日本家屋は快適
まもなく梅雨入りという季節になりましたね。
最近の梅雨はしとしとというよりは豪雨が長く続く
という特徴があるように思います。
土砂崩れや川の氾濫などが心配されるほどの
強い雨が降ることが増えてきました。
先日、大雨が降った時にアトピッコハウスの2階に
水滴が落ちていました。
アトピッコハウスは築40年の一般的な民家を改装して
事務所にしています。
そこそこの年代物なので雨漏りだったら大変と
日頃からお世話にっている工務店さんに見てもらったところ
特に瓦に割れも見当たらないので問題ないよとのことでした。
瓦って割れていなければ雨漏りしないそうです。
知らないことが多いなと思いつつ、昔ながらの日本家屋って本当に
計算しつくされて作られているんだなぁ。と先人の知恵に感動しました。
目次
日本家屋は住みづらい?
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。
日本家屋というとなんとなく古い、住みづらい、隙間が多くて寒いなど
デメリットの多いイメージを持たれている方も多いかもしれません。
マンション暮らしや賃貸のアパートなどに慣れてしまっていると
日本家屋なんて広すぎて掃除や手入れが大変そうと手に余る
イメージなのかもしれませんね。
でも日本家屋は私たち日本人の生活、風土に合わせて作られて
いる優れものなのです。
日本家屋にあるもの 縁側
日本家屋につきものなのが庭ですね。
四季のある日本では庭の木々や花で季節の移ろいを楽しんでいました。
縁側から庭の美しい風景を見るのに縁側は一番の場所です。
昼寝をしている猫とかお茶を飲んでいるおじいちゃんおばあちゃんが
アニメで描かれるまったりしたイメージがありますね。
縁側には庇がありますが、その庇も計算されています。
庇が高い位置にある太陽の直射日光が室内に直接
入って来ないため室温を上げることを抑えます。
逆に太陽が低くなる冬場には日差しを室内に取り込みやすく
暖かさを感じられるのです。
日本家屋にあるもの 瓦の屋根
屋根に使われている瓦には断熱性、防音性、また防火性が高く、
通気性も良いです。
冷暖房器具のなかった昔、いかに夏の日射を緩やかにできるか、
冬の冷気を遮断し、温かく過ごせるかが重要でした。
屋根の下地と瓦の間にある空気層が外の熱を直接伝えにくい
構造にしています。
通気性も良いので湿気がこもらず冬の結露も起こりにくいのです。
素材が粘土なので雨音も吸収してくれますので気になりません。
日本家屋にあるもの 畳の部屋
畳の原料であるイグサは空気を多く含んでおり、ここに湿気を
溜めたり、吐き出したりして調湿してくれます。
また柔らかく、クッション性があるので遮音性にも優れています。
和室の部屋はふすまで区切られていて開け放てば風が通り、
小分けに閉めることで暖房効果を上げることもできます。
日本の風土に合った建材がつかわれている
木材で作られた家は耐久性が高く、お寺などの歴史的な建造物においては
100年を超えても良好な状態を保っていることは広く知られています。
昔の大工さんのを立てる技術や梁を組む技術が非常に洗練されている
ということが大きいですが、高温多湿の環境で育った無垢材は
高温多湿の日本の家づくりに合っているのです。
いかがでしたか
新建材に囲まれた部屋で暮らしていると
カビや結露などはあっても当たり前、どう防ぐかと
考えることが多いですが、昔の家はそれらが起こらないよう
計算されて作られていました。
日本の風土を考えた、自然素材を使った家づくりは
私たちの生活に合っているのです。
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