新築リフォーム 建築会社をご紹介しています
建築会社を紹介した建て主様から
アトピッコハウス以外の建材の紹介が多い
という報告をいただきました。
アトピッコハウスは建材メーカーで
工事を請け負っていないので、
建築会社の紹介を希望される建て主様には、
ご希望内容をヒアリングさせていただき、
該当エリアにピッタリな会社があれば、
ご紹介もさせていただいています。
もちろん紹介料は無料。
建築会社にも紹介手数料は請求をしていませんが、
それはアトピッコハウス建材を
使っていただくことが前提だからで、
でもまぁ、こんなもんなんです。
いわゆる想定内、ではありますが、
もちろん嬉しい報告が届くこともあります。
目次
家づくりが成功するかどうかは建築会社次第
いつかは使いたい自然素材ではなく
いつもの自然素材メーカーへ。
アトピッコハウス(株) ごとうひろ美です。
自然住宅に限らず、
家づくりが成功するかどうかは
どの建築会社と契約するか、で決まります。
目指す方向が同じかどうか。
無垢フローリングに懐疑心を持っている建築会社に、
いくら無垢の良さを伝えても
理解してもらえませんし、
ビニールクロスで、
チャチャっと仕上げたい建築会社に、
塗り壁を相談しても、
面倒くさがられるだけ。
それよりも、
無垢って気持ちいいですよねぇ。
でもデメリットもお伝えしますね。
とか、
ビニールクロスは安さでは勝てないのです。
塗り壁にするためには、
キッチンのグレードを下げる必要があるかもしれません。
塗り壁とキッチン、重要度はどちらですか?
目指す方向が同じであれば、
こんな風に打合せが進みます。
逆に建材にはこだわりがないから、
カッコ良く仕上げて欲しい!と思っている方に、
無垢材の気持ち良さと訴えれても迷惑。
デザイン性を考えて、
この無垢材じゃないとバランスが崩れます。
と説明して欲しい、ですよね。
このミスマッチが、
家づくりの失敗に繋がるので、
アトピッコハウスが建築会社を紹介させていただくときは、
細かいヒアリングをさせていただきます。
この工程が面倒という建て主様は、
アトピッコハウスとは目指す方向が違うということになるので、
他の会社に相談をお願いしますね。
なぜ建築会社を紹介するようになったのか
数年前までアトピッコハウスは心ある建築会社一覧を、
ホームページにアップし、
各社に直接アクセスができるようにしていましたが、
色々と考えるところがあり、
現在は停止しています。
その理由の1つが、
先にあげた「他社商品を紹介される」というもの。
これはアトピッコハウスの力不足も否めないのですが、
せっかく自然住宅にしたい、
アトピッコハウス建材に関心がある方の期待を
裏切ることになるという判断から、
一覧掲載を停止しました。
もう一つの掲載一覧を停止した理由
でも、他にも理由があります。
それは名称です。
心ある建築会社を「はなまる工務店」と呼んでいました。
建築業界に足を踏み入れた時、
TVコマーシャルをしているハウスメーカーは営業会社で、
設計事務所は図面を描くことが得意で、
どちらも家づくりをしていないことに驚きました。
単語としては馴染の薄い
工務店という方々が、
実際には家づくりをしていて、
知識と経験は、
ハウスメーカーや設計事務所の非ではないことに、
衝撃を受けました。
だから、工務店をプッシュしていたのですが、
工務店のレベルも様々で、
ただ工務店をプッシュするだけでは
ダメなことに気付き、
はなまる工務店と名付けて、
紹介をしていました。
でも建築会社の中には
工務店と呼ばれることを嫌がる建築会社があるのも事実。
また建て主側も、工務店って何?
って疑問に思われる方は一定数いらっしゃり‥。
アトピッコハウス認定建築会社
という表現に切り替えて今に至ります。
認定建築会社にしたら、したで、
様々な意見があるのですが、
いずれにしても一覧掲載する是非について
私の中で結論が出ていないので、
個別に紹介する、
という流れに今現在は、なっています。
それでも他社製品を紹介してしまうという現実があり、
なかなか難しい業界だなぁ‥というのが本音ですが、
嬉しい反応もあるのです。
アトピッコハウス建材を
メインに家づくりをしてくださっている認定建築会社さんから、
チラシに認定店というロゴを入れたいという要望を頂戴しました。
はなまる工務店として
一覧掲載していた頃は、
ロゴを入れたという要望はたくさんあったのですが、
実際はアトピッコハウス建材を
まったく使わないというケースも多々ありました。
お客さんが希望しない、という返答だったり、
金額が合わないからビニールクロスにした、だったり、
理由の後付は簡単ですが、
自然住宅にしたい人に、
安易にビニールクロスを提案するというのは、
目指す方向が違う会社でもあるわけで、
そんな会社は、どうでも良いのです。
認定店という名称を使いたいと
言って下さる会社とのご縁を大切にする。
これは目の前の方を大切にする、ということ。
大勢の方にはできなくても、
目の前の方にだけなら
できることもあります。
精一杯、応援させていただきます。