洗面所にはどんな壁材がおすすめ?
「洗面所には、どんな壁材がいいんだろう?」
「壁紙以外の選択肢って?」
洗面所にはなんの壁材を使えばいいのでしょうか。
洗面所には湿気がこもりやすいし、水もつきやすいし、毎日きれいにしていたい所だし、いろいろ悩んでしまうかと思います。
結論から言わせてもらうと、
- 水がはねる高さまではタイル
- それより上の天井までを、漆喰や珪藻土などの自然素材や布クロス
にするのがおすすめです。
アトピッコハウスには、調湿性能、業界最高水準、一般的な漆喰の6倍調湿する珪藻土塗り壁「はいから小町」という塗り壁があります。
ボロボロしないという特徴がありますので、タオルハンガーの設置も問題ありません。
▶洗面所の壁にお勧めの珪藻土塗り壁「はいから小町」の詳細は、こちら
この記事では、クロスや塗り壁などの特徴を解説してみたいと思います。
目次
洗面所の壁材は自然素材との併用で楽ちん&快適
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。
冒頭でもお伝えしたように、洗面所の水がはねる高さ、腰の高さくらいまではタイルを使うのがおすすめです。
洗面所だけでなく、トイレにも言えるのですが、一番汚れやすいところにはがんがん水拭きができて、汚れにくい素材であるタイルを使ったほうがストレスなく生活できます。
タイルシートを使うとdiyでもタイルを施工可能
タイルって高そう、施工が大変そうと思われる方多いと思いますが、
裏にシールが貼ってあってはがして張るだけの簡単なタイルシートも
販売されています。
無機質になりがちな壁も、タイル風の色や柄を入れることで
華やかなイメージにできます。
そして、水が飛ぶ可能性の少ない部分に珪藻土や漆喰などの塗り壁や、通気性のよい布クロスを使うと、サラっと快適な洗面所のできあがりです。
水回りのビニールクロスは破れやすくカビやすい
では、ビニールクロスを水回りに使うのはどうなのでしょうか。
ビニールクロスは表面に加工がしてあり、すぐに水分が染み込むということはありません。
しかし、クロスは幅が決まっているので、必ずクロスとクロスの継ぎ目であるジョイントがあります。
そして、そのジョイントの継ぎ目から水が中に染み込みます。
ビニールクロスは耐久性が低いため、年数が経つとジョイント部分から剥がれてきたり、ジョイント部分でなくても、ちょっと物をひっかけただけで破けたりします。
その剥がれたり破けた部分から、どんどん水が入り込んでしまうと、表面には見えにくいけれど、ビニールクロスの下でカビが増殖している場合があるのです。
ビニールクロスの上からでは見えませんが、内部にカビが広がっていると
考えただけでゾッとしますね。
珪藻土塗り壁は調湿性があるが、洗面所での単体使用には向かない
また、「珪藻土塗り壁は洗面所に使っても大丈夫ですか?」
というお問い合わせもよくあります。
確かに珪藻土は調湿性能に優れており、洗面所に使うことは可能です。
しかし、塗り壁は拭き掃除ができません。
珪藻土を含め、天然素材の塗り壁は、水分をはじかず、吸ってしまいます。
昔ながらの土壁を思い浮かべていただくとわかりやすいかと思いますが、
塗り壁は基本的に土や珪藻などを水で練ったものを塗り固めた壁です。
砂のお城に水をかけると崩れてしまうように、
塗り壁となった後も多くの水分がかかることで崩れてきてしまう可能性があります。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、
硬く仕上がってボロボロせず、多少水がかかっても崩れたりはしないので、
洗面所の壁材としても使えます、
コンクリートほど硬いわけではありませんし、ペンキのような塗装のように
水をはじくわけではありません。
そのためビニールクロスや、タイルのようにごしごしと拭き掃除が
できないのです。
また、珪藻土をはじめ、調湿性を持つ天然素材の塗り壁は
広い範囲で施工することでより力を発揮します。
壁・天井等、広い面積に採用されることをオススメします。
湿気が多く発生する洗面所に調湿性能の高い珪藻土を
塗るというのは良い考えのように思いますが、
珪藻土にも許容がありますので、狭い範囲で塗る場合、
調湿性能のキャパをオーバーし、カビの原因となることもあります。
そのため、珪藻土の塗り壁にした場合でも、洗面所は閉めっきりにせず、換気を充分に行って湿気を逃す必要があります。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、一般的な漆喰の6倍の調湿性能がありますが、それでもキャパがありますので、広い面積での採用をオススメします。
▶洗面所の壁に使える珪藻土塗り壁「はいから小町」の詳細は、こちら
もし珪藻土にカビが生えてしまったら?
