アトピッコハウス ブログ
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DIY

DIYは下準備が大変?

2018/07/12
2021/12/08

今年は梅雨明けが早く、例年より早く夏がやってきましたね。
なかなかカラッとはいきませんが、梅雨が明けたということもあり、

DIYをご予定されている方からの資料請求やお問い合わせが増えてきています。

DIYは下準備が大変だと言います。

家具を移動して、汚れないように養生して
床や壁をはがしたり、専用の機械や道具を用意して。
下地を作って、乾かして。

意外とやることはたくさんありますね。

今回は塗り壁のDIYの流れについて
考えてみたいと思います。

材料を選ぶ

DIYは何が大変?

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

まず、どんな塗り壁にしたいのか。
材料を選びます。

塗り壁が持つ特性(調湿性や消臭性など)や、
仕上がりの質感手触り、色合いなどを
検討して選びます。

必ずしも塗り壁材=自然素材とは言えません。

ホームセンターなどで販売している塗り壁材は
練ってあって、開けたらすぐに使えるなど
使い勝手は良いですが、
製品の成分には少なからず化学物質が含まれています。

接着剤・つなぎ材として多くの化学物質が混ざっているものは、
せっかくの素材の特性を生かせません。

気持ちよく過ごせる素材を選びたいですね。

また、小さな塗り色見本などで見る色よりも
実際に広い範囲で塗るほうが色は薄く見えます。

同じ色でも面積が小さいほど濃く暗く見え、
面積が大きいほど、薄く明るく見えるということです。

見本よりはワントーン明るく仕上がるということを
頭に入れておきましょう。

材料の必要数を知る

DIYをご計画されている方から、6畳の部屋なんですけど
塗り壁材はどのくらい必要ですか。
とご質問を受けます。

6畳というのは床の面積ですね。
ですのでその情報で正しい必要数を出すことは難しいのです。

簡単な計算方法がありますのでご紹介いたします。

壁の高さ(縦)×壁の幅(横)=壁面積(㎡)

これで壁面積が出ます。

そこから同じように窓やドアの面積を計算して
壁面積から引けば壁の㎡数が出てきますね。

あとは、

壁面積(㎡)÷ 左官材1袋で施工できる㎡数

で必要数が出るわけです。

DIYにかかる時間

塗り壁は基本的に下地作りが必要となります。
そのため、家具の移動や養生は別として

1日目:ジョイント処理 + 下地処理 ⇒ 乾燥
2日目:仕上げ材 ⇒ 乾燥
3日目:乾燥
4日目:家具の移動

という工程が基本となります。

1日だけで終わるわけではありません。
乾燥の時間も必要ですのでその分の日程も
取っておく必要があります。

DIYに難しい場所

とりあえず小さい範囲からということでトイレや
洗面所、汚れが目立つからキッチンだけでもと
DIYを検討される方が多いのですが、
トイレや洗面所やキッチンは凹凸が多い上に、狭いので実は
DIYは難しい場所なのです。

また、天井も均等に塗るのが難しいので
ハードルが高いのです。

DIYがしやすい場所

逆になるべく凹凸が少なく、
そこそこの広さがある場所は
DIYがしやすい場所であると言えます。

細かい部分は塗りの難易度が高く、時間がかかってしまうので
カーテンレールや照明カバーなどはできるだけはずして
広い範囲を作ると塗りやすくなります。

いかがでしたか。

DIYは下地作りや道具の調達などの下準備が
大変です。

しかし、きっと思い出に残る家づくりになるのでは
ないでしょうか。

メーカーが出している施工手順を
守ることもきれいな仕上がりの秘訣です!

施工要領書をじっくり読んで準備してくださいね。

ゆったり、のんびり、仕上がりはご愛敬。
DIYはおおらかに楽しんでトライしてくださいね。

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