漆喰が猫の爪とぎに向いている? の真偽
「漆喰は、猫の爪とぎ対策になる?」
「クロスとか、板とかはどうなの?」
愛犬家・愛猫家の方にとっては、
家づくりでも気になるのは先ずペットの事。
塗り壁やクロス(壁紙)など内装材を選ぶ上でも
消臭効果や耐久性、掃除のしやすさは欲しい機能です。
ペット用の商品も販売されていますが、
ペットがいるお家に最適な壁材はどのようなものでしょうか。
アトピッコハウスには、漆喰美人という漆喰調に仕上がる塗り壁がありますが、硬く固まって、ボロボロしませんが、さすがに猫ちゃんの爪とぎには耐えられません。ただし、消臭性能が高いので、ワンちゃん、猫ちゃんがいる家庭向きの内装材と言えるかも知れません。
目次
漆喰は、猫の爪とぎに耐えられるのか
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。
猫好きな方って多いですよね。
最近では犬好きよりも増えているとか?
猫カフェも一度行くとハマって通われる方が多いと聞きます。
先日、猫を飼っている方から塗り壁の
お問合せをいただきました。
注文住宅を建てる予定があり、
飼い猫の爪とぎや臭いの対策が出来る壁材をお探しとのこと。
同様のお問い合わせは多く、出どころは分かりませんが、
猫には漆喰壁ということが定着しているようですね。
確かにネットで、漆喰壁は見向きもしなかったという
ブログや投稿をいくつか見つけました。
実際は猫ちゃんの個体差にもよるようなので
一概には言えないところではあります。
漆喰は硬いが、猫の爪とぎには耐えられない
また、アトピッコハウスの塗り壁は一般の塗り壁に比べて
硬く仕上がりますが、
コンクリートのような硬さにはなりません。
通常生活をしていく分には何の不都合もないくらい硬いですが、
コンクリートと違い、例えば画鋲はさすことができますし、
鋭利なものでひっかけば削れます。
そのため、当社の塗り壁は猫の爪とぎに耐えられます!とは、
残念ながら言えません。
では、塗り壁とビニールクロス(壁紙)
どちらが猫がいるご家庭にむいているのでしょうか。
アトピッコハウスの「漆喰美人」が硬く固まる理由は、にがりとマグネシアで固めるといった独特な技法にあります。手で触っても、白くなったりはしません。しかし、さすがに、猫ちゃんの爪とぎには適いません。
ペット用に特化した壁材もある
ビニールクロスは子供の手でも簡単に千切れますし、
もちろん、猫の爪とぎにあったらひとたまりもありません。
通常のビニールクロスに耐久性は期待できないのですが、
ペットのいるご家庭のニーズに合わせ
ペット向けに特化したクロスが開発されています。
どういったものかというと、
ツルツルとした質感や縞模様の線を入れることで
引っかかりにくいようにしたり
表面強化で耐傷性を高めているのです。
ひっかきキズ・衝撃に強く、汚れを拭き取りやすく、
防臭効果も期待できるというウリの
通常のビニールクロスの50倍の強度を謳っている商品もあります。
でも、いくら丈夫でも
全くの無傷を保証できるものではないようです。
織物クロスという選択肢は?
アトピッコハウスで扱っているクロスは織物クロス。
糸を織って作っている強度の高い布クロスです。
では布クロスと猫ちゃんの相性はどうなのでしょうか。
手で簡単にちぎれるビニールクロスと違い、
布でできた織物クロスは強度が高いので手で破ることはできません。
ただ、糸を織っているので、爪とぎによってほつれてきてしまう
可能性はあります。
猫ちゃんは玄関マットなどでも爪とぎをしますから、
布製のものでもやはり爪とぎの場として気に入られてしまうと、
耐久性は永久とは言えません。
アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、麻・綿・レーヨンなどを原料とした本物の「布クロス」です。ビニールクロスよりは格段に丈夫ですが、こちらも、猫ちゃん爪とぎに対して、無傷でいられるとは思えません。
漆喰など、塗り壁の強度は?
