に良いクロスのメリットとは?

素材が紙や布、ウッドチップなので、燃えても有害物質を発生させません。材料にシックハウス症候群の原因とされる化学物質や「ホルムアルデヒド」を含まれていないので、体にも優しいクロスと言えます。

無料で、資料・サンプル差し上げます

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

本物のエコクロス「すっぴんクロス」の資料は、こちらからご請求ください

すっぴんクロス