家の大敵、湿度が発生する3つの理由
雨が降り、湿度の高い日が続いています。
致し方なく部屋干しをするも乾きは悪いし、
嫌なニオイもするし憂鬱を感じられている方は多いと思います。
梅雨=雨=湿気という図式は誰にでも浸透している事だと
思いますが、湿度って意外といつでもどこでも発生しているのです。
どんなところで湿気は発生しているのか、考えてみたいと思います。
目次
身近なところではお風呂やキッチン
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。
お風呂から上がった脱衣所の鏡が曇るのは湿気のせいです。
脱衣所に溜まった湿気がドアを開けた途端に流れ出て行きます。
煮たり焼いたりと火を使って料理をするキッチンも湿気の宝庫です。
発生した湿気は家じゅうに広がっていきます。
お風呂場やキッチンなど水分を大量に使う所が湿度の発生源となる訳ですね。
窓を開け放って空気の入れ替えが出来る状態であれば
湿気も外に流れて行きますが、シューズクローゼットや納戸など、
窓が無い狭い部屋には湿気は溜まりがちです。
冬場の石油ストーブ
意外ですが、乾燥すると思われがちな冬場も湿気は発生しています。
温めた空気を排出することによって部屋を暖めるエアコンは
空気を乾燥させますが、石油ストーブやガスストーブは
火が燃えることで生じた水分が、室内の湿度を高めることで部屋を暖めます。
そのため冬場と言えども暖房器具の使い方によっては湿気が生じ、
寒い冬は換気をあまり行わないため、意外と湿度が溜まってしまうのです。
言わずもがな部屋干し
最近では9割もの主婦が部屋干しをしているという調査結果もあるようです。
それだけ市民権を得ている部屋干し。
部屋干し対策の洗剤や消臭スプレーなども豊富に販売されています。
部屋干しの理由には防犯や留守がち、花粉対策などが挙げられるかと思いますが、
個人的には晴れた日のカラッとした洗濯が好きです。
部屋干しをするとなんとなく部屋の空気が湿ったような感じになりませんか。
それもそのはず、洗濯物を2Kg室内に干すと部屋に1Kgの水分が放出されると言います。
室内干しで洗濯物が乾くという事はその分の湿気が部屋に移動しているという事です。
その分部屋の湿度は上がっていくという訳です。
特に部屋の仕様がビニールクロスだったり合板フローリングだったりと
調湿性のない新建材の場合、湿気は溜まっていく一方です。
しかし、調湿する珪藻土や無垢フローリングを採用することで
湿気も緩和していけるという事で自然素材に関心を持っている人が多いのだと思います。
24時間換気があれば大丈夫?
24時間換気なのでうちは大丈夫!
実はそうとも言えないのです。
換気システムが家の大きさや仕様にあっていればいいですが
先にも述べたように私たちが生活していくうえで必然的に発生していく湿気を
対処するキャパをオーバーしてしまったら24時間換気も絶対とは言えません。
湿気対策にはどのようなことがある?
風が通り抜ける間取りの中で自然素材の内装材を使った家づくりが
理想です。
自然素材は無垢フローリングや珪藻土、布クロスや畳など
調湿してくれる建材です。
ただ、自然素材も24時間換気同様キャパがありますので
狭い範囲のみの施工や空気の流れが無い環境下での採用では
調湿性能を完全には発揮出来ません。
いかがでしたか
私たちが生活しているうえで湿気はいつでもどこででも発生するものなのですね。
湿気が溜まりすぎるとカビの元にもなりかねません。
湿気の逃げ道となる空気の流れを作ってあげることが必要です。
また、調湿する自然素材の内装材を上手に取り入れることで
より快適な空間づくりが出来るはずです。
アトピッコハウスでは調湿性能バッチリのはいから小町をご用意しております。
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