無垢フローリングってお手入れが面倒？

無垢フローリングってお手入れが面倒？

無垢フローリングの採用を悩まれる理由として
値段が高いこと、とお手入れが面倒だからということを聞きます。

確かに初期費用として掛かる金額は無垢フローリングは
高いです。

無垢の表面だけ削って張り付けている合板フローリングと
違い、一枚そのものが無垢材ですから高くなるのは当然です。

しかし、お手入れが面倒、というのはどうなのでしょうか。

無垢フローリングは掃除が大変？

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

無垢フローリングにして後悔したという方のブログを
拝見させていただきました。

大手ハウスメーカーさんに工事をしてもらって
無垢フローリングを入れたはいいけど、ちょっと後悔しているとのこと。

確かに手触り、足触りはいいけど、とにかく隙間にごみが溜まって
掃除が大変と書かれていました。

その写真を見たところ、これは施工ミスなのでは・・・と
思うほど隙間があいていました。

その隙間にごみが溜まり、楊枝などで掻き出す作業が大変だから
無垢にしなければよかったというお話でした。

無垢フローリングには自然素材特有の動きがある

確かに無垢フローリングには自然素材特有の動きがあります。
合板フローリングと違い、季節によって伸縮するためです。

夏場湿気を吸って膨らみ、乾燥する冬場には蓄えた湿気を
吐き出し、痩せて縮みます。

このように伸縮することにより調湿をするのです。

そのため、湿気を吸って膨らんでいる夏場の施工の場合には
きっちりと詰めて無垢フローリングを敷き、逆に乾燥していて痩せた状態での
冬場の施工の際には夏に膨らむことを予測して隙間を開けて施工するのです。

とはいってもスペーサーといわれる大体名刺くらいの厚みの紙が
挟まる程度の隙間です。

名刺一枚分の厚みを開けたくらいではゴミが溜まるほどの
隙間になることはあり得ません。

無垢フローリングを理解している職人さんに施工してもらうのがカギ

無垢フローリングを知っている職人さんであれば、
無垢の特徴である伸縮を理解し、施工してくれますし、
きちんと施工すれば不具合が生じることはありません。

キチンとした施工をしてもらえればフローリングの
隙間も気になりませんし、掃除なども必要ありません。

現にアトピッコハウスの床はナラ材が貼られていますが、
無垢が痩せる冬場でも隙間はほとんどありませんし、
隙間の掃除などしたことがありません。

複合フローリングは扱いが楽なのでハウスメーカーは好む

ハウスメーカーさんは動きの少ない合板のフローリングを使うことが
多いので、無垢フローリングを使うことを嫌うということを
聞いたことがあります。

現に大手さんで契約をし、当社の無垢フローリングが
採用になるという例は残念ながらほとんどありません。

先のハウスメーカーさんも無垢フローリングの伸縮によって
クレームとなることを懸念し、余裕を持ったスペースで施工したことにより
隙間が大きく空きすぎるということで建て主さんに後悔を生ませてしまったのでしょう。

非常に残念なことだと感じます。

日々のお手入れも簡単

ワックスがけや掃除、メンテナンスが面倒という御相談も
よく伺いますが、無垢フローリングの掃除はフローリングワイパーで
ふき取るくらいでOKですし、ワックスがけも入居前にすれば
ほとんど必要ありません。

キズや汚れも馴染んで気にならなくなりますので、
無垢フローリングとはおおらかな気持ちでお付き合いいただくのがいいと思います。

いかがでしたか

無垢フローリングは品質の良いものを選び、無垢フローリングを
知っている職人さんに施工してもらえれば不具合は起こりませんし、
特別なメンテナンスもお手入れも不要なのです。

品質の良い無垢を選び、無垢フローリングの特徴を
理解されている業者さんに施工してもらうことで、
一生気持ちの良いノーメンテナンスの床が手に入ります。

アトピッコハウスでは良質な無垢材、ごろ寝フローリングを
販売しております。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
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