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塗り壁の下地処理は大切

下地による塗り壁リフォームの違い

2019/10/11
2021/03/17

新築の家づくりと同じくらい、塗り壁が採用されている
リフォームの現場。

リフォームの場合、現状の壁により施工方法が
大きく変わってきます。

もちろんそれによって金額も大きく変わってきますので
知っておいても損はないかもしれません。

今回は下地による塗り壁へのリフォームの
違いについて考えてみたいと思います。

きれいなビニールクロスの場合

塗り壁の下地処理は大切

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

壁はビニールクロスであると言っても過言ではないほど、
ビニールクロスが普及している現代。

ビニールクロスからのリフォームがほとんどだと思います。
はがれや汚れがない場合はそのままはがさずに下地処理を
することができます。

その際の下地はシーラー処理。

シーラーとは、下地材とその上に塗りたいものの定着を良くし、
浮きや剥がれなどを防止するための役割があります。

汚れた、はがれたビニールクロスの場合

ずいぶん時間が経ってしまっていてはがれてきている、
汚れが目立っているというビニールクロスの場合。

拭き取ってきれいになる汚れなら拭き取りシーラー処理をする。

ビニールクロスがはがれてしまっている場合、
小さい剥がれであればその部分を接着剤で接着し、
さらにタッカーで止めて処置します。

破れがひどい場合は一度全てはがす必要があります。

そのままの状態で塗ってしまうと壁紙もろとも塗り壁が
落ちてきてしまったり、破れによってできた凹凸により
美しい仕上がりにはなりません。

それ以外のクロスの場合

布クロスや紙クロスの場合、全てはがしてからの施工になります。

ビニールクロスと違い、水分を吸収してしまうのでうまく塗れませんし、
固まらないなどの不具合が起こります。

また、水分を含んだ布や紙のクロスがふやけて壁から
剥離してしまう可能性もあります。

はがしてからはデコボコをおさえるためにも適切な下地処理が
必要となります。

合板の場合

合板下地の場合は必ずと言っていいほどアクが出ます。
そのため、アク止めをはじめとした下地処理が必須です。

左官材は多くの水分を含むため、壁に乗せたときに
水分が壁に染み込み、壁の汚れやアクが表に出てきてしまう
というわけです。

アクをきちっと止めておかないと仕上げ材まで染み出てきて
美しい仕上がりにはなりません。

塗り壁の場合

塗り壁の場合はボロボロしていなければそのまま下地処理をして
塗ることができる場合があります。

しかし、古い家のリフォームなどの場合、多くの壁が土壁や
触るとボロボロする京壁などです。

土壁やボロボロする京壁などはそのまま塗ることが
できませんので、全てはがすかケミカルな糊を使って
固める必要があります。

それから下地処理をして仕上げの塗り壁を塗るので
かなりの手間がかかります。

いかがでしたか

下地によって様々な施工方法があるということですね。

下地処理をしっかりとしないと仕上がりにも影響が
出てきてしまいます。

せっかく塗り壁にするのなら下地処理をきちんとして
美しい仕上げを手に入れましょう。

アトピッコハウスでは塗りながら下地処理ができる
パーフェクトウォールをご用意しています。

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