珪藻土の価格は、高いか安いか
「珪藻土の費用って、いくらするの?」
「他の塗り壁と比較して、価格は高いの安いの?」
調湿性能が高く、風合いのある珪藻土塗り壁は人気が高いです。しかし、費用が高いイメージもあり、珪藻土の塗り壁でリフォーム工事したいという希望を持ちながら、予算面で断念しましたという方もいると思います。
しかし、考え方次第では、あきらめる必要はありません。では、珪藻土の価格は、高いのか、安いのか?どうやれば、珪藻土の塗り壁を実現できるのか、書いてみたいと思います。
アトピッコウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、調湿性能が高く、ボロボロしない点で支持されていますが、価格は、一般的なプロ用の珪藻土製品と同程度です。
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目次
- 1 珪藻土とは?
- 2 珪藻土塗り壁のメリット・デメリットとは?
- 3 珪藻土のメリット
- 4 珪藻土のデメリット
- 5 珪藻土は日本の気候に合った内装材
- 6 珪藻土塗り壁の価格単価そのものは、壁紙の3倍
- 7 漆喰と珪藻土はどう違うの?
- 8 塗り壁比較なら、珪藻土は漆喰よりも価格が安い
- 9 珪藻土のリフォーム施工は新築よりも価格が上がる場合がある
- 10 何に価値を感じ、何を求めるか
- 11 珪藻土を選ぶ際の注意点
- 12 壁を珪藻土にする価格費用はどのくらい?
- 13 DIY施工という選択肢もあるけど、仕上がりはそれなり
- 14 6畳の和室を珪藻土にDIYでリフォームした場合の価格はどのくらい?
- 15 珪藻土塗り壁をDIY施工でリフォームした際の失敗例と原因
- 16 DIY施工にするかプロに依頼するかは価値観次第
- 17 では誰に施工を依頼するのが正解?
- 18 費用確保が、先決
- 19 まとめ
- 20 よくあるご質問
- 21 無料で、資料・サンプル差し上げます
珪藻土とは?
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。
珪藻土とは海や湖などに住む藻の一種が死滅した後に残った殻が蓄積されてできた化石です。珪藻土は多数の穴を持ち、その穴に、余分な水分を吸収し、また吐き出し放出することを繰り返すことで、バスマットや、コースター、そして壁材に使われるようになりました。
特徴としては上記の調湿性能のほか、耐火性や消臭効果などもあります。
アトピッコハウスでは珪藻土塗り壁、はいから小町を販売していますが、珪藻土というと、四国化成さんやエコカラットの商品ををイメージされる方も多いかもしれませんね。
珪藻土塗り壁のメリット・デメリットとは?
珪藻土のメリット
珪藻土のメリット①珪藻土塗り壁は調湿性能が高い
湿度の高い夏の間には余分な湿気を吸収し、乾燥する冬には吐き出し、室内環境を快適に整えてくれます。
珪藻土のメリット②珪藻土塗り壁は自然素材である
珪藻土塗り壁は自然素材なので、余計な物は入っていないため安心して使えます。標準的に使われるビニールクロスや合板フローリングなど化学物質を使った建材に比べ、アレルギーやシックハウスは起こりにくいかもしれません。ただし、商品ごとに内容物が変わるので、確認が必要です。
珪藻土のメリット③耐火性がある
珪藻土塗り壁は防火性が高く、万が一火事になった場合有害な物質を発生して燃え上がることがありません。
珪藻土のメリット④消臭効果がある
珪藻土塗り壁は吸収する力があるため、余分な湿気と一緒にニオイも吸収し、消臭効果が期待できます。
珪藻土のメリット⑤珪藻土塗り壁はコテ跡模様で唯一無二の壁になる
左官職人さんの技術をもってコテで仕上げる珪藻土塗り壁は、仕上がりのコテ跡の模様がきれいです。コテ跡模様の仕上がりは左官職人さんの技術が作り出す、他にはない風合いとなります。
珪藻土のメリット⑥珪藻土塗り壁は高温多湿の日本の気候に合った内装材である
夏の暑さが厳しい日本の夏に、調湿性能の高い珪藻土塗り壁はピッタリの材料です。ビニールクロスの部屋の様に密閉される空間ではなく、季節を問わず部屋の中を快適にしてくれます。
珪藻土のデメリット
珪藻土のデメリット①珪藻土塗り壁は材料費、施工費ともに割高になる
