和室の魅力、畳の良さは?メリットやデメリットも合わせて紹介
家やマンションを購入するとき、またリフォームするときに畳が欲しいから和室を作りたいと考える人も多いのではないでしょうか。
まず、簡単にどんな人に和室がおすすめなのかをまとめました。
- 大人数の来客がある人
- 赤ちゃんや高齢者がいる家庭
- 和のお稽古事をしている人
畳には魅力が多いのはもちろん、デメリットも存在します。新しい家に和室を作るかどうかは、そのメリット・デメリットを知っておくと、判断がしやすくなりますよ。
そこで、今回は和室がどんなシーンで活躍するのか、どんな「魅力」があるのか、逆にどんなデメリットがあるのかをご紹介します。
アトピッコハウスの「ほんものたたみ」は、国産ワラ100%、天然泥染めの希少価値の少ない製品です。
目次
こんなにもある!和室・畳の魅力
アトピッコハウス㈱、名古屋出身・スタッフの平野 亜矢子です。
実家には和室があるのですが、自然素材の内装材メーカー務めをしていて改めて感じた、畳の良さをご紹介します。
- リビングやダイニングなど、どんな部屋にもできる
- 大人数の来客があっても対応できる
- 夏は涼しく、冬は暖かい。調湿性・クッション性もある
畳の部屋の最大の魅力はリビングやダイニングにもできる柔軟性
実家には畳敷きの和室があるのですが、私が帰るときはそこに布団を敷いて寝室になります。
しかし、私が帰省するときは必ずと言っていいほど姉一家も実家に来ます。
すると、人数が一気に増えるので、普段両親二人の食卓では当然足りません。
そのときは折り畳みのちゃぶ台が登場し、食卓からあぶれた人はそちらで食事をとります。
そして食事が済むとちゃぶ台はササっと片付けられ、子供たちのプレイルームに変身。
子供たちが遊んでいる横では洗濯物を畳んだり、アイロンをかける女性陣。
父は碁盤を前に、一人囲碁に興じる。
遊び疲れた子供たちはゴロゴロとごろ寝。
フローリングの上では洗濯物を畳んだり、ゴロゴロしたり、子供をじかに
床の上で遊ばせたりするのはどこか躊躇してしまいますよね。
一方、畳敷きの和室ならそれらが気兼ねなくできるのが魅力です。
このように、どんな使用用途にも柔軟に対応できるということは、1部屋で2部屋3部屋あるのと同じだけの価値と言えますね。
和室は大人数の来客に大活躍
特に来客時の食事のときには、和室は大活躍します。
フローリングの部屋でダイニングテーブルの生活だと、大人数の来客のときに椅子の数を考えなければいけません。
先日我が家に大勢の来客があったときもダイニングの椅子が一つ足りず、仕方なく私は「苦肉の策」で折り畳みの踏み台を椅子代わりにしました。
また、来客のことを考えて椅子をたくさん用意しておくのもあまり現実的とはいえません。
その点、畳の部屋で床に座って食事をいただくスタイルなら、人数が増えたら詰めて座ってもらえば対応できます。
このように、和室はお鍋やすき焼きなど、皆で囲んで食すスタイルにも容易に対応できるのも、大きな魅力の1つです。
少しギュウギュウしながら食卓を囲むのも距離が縮まって楽しいものですよね!
