梅雨の時期にも畳を健康に保つ3つのポイント
全国的にいよいよ梅雨本番となりましたね。
早くも台風も発生しているようでジメジメと蒸し暑い日が
続いています。
湿度の高いこの時期に気になるのがカビ。
自然素材も万全ではありません。
自然素材で家づくりをしたからと言ってカビが生えないという事は
ありません。
そこで気になるのがメンテナンス。
今回は畳がカビる原因について考えてみたいと思います。
目次
畳はメリットがたくさん
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。
畳の良い所はやはり、どんな部屋にでもなれるという事でしょう。
寝具を置けば寝室になりますし、ちゃぶ台を置けば食事もとれます。
ごろりと寝転んでも気持ちがいいですし、クッション性があるので
遮音の効果もあり、小さなお子さんやお年寄りにも過ごしやすいのです。
原料のイグサには調湿性能もあり、快適な空間づくりに一役買ってくれます。
しかし、フローリングやクッションフロアが広まった今、
畳は扱いにくい、メンテナンスしにくいと敬遠されがちです。
確かに入れたばかりの畳はカビることがあります。
それは本物である証拠です。
畳がカビる理由① 湿度過多
現在では紙やビニールで作られた畳があるそうですね。
でも本来の畳の原料はイグサです。
イグサを使った畳は水分を含ませながら制作するため、畳自体に水分を含んでいます。
徐々に水分が蒸発していくのですが、水分が残っている1年目、
特に湿度の高い梅雨の時期にはカビが発生することがあります。
調湿する自然素材に共通して言えることですが、
吸い込んだ湿度を吐き出せないと湿度過多となりカビの原因となるのです。
畳がカビる理由② 温度
カビが好む温度は20℃から30℃と言われています。
更に湿度が高いところや風通しの悪いところに発生します。
暑い季節は特に閉め切った部屋の温度が高くなりがちです。
除湿や冷房で温度を管理できれば一番いいですが、
室温が高い状態が続かないよう、空気の入れ替えをしてあげることで
改善されます。
畳がカビる理由③ エサ
食べ物の食べこぼしはもちろん、人の垢や皮脂等もカビのエサとなります。
それら有機物があれば、空気中の水分を吸って発芽し、増殖して行きます。
ホコリもカビのエサとなるため、こまめに掃除をすることが大切ですが、
それは畳の部屋に限ったことではありませんよね。
いつも通り清潔なおうちを保って頂ければカビの原因は無くせます。
カビてしまったら?メンテナンスの方法
カビが生えてしまったら。
・消毒用エタノールを雑巾にしみこませて畳の目に沿ってふき取る。
・窓を開けて風を通す。
そんなに難しいことではないのではないですね。
カビが生えた時のメンテナンスとして下記はNGです。
・掃除機をかける
排気口からカビをまき散らしてしまうため
・水拭きする
カビの好む水分を与えてしまうことで逆効果。
・からぶきをする
畳の目にカビを押し込むことになるのでカビの除去が難しくなります。
いかがでしたか
湿度の高い時期に湿度をコントロールすることは難しいことです。
しかし、カビは①湿度、②温度、③エサ、のいずれかでも対処すれば
防ぐことが出来るのです。
たとえば週に一回のお掃除を2回にしてみるとか、
室温を低く設定してみるなどちょっと手をかけてあげることで
カビは簡単に防ぐことが出来るのです。
アトピッコハウスでは本物の畳、その名もほんものたたみを
自信を持って販売しております。
良いものだからこそ、選任の職人さんが施工をさせて頂きます。
そのため、残念ながら施工できる地域が限られていますが
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