では、塗り壁はどうでしょうか。
昔のイメージで、塗り壁はボロボロしてもろい
と思われがちですが、
今は堅く固まる塗り壁材がでています。
寄りかかっても洋服に粉が付くこともなく
少しくらいの衝撃には耐えられます。
それでも画鋲がさせるくらいの硬さ。
耐久性に優れていても、積極的に爪とぎをされれば、
やはりボロボロしてしまう可能性はあります。
また、好んで壁を舐める猫ちゃんもいると聞きます。
天然素材の塗り壁は硬く仕上がりますが、
水分に強くありません。
猫ちゃんが塗り壁を舐めることでその部分が
剥げてきてしまう、削れてしまうということも考えられます。
猫ちゃんによっては漆喰に興味がないという子も
いるようですが、それは住んでみないとわかりません。
住んでみてから猫ちゃんの爪とぎや壁を舐めることに
悩まされるということも大いにあり得ますよね。
アトピッコハウスでは猫ちゃんが届く部分には
腰板やタイルなどを併用していただくことをおすすめしています。
腰板って高級感があるし、その上の部分には何を合わせても
合います。
キッチンやトイレなど、汚れが飛びやすいところにも使えるアイデアです。
モザイクecoウォールは、無垢材と呼ばれる天然の壁板です。貼って剥がせるシールで、DIY施工も出来るので、猫ちゃんの爪とぎ用として設置しても良いと思います。
消臭効果のある自然素材の塗り壁
ペットを飼っていると、
耐久性と同じように気になるのは臭いです。
ビニールクロス、塗り壁ともに
消臭機能のあるものが販売されていますが、
耐久性、消臭機能が両方備わった壁材だと最適です。
そしてさらに、天然素材の塗り壁であれば
静電気が発生しないので
ペットの抜け毛を吸い寄せ、
壁がべたつくこともありません。
まとめ
ペットがいるご家庭では
壁材は丈夫なものを選びたいですね。
アトピッコハウスの漆喰美人は硬く固まる塗り壁です。
さらにペット用のトイレの砂にも使われる
モンモリロナイトという天然の土が
優れた消臭剤の役割も果たします。
漆喰美人の消臭効果は壁についたニオイは、窓を開けることで
風と共に外に流れていきます。
ニオイが取れた壁でまたニオイを吸着し、風に乗って外に
出ていくということを繰り返します。
そのため、消臭効果は半永久的に持続することが可能です。
しかし、締め切った状態のまま自分で吐き出すということは
できませんので、人の手によって、換気をするなどの手助けが必要です。
漆喰美人は、ペットの臭い、介護臭等にも効果を発揮します。それは、原料のモンモリロナイトと、ゼオライトによるものです。アンモニア等の水溶性の臭いのほか、化学系の臭いも吸着する力があります。
よくあるご質問
織物クロスは爪とぎに耐えられる?
織物クロスは糸を織って作っている布のクロスで、アトピッコハウスではすっぴんクロスを販売しています。
一般的なビニールクロスより強度はかなり上がりますが、長期的に猫ちゃんに爪をとがれた場合、ほつれてきてしまう可能性があります。
ニオイを抑えられる塗り壁材ってあるの?
アトピッコハウスの漆喰美人は消臭効果が高い塗り壁です。ニオイとともに余分な湿気も取り込んで吐き出す、調湿性能もあります。
調湿性能、消臭性能は風に乗って外に吐き出されるので、換気をこまめにすることで、半永久的に持続することが可能です。
漆喰は猫の爪に耐えられる?
アトピッコハウスの漆喰美人は一般的な塗り壁に比べ、硬く仕上がりますが、コンクリートのような硬さではありません。
猫ちゃんの爪には耐えられないと考えます。
ビニールクロスは猫の爪に耐えられる?
一般的に使われるビニールクロスは手で簡単にちぎれるほど弱いですが、ひっかきキズ・衝撃に強く、汚れを拭き取りやすく、防臭効果も期待できるというウリの通常のビニールクロスの50倍の強度を謳っている商品もあります。
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