無垢フローリングに床暖房は使えるの？

無垢材フローリングの我が家。

種類はアッシュの床暖対応もの…でも床暖房はいれていません。

単純にその無垢材フローリングが気に入ったという事だけで、
採用を決めました。

施工会社の担当の方は、「床暖房対応フローリングですけど、
入れないんですか？もったい～」
なんて話していたことを思い出します。

床暖房の導入なんて話はどこにも出ていなかったし、
マンション暮らしの私達家族には、
一軒家の…ましてや古い日本家屋がどれだけ寒いのか？
なんて知る由もなく・・・。

アッシュはバットにも使われるほどの堅い樹種です。

堅い樹というのは、冷たいですよね。

我が家の無垢材フローリングも夏場はひんやり涼しい…
けど、冬場は深々と底冷えするような冷たさ…
今更ながら、床暖房を入れておけばよかった・・・なんて

思ってしまう事もしばしばありますが、
ありとあらゆる暖かさ対策で、どうにか今年の冬も越せそうです。

生活をしてる中での仕様変更は簡単ではありません。

家を建てる時、リフォームの時がチャンスです！

無垢材フローリングはちょっとだけ気をつけてあげれば、
床暖房が使えます。

今回は、アトピッコハウスにもお問合せが多い、
無垢材フローリングに床暖房使えるのか？
というポイントについてご案内します。

無垢材フローリングと床暖房は合せられます

自然素材の内装材メーカー、アトピッコハウスの小倉です。

無垢材フローリングはその自然素材の独特な魅力が人気ですが、
自然素材なので、熱に左右される所もあるのが、無垢材フローリングです。

そのため床暖房と組み合わせにくく、導入を迷っているという
人もいらっしゃるのではないでしょうか。

無垢材は熱に左右されるため、「床暖房は使えないのでは」と
思っている人が多くいます。

でも条件次第では無垢材フローリングにも床暖房を取り入れられるのです。

無垢材フローリングの条件は？

どの無垢材フローリングにでも、床暖房が合せられる訳では
ありません。

床暖房対応という無垢材フローリングの種類になります。

元々その樹種が熱に強いものもありますし、
床暖房対応用に処理したものもあります。

しかし、その分割高にはなりますね。

無垢材フローリングはそのもの自体も通常の
フローリングよりも割高です。

そこに床暖房仕様を選ぶというのは、さらに
コストがかかるのです。

床暖房の種類を知る

今や床暖房には種類が沢山ありますね。
温水式のもの、電気式のもの。それぞれメリットや
デメリットがあります。

＜温水式＞
フローリングの下のパイプに温めた御湯を循環させて温めます。
維持費も安めですが、導入費用が嵩みます。

＜電気式＞
電気ヒーターによって温める方式で、後から導入する事が
比較的簡単で、導入費用も温水式に比べると安価です。

しかし、温まるまで少々時間がかかる為、維持費、
ランニングコストが高いところが難点です。

導入する際に知っておきたいこと

無垢フローリングに床暖房を取り入れることは可能ですが、
基本的に無垢床に床暖房を取り入れるのは難しいものです。

無垢材と床暖房との相性もあります。

そのため、床暖房を無垢フローリングに取り入れる際には、
無垢材に詳しい施工店などにお願いするのが肝心です。

施工会社を選びは慎重に

床暖房の施工に比べると、
無垢材フローリングの施工には、経験が必要です。

樹種、施工環境、季節など様々な塩梅を図らなければ
なりません。

そのさじ加減が出来る業者さんを先ずは選ぶ事が必要です。

いかがでしたか

無垢材フローリングに床暖房を合わせるには、
対応無垢材フローリングを選べば、施工が可能です。

床を張ることも、床暖房を導入することも簡単ではありません。

家づくりのタイミング、リフォームのタイミング。
なにかのきっかけがないと簡単にはできません。

またいずれ…というきっかけが１０年後だったりするのが、
家づくりでは当たり前です。

ぜひタイミングを逃さず、無垢材フローリングだから…と
床暖房を諦めないでくださいね。

アトピッコハウスでは床暖房対応の無垢材フローリング、
「ごろ寝フローリング」をご用意しています。

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