畳は夏涼しく、冬暖かい。調湿性・クッション性もある
フローリングの部屋ではやりづらく、畳の部屋では心置きなくできることといえば、何も敷かないでゴロ~ンとできること。
畳表に使われるいぐさの良い香りがある事ももちろん、稲わらを重ねて作る畳床にはクッション性があります。
そのため、布団がなくてもフカフカしており、ゴロゴロとできてしまうんですね。
それに畳は稲わらで編んだムシロを何層にも重ねて作るので、空気をたくさん含みます。
熱を伝えにくい空気がたくさんあることで、断熱性・保温性がはたらき、気温に左右されず、冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことができます。
調湿性もあるので、空気中の湿気を調整することで体感温度を快適に保つ働きもあるので、どの季節でも気持ちよく過ごせるのはとても魅力的です。
アトピッコハウスの「ほんものたたみ」は、アトピッコハウスが最初に製品化したオリジナル商品です。
イグサと呼ばれる畳表は、熊本産、床(とこ)と呼ばれる畳の芯の部分は、宮城県産のワラ100%です。
畳のデメリットは掃除や管理が大変なこと
ここまで畳のメリットをご紹介してきましたが、畳にはデメリットも存在します。
それは掃除や管理が難しいということ。
畳の上に飲み物をこぼすと、すぐに染み込んでしまいます。
シミになるとなかなか落ちないため、掃除が大変です。
また畳は自然素材で、ホコリや汗などの汚れを溜め込みがち。
そのため定期的に裏返さないと、ダニやカビが繁殖してしまうのです。
フローリングはその反面、掃除は簡単。
そのため、フローリングと畳の部屋を組み合わせると、両方の良さを享受できますよ。
和室・畳はどんな人におすすめ?
ここまでお伝えした内容を踏まえ、どんな人に和室がおすすめなのかをまとめました。
- 大人数の来客がある人
- 赤ちゃんや高齢者がいる家庭
- 和のお稽古事をしている人
大人数の来客がある人
メリットの章でお伝えしたように、和室は大人数の来客があっても対応できます。
食事はもちろん、それぞれの時間を畳の上で過ごせるので、リビングやダイニングを別で作る必要がありません。
赤ちゃんや高齢者がいる家庭
これまでお伝えしたメリットから、小さなお子さんや赤ちゃんのいるご家庭や
ご高齢の親御さんとの同居を考えている方には畳敷きの和室はおすすめです。
フローリングやクッションフロアのように冬ヒヤッとすることもないし、たとえ転んだりしてしまっても、クッション性のおかげでダメージを最小限に抑えることができます。
遊び疲れた赤ちゃんがそのまま寝入ってしまっても、フローリングやクッションフロアの上で寝てしまうよりよっぽど気持ちが良いと思います。
高齢者の方にも、馴染みのある和室なら快適に過ごしてもらえるはずです。
和のお稽古事をしている人
鎌倉に住んでいると、寺社仏閣が多いからか普通に歩いていても、和の雰囲気を感じます。
そんな中でも、数年前から若い女性たちが思い思いの着物を身に付けて歩いているのをとてもよく見かけるようになったと思います。
花火大会といえば浴衣を着たカップルや女性たちも増えているように思います。
世の中まだまだ「和ブーム」が続いているようです。
着物だけでなく、書道、生け花、茶道、和楽器、囲碁に将棋、日本舞踊など、和のお稽古事も以前よりも身近になっているようです。
和室が一つあれば、自宅でも和のお稽古のおさらいや練習が思う存分できてしまうという魅力的な環境が整います。
和室の良さを最大限楽しむために「本物の畳」を
和室の魅力をお分かりいただけだでしょうか。
しかし、畳の香りやクッション性、保温性や断熱性を最大限に楽しもうと思ったら、本物の畳を選ぶ必要があります。
現在出回っている畳のほとんどは、発泡スチロールでできた畳床に、青い着色料で染めた、中国産いぐさの畳表でできたものです。
それでは安心してゴロゴロするのもためらうし、何しろ良さを最大限に味わえません。
アトピッコハウスの「ほんものたたみ」は国産のいぐさを「天然泥染」した畳表に、国産の稲わら100%でできた畳床、純綿のヘリ。
殺虫剤や防カビ剤を使わない代わりに抗菌性の高い天然の麻シートがその役割を
になっています。
その魅力は全て本物、ということ。
それがアトピッコハウスの自信作、「ほんものたたみ」です。
せっかく貴重な和室を作るならそこに敷く畳も、ぜひ本物で仕上げて下さいね。
無料で、資料・サンプル差し上げます
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳などオリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。