調湿性能の高い天然素材を使っても、条件が合えばカビは生えます。
先ほど書いた調湿性の許容量もそうですが、
湿気を逃さず、蓄えたままにしておけばカビの原因になりかねません。
カビが生えてしまった場合、カビを根絶してからの塗り直しが必要になります。
24時間換気を付けるなど、できる限り空気を循環させることで
カビのリスクは減らすことができます。
洗面所に限らず、天然素材の壁、床は新鮮な空気が必須。
風通しがいいことが大前提ですので、窓を開けて空気の入れ替えを
するようにしましょう。
織物クロスは洗面所に使えるの?
天然の糸を織り込んで作った織物クロスも洗面所に使えます。
織物クロスは透湿性があるため、水分を外に逃がし蒸れにくいという
特徴があります。
ただ、織物クロスは布でできているので、洋服と同じです。
水分を含んでも乾けば元通りになりますが、
歯磨き粉を飛ばした、とか口紅をこすってしまったという場合は
落としにくいのは事実です。
洋服同様、漂白剤などでたたくことである程度薄めることはできます。
また、天然素材の良いところは時間とともになじんでいくというところ。
珪藻土同様、水のはねやすいところ、よごれが飛びやすいところには
ふき取りがしやすいタイルなどを併用することで、
良い環境づくりができるはずです。
アトピッハウスで提案できる塗り壁以外の選択肢は、本物の織物壁紙「すっぴんクロス」です。
▶アトピッコハウスの布クロス「すっぴんクロス」の詳細は、こちら
キッチンパネルやタイルには調湿性がない
キッチンのコンロ周りなどは、お手入れが簡単なようにキッチンパネルを貼っているところが多いですね。
これを洗面所にも使う家も多いそうです。
キッチンパネルは水を全く吸わないので、水滴がついていればすぐに気づきます。
またサッと拭くだけできれいになるので、お手入れはとても簡単です。
洗面所をタイル貼りにするのもいいですね。
目地のお掃除は少し手間がかかるかもしれませんが、多種多様の質感や色や大きさがあるので、洗面所に個性を出したいときはタイルで遊んでみるのもいいかもしれません。
ただ、キッチンパネルやタイルには通気性や調湿性は全くありません。
そのため、高湿度になる洗面所での単体使用はおすすめできないです。
洗面所の壁材は汚れ対策と湿度対策ができる組み合わせがおすすめ
ここまでの結論をまとめると、洗面所の壁材には
- 水がはねる高さまではタイル
- それより上の天井までを、漆喰や珪藻土などの自然素材や織物クロス
にするのがおすすめです。
まとめ
アトピッコハウスの「はいから小町」は、調湿性能抜群の珪藻土塗り壁です。
毎日の換気さえ習慣的にしていただければ、あとは特にお手入れが要りません。
また「すっぴんクロス」は、環境に優しい織物クロス。
珪藻土ほどではありませんが、自然素材特有の調湿性能があるので快適です。
なんと言ってもビニールクロスに比べて耐久性が抜群に優れているため、何十年と使っていただけるクロスです。
一番カビのニオイなども気になりやすい洗面所。
毎日必ず使う場所だから、お手入れが簡単で手軽であるべき。
家族みんなで一日に何度も使う部屋だからこそ、快適な空間にしたいですね。
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よくあるご質問
洗面所には珪藻土は使えるの?
調湿性能が高い珪藻土は洗面所にももちろん使えます。ただ、珪藻土塗り壁は拭き掃除ができないこと、水分を多く含んだ状態が続くと崩れやすくなるということがあります。水分が飛びやすそうなところ、汚れが飛びやすそうなところはタイルなどにしてみるとお手入れがしやすいと思います。
洗面所には織物クロスは使えるの?
こちらももちろん、使えます。織物クロスは布でできており洋服と同じですので、汚れは落としにくいですが、透湿性がいいので水分を外に逃がし蒸れにくいという特徴があります。
洗面所にはビニールクロスがいい?
ビニールクロスは拭き掃除が簡単にできるので、汚れや水分をふき取りできます。ただ、ビニールクロスのつなぎ目の部分から少なからず水分が入り込む可能性があります。ビニールクロスは透湿性がないので水分を逃がすことなく蒸れやすいというデメリットがあります。
天然素材の壁材にすればカビは生えない?
天然素材は調湿性や透湿性が期待できるからと言ってカビは生えないということではありません。調湿も透湿も溜めた水分を逃してあげないと、水分が溜まった状態になってしまうため、カビのリスクは上がります。
空気を入れ替えて、溜めた水分を外に逃がしてあげることで調湿性能、透湿性能ともに力を発揮することができます。
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