塗り壁、DIYかプロに頼むか
ホームセンターに行くと、様々なDIY用の商品が売られています。
塗り壁用の商品も様々。
初心者にも簡単に扱えるものもありますが、
質の良いものは値段も高く、難易度も高いのが一般的です。
DIYを始めてから「こんな大変だと思わなかった…」と後悔しないために、
予備知識をつけるところから始めましょう。
DIYが定着しています
アトピッコハウス(株)スタッフの尾崎奈苗です。
テレビなどの影響で、一時的なブームかと思われたDIY。
もともとはアメリカのお父さんが休日の昼下がりに
自宅の広大な庭で大きなのこぎりを使って家具を作る、
そんなイメージのDIYですが、
今では日本でもすっかり馴染みのある言葉となり、
ブームではなく、
広大な庭のない日本にもすっかり定着したようです。
ホームセンターなどに行っても
DIY用の商品が沢山並んでいますね。
プロに頼まずに自分でできてしまう
DIY経験者も増えてきました。
テレビで見るタレントさんなどは、
プロの職人顔負けの手さばきで
なんでもどんどん作っているので、
テレビを見ていると、私にも出来そうかなぁなんて
つい思ってしまいます。
塗り壁も、DIY可能な商品が増えてきました。
自宅の部屋の壁を、
自分で気軽にささっと塗り替えられたら
お金もかからず、簡単で、便利そうです。
しかし、そこには落とし穴があります。
塗り壁DIYの落とし穴
塗り壁のDIYを初めてしてみた人に感想を聞くと、
「面白かった!またやりたい!」と言う人と、
「疲れた。もう二度とごめんだ」と言う人と、両極端に分かれます。
面白かった!と言う人たちは、
① あらかじめDIYについての予備知識を持っていた
② 準備や後片付けは他の人にやってもらった
③ 大変な作業を楽しめる能力に優れた人
のいずれかに当たると思います。
②や③の場合だとラッキーですが、
そうでない場合、やはり事前に予備知識を備えておくことが必要です。
DIYに必要な予備知識とは
塗り壁の場合、
好きな色の塗り壁材を買ってきて
今からすぐ塗ろう!というわけにはいきません。
いろいろな事前準備が必要だということを
知っておかなければなりません。
まずは、道具集めです。
塗ったあとの割れを防ぐためのメッシュテープ、
汚れ防止のための養生テープ、マスキングテープ。
練るタイプの材料の場合は
大きめのバケツ、左官用の攪拌機。
塗るときに使う、コテやハケなど。
全てホームセンターで揃いますが、
案外、費用もかかります。
道具が揃ったら、今度は下準備です。
家具をどかして、床に養生シートを敷き、
もともとの壁の汚れを落とします。
それから、クロスの継ぎ目にメッシュテープを貼ったり、
汚れてはいけない箇所に養生テープを貼ったりと
地味な作業が続きます。
下準備を終え、ようやく塗れる!と思いきや、
もう一段階、地味な作業が待っています。
下地処理です。
下地処理は、アク止めのために行います。
これを省略してしまうと、
仕上げの塗り壁の下からジワジワとアクがでてきて
見た目がきれいでなくなってしまうのです。
本番は楽しむこと
しっかり下処理も終え、それが乾いたら、
いよいよ本塗りです。
ここは、思い切り楽しみましょう。
でも、ここまでの準備段階で
余計な出費が出たと不満が漏れたり
上ばかり見すぎて首が疲れてしまったり
家族内でもっとこうしろああしろと不平が出て空気が悪くなってしまっては、
本番の塗り壁を楽しむことができません。
プロとは違うので多少の失敗はご愛嬌です。
プロと同レベルの仕上がりを期待すると、イライラします。
こんなハズじゃなかった…とベソをかきながらでは
気軽にDIY♪と考えていた理想と、だいぶかけ離れてしまいます。
楽しめる余裕にちょっと自信のない方は、
プロにお任せすることをお勧めします。
プロに頼むのも選択肢のひとつ
タレントさんが、一見プロ顔負けの腕を見せていても、
細かく見ると、やっぱりプロとは違います。
特に塗り壁は、
何年も何十年も修行を積んできた左官屋さんが塗るのですから、
DIYとは比べものにならないきれいな仕上がりを期待できます。
当然、依頼する費用はかかりますが、
道具を揃えるための費用と、いろいろな手間暇、
そして仕上がりの満足度を考慮すると
決して高くはないと思います。
安くて扱いやすいDIY商品もありますが、
その分、質や仕上がり感も比例していると考えられます。
良い商品は、どうしても値段も難易度も高くなります。
どうしても自分で塗りたい!という方は、
例えば下地処理だけプロに頼むとか、
1部屋だけ自分で塗って、あとは任せる、とか、
そういった選択肢もありますので、
ご契約される工務店やリフォーム会社にご相談ください。
アトピッコハウスの珪藻土はいから小町、漆喰美人は
基本的にプロ向けに作られた商品です。
粉の状態から攪拌したり、下地処理も必要だったり、
難易度は高いですが、
その分、品質には自信があります。
やっぱり自分たちの作品を家に残したい!
家族で楽しい家づくりの思い出を作りたい!という方は
塗り壁DIYの施工方法をご確認の上、
ご検討してみてくださいね。
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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
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