壁のDIYは手軽?
長く続いた猛暑もやっと終わりが見えてきた感じがしますね。
暑い間は本当に何もする気になれず、何とか過ごしてきたという
方も多いのではないでしょうか。
涼しくなってきて動きやすくなってきたことと、
連休もひかえているのでDIYでの作業をご希望される方が
増えてきました。
まずは“手軽に壁のDIYを”という方が多いです。
壁のDIYは果たして手軽なのでしょうか。
DIYは下地処理から
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。
テレビでもネットでもDIYが盛んです。
見ている限りでは簡単そうだし、自分でもできそうと
感じますね。
しかし、テレビでは下準備は割愛されています。
新規のボードに張り替えてある状態での施工。
実際には壁の状態によってさまざまな対応が必要です。
DIYはゴミの処理も自分で
クロスを張り替える場合は、現状のクロスをすべてはがす
必要があります。
塗り壁をリフォームしたい場合でも状態によっては
全てはがしてからの施工になります。
そうして、しかるべき下地処理をしてから、やっと
仕上げの作業となります。
ゴミの処理も大変ですし、現状の壁の状況を見極め、
さらに状態にあった下地処理をする、というのはなかなか大変な
作業だと思うのです。
自然素材は下地必須
壁のリフォームの際、下地処理はしなくても大丈夫ですよね。
と聞かれることがあります。
アトピッコハウスの商品、自然素材を考えているなら基本的に下地処理は必須です。
クロスをはがした後、塗り壁を削り落とした後、
下地の表面は凸凹です。
生活をしてきた中で染み込んでいた汚れ、アクなども潜んでいることでしょう。
ビニールクロスは下地がどんな状態でも上から封じ込めることが
できるといいます。
凸凹していようが、多少汚れていようがビニールで上からコーティングする形で
押さえこむことができるというわけです。
壁もお化粧も下地が肝心
しかし、自然素材はそうはいきません。
特に塗り壁材は大量の水分で粉を攪拌し、材料を作ります。
水を多く含んだ材料を壁にそのまま塗れば汚れが染み出して来たり、
アクとして浮かび上がってきてしまいます。
仕上げをいくらきれいに仕上げても下地から染み出てくるアクや
汚れが出れば塗り直すしかありません。
下地処理をしっかりとすることで仕上げも美しくなります。
下地処理が大切なのはお化粧と同じですね。
ファンデーションをそのまま塗りつけるよりも、
下地材で色ムラや毛穴を押さえて仕上げたほうが
きれいに、長持ちしますよね。
同じ事が壁の下地にも言えるのです。
手軽にできるDIYもある
ホームセンターやネットでは練ってあり、蓋を開ければ
下地処理もしないでそのまま塗りつけられるという商品もあります。
自然素材にこだわる方には合わないと思いますが、
手軽にDIYをされたいという方にはいいかもしれませんね。
いかがでしたか
自然素材のDIYは手軽に、とはいかないようですね。
下地処理や、現状の壁の見極めなど、簡単にはいかないことが
ありそうです。
でも時間もあるし、ぜひ自分の力でやってみたい!とお考えの方
是非挑戦なさってみてくださいね。
下地処理だけ業者さんに頼む、というのも一つの手ですよ。
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