アトピッコハウス ブログ
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古材フローリングを店舗、商業スペースに生かす

2020/03/05
2021/03/19

古材をフローリングとして使うという発想をお持ちでしょうか?

設計、施工をしている人にとっては、魅力的な選択肢だと思います。
キズや汚れが「価値」になるということですね。

アトピッコハウスでも、新開発の古材フローリングを
取り扱うことになりました。

杉の足場板とは、違います。

手作りに近い商品なので、大量生産は出来ませんが、
安定的に生産しているので、ご相談頂けるとうれしいです。

では、どんな「古材フローリング」なのかご紹介します。

新開発の古材フローリングとは?

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤です。
古材というと、古い住宅などを解体した際に出る、
柱とか梁とか、床材とか、壁材という

木材のことですね。

古民家などから出る「黒ずんだ梁」とか「巨大な柱」などが、
古材の代表格かも知れないし、

強い印象があると思います。

古民家で使われていた杉やヒノキのフローリングを
はがして再利用すれば、

まさしく「古材フローリング」かも知れません。

しかし、アトピッコハウスで取り扱いを開始した
古材フローリングは、それとは、違います。

杉の足場板でも、古民家の解体材そのものでもありません。

「古材」の価値は、経年変化した表面なので、
家屋の解体材を選別し、使える表面だけを

丁寧に、薄く切り取り、基材の上に張り付けているのです。
それで、15mm厚のフローリングに仕上げています。

古材フローリングの使い方

実際に、商業スペースで使われた
古材フローリングの施工事例をご紹介します。

どちらも、好きな人には、たまらなく魅力的ですよね。


【126mm幅の製品を、床に使用した事例です】


【150mm幅の製品を、テーブル天板に使用した事例です】

古材フローリングのバリエーション

製品のバリエーションは、5種類です。
75幅のナラ無垢フローリングの上で撮影していますので、
対比させて、見て頂けると良いと思います。

厚み15mm×幅90mm×乱尺(600mm~1200mm)

厚み15mm×幅126mm×乱尺(600mm~1200mm)

厚み15mm×幅150mm×乱尺(600mm~1200mm)
この製品は、表面の古材を2枚つなぎ合わせています。

厚み15mm×幅189mm×乱尺(600mm~1200mm)
この製品は、表面の古材を2枚つなぎ合わせています。

そのほかに、90幅で、ヘリンボーンがあります。

古材フローリングの種類と特徴

10年以上使われた古材を表面材として使用しています。
表面の古材は、4mm厚に加工しているので、

基材に張り合わせて、15mm厚に仕上がっています。

古材の特徴を生かすため、使用に支障がない限り、
余計な補修はせず、「古材のおもむき」を

そのまま生かしています。

その結果、抜け節や釘跡、割れ、裂け、キズ等の経年変化、
シミ、汚れ、ペイント跡などもそのままにしています。

たとえば、こんな感じです。

ささくれや段差が入りますので、土足用が基本です。
ウレタン塗装等をすれば、ささくれは、抑えられると思いますが、

どう使うかは、採用される方のアイデアとセンス次第と
いうことになりますね。

おおよその規格はありますが、古材の活用ですから、
幅や、厚みといったこと以外は、バラツキがあります。

キズや汚れは意匠として生かす

色も違うし、キズや汚れもありますから、
そういう商品であるということを前提にご採用頂く
商品ということになります。

ヘリンボーン以外の商品は、サネが合いますので、
幅の違う4種類の製品を組み合わせて使うというのも、
ユニークで良いかと思います。

古民家を改造して飲食店を作ったり、
建材を「古材風」に加工して使うというケースもありますが、

今回の「古材フローリング」は、古材そのものの
風合いを生かして、フローリングに加工していますので、

「古材風」ではなく、「古材」です。

サンプルのご用意があるので、手に取って、
活用の幅を検討して頂けるといいと思いますね!

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