ビニールクロスに比べると材料費が高く、下地処理から丁寧な施工が必要となります。施工にも時間がかかるため、新築、リフォームともに費用、相場が上がります。
珪藻土のデメリット②珪藻土塗り壁は施工する人の腕により、仕上がりが左右する
自然素材の珪藻土塗り壁を施工する左官業者さんの腕により、仕上げ方、仕上がりが変わります。仕上げにこだわりたいなら腕の良い左官業者さんに見積もりを依頼しましょう。
珪藻土のデメリット③珪藻土塗り壁は拭き掃除ができない
粉末を大量の水で溶いて作る左官材は水拭きができません。珪藻土塗り壁自体比較的汚れにくいですが、キッチンなどでの醤油やワインの飛び跳ねを拭き掃除で完全にきれいにすることは難しいです。しかし、いずれなじんで気にならなくなります。
珪藻土のデメリット④珪藻土塗り壁は施工範囲が狭いと効果を実感できない
調湿性能が高いことで知られる珪藻土ですが、調湿性能にも許容があるので、一部屋だけとか、
一壁だけのポイント利用では効果は実感できません。家全体、または部分であれば1階の部屋全部など広い範囲での施工をおすすめします。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」の調湿性能は、241g/㎡/24h。一般的な漆喰の6倍以上調湿します。
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珪藻土は日本の気候に合った内装材
珪藻土塗り壁にはメリット、デメリットそれぞれありますが、珪藻土を選択する中で特記すべきメリットはやはり高い調湿性能でしょう。温度が高く湿気が多い過酷な日本の夏にはカビに悩まされる方も多いです。
自然素材である珪藻土塗り壁は高温多湿である日本の気候にぴったりな内装材です。
余分な湿気を吸い込み、吐き出すことで室内の湿度環境を調整してくれるのです。
よく、玄関周りだけとか、窓が結露しやすい北側の部屋だけ珪藻土にリフォームすればカビが生えないですか?効果を実感できますか?と聞かれますが、デメリットに書いたように珪藻土が吸い込める湿気にも許容量があるため、狭い範囲での施工や、湿度が高い北側の部屋や玄関のみを施工しても快適さの効果を実感はできない可能性があります。
また、余分な水分を吸った後は吐き出す必要があるため、窓を開けるなど換気をよくし、通気性の良い環境を作ってあげることも必要です。換気をしなければ湿気を外に吐き出すことが出来ず、そのままにしておけばカビが生える可能性もあります。
カビを防ぐには適度な換気と広い範囲での施工をお勧めしたいです。
ただし、珪藻土塗り壁自体は一度施工すれば30年~40年は持つと考えます。珪藻土が持つ調湿機能も換気を続けることで同様に続くうえ、室内の湿度を調整してくれることで結露やカビを防いで建物の耐久性を強めてくれると言えるでしょう。
珪藻土塗り壁の価格単価そのものは、壁紙の3倍
珪藻土の価格が高いということは、広く知られていると思いますが、なぜ価格が高くなるのでしょうか。まず、珪藻土は、塗り壁ですから、壁紙を貼るような訳には行きません。
珪藻土は壁紙に比べて材料費用も高いし、なによりも、工事に手間暇がかかります。丁寧な下地作りから始まり、季節、温度、湿度を見ながらの材料作成に施工、養生する時間も必要ですので、その分の工期も見なければいけません。
一般的なリフォーム工事でのビニールクロスの張り替え費用は㎡あたり1,000円~1,500円ほど。珪藻土や漆喰へのリフォームは、状態にもよりますが、㎡あたり3~5倍ほどが相場となるため、5,000円~6,000円ほどと高くなります。
価格でいうと、珪藻土の塗り壁は、壁紙の3倍はすると思います。ひょっとしたら、もっと高くなるかも知れません。最低3倍と考えるが、妥当なのかも知れません。しかし、価格と価値という問題がありますので、3倍の費用を払ってでも、珪藻土にする価値を感じられるとするならば、単純に「高い」とは、言えなくなる訳です。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」の価格も、一般的なプロ用製品と同程度です。
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漆喰と珪藻土はどう違うの?
