アトピッコハウス ブログ
  • 8:30 ~ 17:30 土日祝日/ 定休

防カビ剤で喘息症状を発症

2006/04/09
2021/03/15

こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

リフォームの相談がありました。
寝室の壁にカビが生えたため、表面を剥がして防カビ剤を噴霧したら、
作業した奥様が喘息症状を発症し、その部屋が使えなくなった。
アレルギーに詳しい病院に行ったら、珪藻土をすすめられたので塗り替えてほしいというものです。

伺ってみると、東側と南側の窓がある壁に作業したあとがありました。
防カビの作業をしたのは、今年の2月とのこと。
かなり広い面積でしたし、寝室として使っている部屋に、防カビ剤散布か~と唸りました。しかも現状の仕上げが繊維壁っぽいものだったので、染み込むと暫く残留しそうな感じがしました。

私自身、その部屋に直ぐに入る気がせず、しばらく部屋の前で奥様から、部屋の歴史に関して伺いました。
建物は築25年の鉄筋コンクリート造3階建てです。
問題の部屋は寝室として既に5年使っているとのことでしたが、カビが生えたのは今年初めてとのこと。
元は和室で床は畳だったそうですが、昨年10月にフローリングに張り替えた。
また加湿器を買い換えたともおっしゃっていました。

色々とお聞きしカビが生えた原因が、およそ推測できました。
張り替えたフローリングというのは合板でしたから、「調湿しない」。
買い換えた加湿器を寝ている間、ずっと可動させていたとのことなので、過加湿になった。
もとは畳でしたから、床が調湿してくれていたでしょうが、それがなくなり、加湿器の使いすぎで過加湿となり、湿気が限界点を超え壁にカビが生えた。

建物も鉄筋コンクリートなので、通常の木造より気密性が高いから、湿気がこもり余計に問題になったようです。

病院の先生からは、薬品が染み込んだものは、全て撤去するよう指示を受けたようですが、全て解体撤去することも現実的ではないので、次の提案を致しました。
壁は珪藻土塗り壁材「はいからさん」塗布。
天井は、ゼロホルム合板を下地とし、「すっぴんクロス」張り。
床は、そのままにする。
もし工事することになったら、「はいからさん」は、VOC低減タイプのものを使ってみたいと考えています。

無料で、資料・サンプル差し上げます

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

当社製品を取り入れた家作りをしたいとお考えの方は、
無料の資料をご請求頂き、工事を依頼される業者さんに、
アトピッコハウス製品を使って欲しいとご依頼ください。

オリジナル建材の資料のご請求は、こちらです

資料請求は、こちら