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計算計画も自分で

自然素材の塗り壁材をDIYするのが難しいのはなぜ?

2020/08/06
2021/04/26

長い長い梅雨も明け、ようやく夏本番ですね。
ジメジメした季節が長く、カビに悩まされた方も
多いかと思います。

まもなくお盆休みに入るという方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

お休みに向けて、でしょうか。
当社にもDIY希望の方からの資料請求が増えてきました。

当社ではDIYは簡単ではないとご説明をしていますが、
塗り壁を壁に塗るという作業はそう難しくありません。

この作業は楽しいですし、塗り壁DIYの醍醐味といっても
いいと思います。

ではどこが難しいのでしょうか。

自分で計画、計算

計算計画も自分で
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

塗り壁にしたいと考えた時に、
まず、現状の壁が何かを知る必要があります。

ビニールクロスなのか、布クロス、塗り壁材など。
それぞれにより、必要となる下地処理が変わってきます。

更にカビが生えているとか、汚れているとなると
更に作業工程は増えます。

また、施工面積が分からないと、材料の必要数量を
出すことができません。

材料が足りないと施工のスケジュールも狂いますし、予定通りに
進まなくなってしまいます。

正確な面積の出し方

①壁面積(㎡)=壁タテ(m)×壁ヨコ(m)
②窓面積(㎡)=窓タテ(m)×窓ヨコ(m)
③扉面積(㎡)=扉タテ(m)×扉ヨコ(m)

必要数量面積(㎡)=壁面積①-(窓面積②+扉面積③)

道具をそろえる

塗り壁の材料となる左官材や下地材ももちろん必要ですが、
塗り壁にするには様々な道具が必要となります。

塗り壁を塗るコテ、塗り壁材を乗せるコテ板、材料を攪拌するための
撹拌機やバケツ、塗り壁材をすくうひしゃくなど。

また、施工しない部分が汚れないように養生をするために
マスキングテープ、養生テープ、ブルーシートが必要になってきます。

その他、下地材によってはローラーやハケなども必要になります。

養生をする

下地や塗り壁材が付着しないように、コンセント周りや
梁などをカバーしてあげることを養生といいます。

塗り壁をする際、「養生8割、塗り2割」といわれるほど、
作業の前に行う養生が必要になってきます。

塗り壁を塗っても床や梁にはみ出してしまったら
キリッと締まりません。

養生は仕上がりを決める大切な要素です。

ビニールにテープが付いているコロナマスカーなど、
素人でも使いやすい商品がありますので、きちんと養生し、
作業に入りましょう。

部屋の掃除

施工前の掃除も必要不可欠
DIYをするということは普段住んでいる場所であることが
多いですよね。

普段は気にしていないところでも意外と汚れているものです。
カーテンレールの上だったり、窓の枠の周りだったり。

ホコリが残っていると養生テープがくっつかなくて
作業中にはがれてしまったり、またせっかくの塗り壁に
ホコリや髪の毛が付着してしまったら元も子もありません。

養生同様、お掃除は必要不可欠な作業です。

材料を作る~施工

自然素材の塗り壁は粉で届きます。

粉を水と合わせて左官専用の撹拌機で攪拌することで
塗り壁材となるわけです。

DIYの方に撹拌機が必要と説明すると、
その時点で、難しそう・・・。と思われる方も多いです。

特に自然素材の塗り壁材は温度や湿度に左右されやすく、
素人には材料の適当な状態を見極めることが難しいです。

施工要領をよく読み、施工要領書通りに施工することが
成功への近道となります。

いかがでしたか

塗り壁のDIYは仕上げるまでが大変ということですね。
ホームセンターなどに行けば練ってあり、下地処理も不要という
塗り壁材も販売しています。

また、大変な下地処理までを工事業者にお願いし、
仕上げの塗り壁だけ自分たちで行う、という選択肢もあります。

DIYは楽しく、オリジナリティを出すというところが
醍醐味だと思います。

無理せず、自分に合った方法を見つけてみてくださいね。

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