塗り壁の代名詞でもある漆喰は珪藻土とどう違うのでしょうか。
珪藻が原料の珪藻土と違い、漆喰の原料は消石灰です。
漆喰にも調湿性能がありますが、珪藻土ほど高くありません。また、見た目が大きく違い、ツブツブとしたゆず肌が特徴の珪藻土と、漆喰はツルっとした仕上げとなります。
漆喰は時間が経つにつれて空気中の二酸化炭素を吸収しながらゆっくりと石灰石に戻っていきます。漆喰のその耐久性は100年以上と言われています。昔ながらのお寺やお城に漆喰が使われていたのもうなづけますね。
珪藻土も漆喰も施工は左官業者さんに依頼し、コテ跡模様をつけて仕上げていきます。
塗り壁比較なら、珪藻土は漆喰よりも価格が安い
珪藻土の価格相場は、壁紙と比較すると、最低3倍という話をしましたが、漆喰風の塗り壁と比較すると、同じ金額か、多少、珪藻土の方が安いと思います。では、なぜ、漆喰よりも、珪藻土の価格の方が、安くなるかというと、「下地の処理」の問題があるからです。
珪藻土系の塗り壁は、下地をローラーなどで仕上げられる製品が、比較的多くありますが、漆喰系の塗り壁は、下塗り材が左官材でのコテ仕上げが必須となっているケースが多いのです。
ローラーで塗りつける下地材であれば簡単で費用も抑えられますが、コテで下地を作る場合は左官材として攪拌して下地材料を作り、コテで丁寧に均していくというところからスタートするのです。
つまり、下塗りの材料費用と、手間暇というのが、仕上げ材とは別にかかってくるので、漆喰の方が、珪藻土よりも単価が高くなるという訳です。
珪藻土のリフォーム施工は新築よりも価格が上がる場合がある
1から作り出す新築と違い、珪藻土塗り壁でリフォーム工事をしたいと考えたとき、まずは既存の壁が何かによってもリフォーム施工の工程が変わってきます。状態の良いビニールクロス壁紙からのリフォーム工事の場合は、壁紙を剥がさずにリフォーム工事することができるケースがありますが、もし、紙クロス壁紙や布クロス壁紙など、ビニールクロス壁紙以外の壁紙の場合は一度はがしてからのリフォーム工事となります。
また、既存の壁が珪藻土や漆喰、聚楽壁や京壁などの塗り壁からのリフォーム工事の場合は既存の壁を一度削り落とす必要がある場合があります。壁を削り落とすのは技術がいりますし、ほこりやゴミもたくさん出ます。住みながらのリフォーム工事はかなりハードルが高くなります。
何に価値を感じ、何を求めるか
内装の壁を珪藻土にリフォーム工事したいといった場合、なぜ、珪藻土にリフォーム工事したいのかによって、選択肢も変わるし、費用も変わります。もし、珪藻土風のテクスチャーが気に入っていて、見た目が「珪藻土風」であればいいと言うのであれば、珪藻土壁紙でリフォーム工事するという選択肢でもいいかも知れません。
しかし、珪藻土壁紙は、しょせんクロスなので、90cmごとに、ジョイントと呼ばれる継ぎ目が現れますし、調湿性能などは、ほとんど期待できません。もし、調湿性能や消臭性能といった機能を求めて、珪藻土の塗り壁にリフォームしたいということであれば費用を捻出して、本物の珪藻土塗り壁にリフォームした方がいいと思います。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」の調湿性能は、業界最高水準です。一般的な漆喰の6倍以上調湿します。もし、珪藻土に調湿性能を求めるなら、オススメする製品です。
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珪藻土を選ぶ際の注意点
一言で珪藻土塗り壁といっても、様々な材料があります。珪藻土は自分で凝固(結合)することができないので、塗り壁材だけでなくバスマットやコースターにも必ず、凝固剤(結合剤)というものが入ります。珪藻土100%という商品はなく、必ず何らかの凝固剤(結合剤)など珪藻土以外の物質が含まれるのです。
その凝固剤(結合剤)により、珪藻土塗り壁の品質は大きく変わります。接着剤を使っているものが多いですが、接着剤は珪藻土が水分を吸収する穴をふさいでしまい、せっかくの調湿性能が下がってしまいます。珪藻土を選ぶときには凝固材として何が使われているのか成分まできちんと確認したほうがいいですね。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、ニガリとマグネシアで固めており、自然素材100%です。
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壁を珪藻土にする価格費用はどのくらい?
珪藻土には凝固剤(結合剤)が含まれるといいましたが、使われる凝固剤(結合剤)によっても、珪藻土の含有量によっても金額はピンからキリまであります。
左官材と言われる粉末の状態で届き、コテで仕上げるタイプの珪藻土が材料、施工ともに価格が一番高くなります。アトピッコハウスの商品もそうですが、フジワラ化学さんやアイカ工業さんの商品もこの左官材です。
他にも、DIY用に作られた珪藻土塗料などもあります。DIY用なのでホームセンターなどで売られており、価格も比較的お手軽な物が多いです。粉末ではなく練り置きされており、ローラーなどで仕上げられるので、施工も簡単で、難しい天井などもDIYで施工しやすいです。
珪藻土には壁材だけでなく珪藻土マットや、七輪などもあります。価格としては、人気の珪藻土マットは700円~12,000円ほどの差があるようです。※価格.comのランキングを参考としました。
いずれにしても良質なものを選びたいですね。
DIY施工という選択肢もあるけど、仕上がりはそれなり
珪藻土塗り壁の費用が高くなるというところは材料費用のほか、施工費用が大きいというところはご説明いたしました。リフォームのコストを抑えるために、珪藻土をDIY施工するという選択方法もあると思います。
しかし、注意点は塗り壁のDIY施工でのリフォームは準備も、後片付けも、想像以上に大変というところです。先ほど書いたように、既存の壁が何か、によっても施工の方法が変わってきますし、そこを判断するのは自分です。
DIYしたい箇所として挙げられるトイレは、狭い空間なのでDIY作業しやすい場所というイメージがあるようですが、狭い空間であるうえ、配管やそもそもトイレという障害物があるため、施工は簡単ではありません。
初めてのDIYにはできるだけ障害物のない部屋がおすすめです。天井部分もDIY作業が難しいです。
しかも、仕上がりは、どう頑張っても、それなりにしかなりません。DIY施工のリフォームでカタログで見るような出来栄えにするのはなかなか簡単ではありません。
6畳の和室を珪藻土にDIYでリフォームした場合の価格はどのくらい?
床面積と壁の面積は違うため一概には言えませんが、珪藻土塗り壁はいから小町は6畳分の材料価格は4万円ほどとしています。天井を入れたり、既存の壁の状態によっても変わってきますので必要な数量は壁の縦×横から窓やドアといった建具の縦×横を引いて平米数を出して計算しましょう。
▶調湿性能が業界トップクラスの珪藻土塗り壁はいから小町の平米単価は2,000円です。
珪藻土塗り壁をDIY施工でリフォームした際の失敗例と原因
費用を抑えるためにDIY作業でのリフォーム施工を選んだらうまくいかなかった。ということもあるかもしれません。特に自然素材のような天然の材料は室内の温度やかくはん不足などでムラになったりすることがあります。
・色ムラになってしまった、ジョイントが目立ってしまった
⇒適切な下地処理ができていなかった、乾燥が足りない
・色スジが出てしまった
⇒かくはん不足
・ヘアークラック(ヒビ)が出てしまった
⇒クラックはプロ施工であってもゼロにはなりませんが、
表面をコテでいじりすぎると出やすくなります。
・はがれてきた
⇒下地処理がきちんとできていない。
・冬場の白華現象が起きた
⇒白華現象とは表面に白い粉が浮き上がって硬化する現象のこと。天然の自然素材に多くみられます。
施工時の室内の温度が低温度だった
DIY施工にするかプロに依頼するかは価値観次第
DIY施工をするには、自分で必要数量を割り出すことから始まります。壁や窓のサイズを測り、必要数を知り下地や仕上げの材料を選び、養生や家具の移動も自分でしなければなりません。
天井などそもそも作業のハードルが高い場所もあります。事前に部屋が汚れないように養生をする必要もあり、作業は簡単ではありません。
家族の想い出づくりのために、珪藻土のDIYに挑戦したいという場合は、業者さんに養生など準備も、片づけも全部やってもらって、コテを動かして、珪藻土で仕上げる作業だけやらせてもらえばいいと思います。
または自然素材を使った天然の材料よりは、ホームセンターなどで販売されている簡単に使用できる材料を購入してみるのもいいかもしれません。
「味があっていい」とか「家族の想い出」と考えられる場合は、問題ありませんが、少なくとも、お客様の眼に触れる場所は、気を使いたいものです。仕上げの高級さ、きれいさを求めたい場合は業者さんに施工を依頼されることをおすすめします。ただ、あとは、価値観次第です。
では誰に施工を依頼するのが正解?
珪藻土塗り壁にリフォームしたい場合、誰に依頼すればいいのでしょうか。珪藻土塗り壁を含め、塗り壁材を施工するのは左官屋さんです。ここで塗装屋さんに依頼すると勘違いする方もいますが、左官屋さんと塗装屋さんは仕事内容が違います。
使う道具や材料が根本的に違い、塗装屋さんは刷毛やローラーで仕上げ、左官屋さんはコテで仕上げます。工事業者によっては左官材の施工を塗装屋さんに依頼するという話も聞きますが、左官材を扱えるのは左官職人さんとなります。
また、左官職人さんの腕によっても仕上がりが変わりますが、腕の良い業者さんに依頼した場合、㎡あたり1万円くらいの作業費がかかります。
業者さんによっては㎡あたり2,000円~3,000円で請け負っているところもあるようですが、あまりに料金が安い場合は手抜き工事の可能性や技術が悪いということが考えられますので、あまりにも安すぎる業者さんに依頼するのは心配です。料金に目が行きがちですが、適正な料金の業者さんに依頼するようにしましょう。
それは、珪藻土塗り壁のリフォームに限らず、すべての事柄に言えることですね。
費用確保が、先決
珪藻土塗り壁を施工する場合、価格としては、最低クロスの3倍の価格ですから、まずは、その分の費用を捻出しないとなりません。
価格が高いのは、仕方ありません。そこは、調整できません。いいものは、価格が高いのです。しかし、それだけの価値はあります。もし、価格が高いのを承知の上で、珪藻土にしたいということであれば、どこか他の費用を削って、珪藻土に廻すことです。
珪藻土や漆喰の特徴上、広い範囲で施工したほうが効果は高くなりますが、家全体を珪藻土にする予算がないという場合は、例えば最低限、家族が長く過ごすリビングや、寝室などの部屋のみを珪藻土や漆喰にするという方法もあります。
または、キッチンやお風呂やトイレといったものは、ちょっと型が古いタイプを選べば、格段に費用が安くなりますし、メーカーを変えるだけで、50万、100万といった費用は、捻出できます。あるいは、家を1坪小さく作るということでも、費用を捻出できます。
無限の予算を持っているという方は居ない訳ですから、どこに「費用」を使いたいかを考えて、もし、珪藻土にしたいということであれば、そこに費用を掛けることで可能性は広がるのです。
まとめ
珪藻土の価格は、最低でもクロスの3倍はします。決して安くないです。もし、クロスの費用しかないのなら、他を削って、珪藻土塗り壁にする費用を確保して頂くか、そもそも珪藻土は、諦めた方がいいです。
珪藻土塗り壁の価格が高いのは、材料費用のほかに、施工の手間暇が、クロス仕上げの何倍も面倒だからです。もし、珪藻土塗り壁の価値が、価格以上であれば、まずは、費用を捻出するところから、準備を始めたらいいと思います。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、調湿性も意匠性も高いです。ただ、やはりクロスの3倍はするので、予算確保が大切です。
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よくあるご質問
珪藻土塗り壁の価格費用はいくらくらい?
珪藻土塗り壁の価格費用は一般的なビニールクロスのリフォーム費用は㎡あたり1,000円~1,500円ほどが相場ですが、珪藻土や漆喰へのリフォーム費用は状態にもよりますが、㎡あたり3倍~5倍ほどが相場となるため5,000円~6,000円ほどと高くなります。調湿性能業界トップクラスの珪藻土塗り壁はいから小町の材料費の平米単価は2,000円です。
珪藻土塗り壁は何年持つ?
珪藻土塗り壁自体は一度施工すれば30年~40年は持つと考えます。珪藻土が持つ調湿機能も換気を続けることで同様に続くうえ、室内の湿度を調整してくれることで結露やカビを防いで建物の耐久性を強めてくれると言えるでしょう。珪藻土塗り壁はいから小町はにがりとマグネシアの天然素材を凝固材としており、硬く固まり長持ちします。
珪藻土塗り壁は、DIY出来ますか?
DIYの難易度は、メーカー各社によって違いがありますが、ホームセンターなどで購入できる下塗りが必要ないタイプの製品であれば、DIYによる施工も難しくないと思います。珪藻土塗り壁「はいから小町」も、DIYできる製品としてご紹介していますが、美しく仕上げたいと考えられるならプロによる施工をお勧めします。
リフォームでも珪藻土塗り壁にできますか
もちろん、リフォームであっても珪藻土塗り壁にすることができます。ただし、既存の壁の状態によってリフォームの方法、工程が変わってきますので、それにより価格もまちまちになります。状態の良い、ビニールクロス以外をリフォームする場合はプロの施工業者さんへご依頼いただくことをお勧めいたします。
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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。