自然素材が、実はお得な理由。
自然素材の家の魅力をすでにご存知の方も多い昨今。
それでも主流にならないわけは、
やはり、新建材に比べて高いから。
材料費も工事費も、どちらも手間と時間がかかりますので、
どうしてもかかってしまいます。
たしかに一見すると、ビニールクロスや合板フローリングの方が
リーズナブルですが、
じつは、
長い目で考えると、自然素材にしておいた方が
お得だったりするのです。
これから家を建てる人にとって、
新築を手に入れたときの感動も大切ですが、
住み始めてからの20年、30年を考えることも大切です。
長い目で見て、
壁をビニールクロスにすべきか、自然素材の壁にすべきか?
床を塩ビタイルや合板フローリングにすべきか、無垢フローリングにすべきか?
自然素材が、実はお得な理由についてお話しますので、
ちょっとだけ考えてみてはいかがでしょうか?
目次
自然素材は長持ちするからリフォーム要らずで、お得。
アトピッコハウス(株)、スタッフの手島です。
何と言っても、自然素材は長持ちするところがいいところ。
築70年以上のアトピッコハウスの事務所の床は、
建築当初から使い続けられている無垢フローリングです。
スタッフルームの塗り壁(珪藻土塗り壁はいから小町)も、
塗ってから7年以上経つのですが、
まだまだ、まっさら綺麗な状態が維持されています。
これに対して、今どきの床やビニールクロスは、
10年たてば劣化してみすぼらしくなってしまうものが、ほとんど。
綺麗な状態を保つには、
10年程でリフォームをしなければなりません。
もし30年住み続けるとしたら、
2~3回はリフォームが必要となります。
さらには、住み続けるにあたって最優先にしたいのは、
家本体のメンテナンスです。
つまり、外壁や床下、水回りなど。
どんな家を建てても、
しっかりとメンテナンスしないと長持ちしません。
外壁や水回りなどは、どうしても劣化が早く、
10年もたてばメンテナンスが必要になります。
これらを優先しないと、
生活自体に支障をきたしてしまいますよね。
ですが、綺麗に住むために、内装リフォームだってしたい。
しかし、ビニールクロスや合板フローリングがいくら安いと言えど、
内装リフォームにかかる出費は、家計にとっては大きいのが事実です。
できることなら、
住み始めてからのメンテナンス工事を最小限にしたいですよね。
そこで、
数十年ともってくれる自然素材の内装にしておくことが、
10年後、20年後の家計を助けてくれることになるのです。
どちらがお得かと感じるかは個人差があるかもしれませんが、
私は、自然素材にしておく方が、お得な気がします。
たとえば万が一、家を手放すことになった場合。
家に付加価値を与えてくれるから、お得。
中古物件探しをしていると、必ず見かけるのが、
「自然素材の家」というフレーズ。
自然素材を使っているのって、
見出しにするほどの魅力なのですね。
物件探しをしていたころ、
やはり最近人気なのは、自然素材の家だと業者さんに伺いました。
家を手放さなければならなくなった状況で
共通して言えることは、
1日でも早く売却できた方が助かる、という部分でしょうか。
勤務地が変わるなど、
ライフスタイルの変化で引っ越しをしなければならない場合、
いつまでも家が売れないと、
引っ越しができなかったり、家賃とローンを二重に支払う自体になりかねません。
これから新築を考えているときに、
売却の話まで考えるのも、なかなか現実的すぎるような気もしますが、
20年後30年後に何が起きているかなんて
誰にもわかりませんから、
少しでも価値ある家にしておきたいものです。
見た目が良く、長持ちする自然素材の内装は、
住んでいても印象がいいですから、
中古物件として売りに出した家に、内覧にきた人にとっても
もちろん印象がいいものです。
将来の不測の事態にも、
自然素材は役に立ってくれるかもしれませんね。
さて、自然素材は、長持ちするだけでなく、性能も良いので、
気持ちがいい空間を生み出してくれます。
光熱費が安くなる?
たとえば、
珪藻土塗り壁はいから小町は、優れた調湿性能を発揮してくれます。
無垢ごろ寝フローリングは、
暖かい樹種を選べば、冬でもぬくもりがありますので、床暖いらず。
暑がりな我が家は、毎年、6月末から7月のはじめには
エアコンを使い始めてしまうのですが、
自然素材の部屋で過ごすようになってから、
エアコンを使う機会を減らすことができました。
床も、以前は冬はホットカーペットが必須だったのですが、
無垢フローリングの部屋にしてからは、底冷えすることなく、
ラグを敷くだけで、寝っ転がれちゃいます。
今まで家電に頼っていた部分を、
自然素材がちょっとずつ手伝だってくれるなんて、得した気分です。
さらには、お掃除も楽ちんで水を使う機会も減らせるので、
家計を助けてくれています。
お掃除の時間が軽減できて、お得。
自然素材の内装、お掃除が楽ちんと言いましたが、
塗り壁や布クロスにした場合、拭き掃除はできませんが、
そもそも、自然素材の塗り壁や、綿の布クロスでは、
静電気がおこりませんので、ホコリが付きにくいのです。
汚してしまった場合は、工夫が必要ですが、
残ってしまったシミも、時間とともに馴染んでいってしまうのが、
自然素材のいいところ。
無垢フローリングも、
ツヤツヤな床がお好みの場合は、定期的なワックスがけが必要ですが、
自然な風合いのままで良いのなら、
普段どおり、掃除機やお掃除シートでのお手入れで間に合います。
とくに夏、
べたべたしやすい合板フローリングに比べると、
無垢フローリングはいつだってサラサラです。
「まめな拭き掃除が必要」と噂されている無垢フローリングの方が、
かえって拭き掃除する機会が少ないような気もします。
「時は金なり」
お手入れが楽ちんな自然素材は、時間で考えてもお得です。
そして、最後にお金には換算できない部分。
ずっと気持ちがいい自然素材が、お得。
自然素材は、木や土からできていますから、
呼吸をしています。
ビニールなどで加工されている、今どきの内装の部屋にいるのと、
木や土でできている内装の部屋にいるのでは、
言葉にはできない気持ちのよさが、かなり変わってきます。
さらには、
自然素材ならではの、ラフな風合いは、
工業製品とは異なり、何度見ても見飽きることはありません。
何気なく目に入る内装が美しいって、素敵ですよね。
毎日、無意識のうちに過ごす空間が心地いいというのは、
何かしら、私たちの心や体に良い影響をもたらしてくれる気がします。
いかがでしたでしょうか?
「家」は、一時の買い物ではなく、
20年30年と住み続ける(そして支払い続ける…)ものです。
住み続ければ、どうしても最低限のメンテナンスは必要です。
だからこそ、新築の時に内装にかかる費用は、
将来を見越して考えたほうがいいのだと思うのです。
長持ちする自然素材の内装にしておけば、
内装リフォームにかかる費用は、考えなくてよくなります。
さらには、愛着を持ち始めたころに、
リフォームしなければならない新建材に対して、
自然素材は、きっと家を手放すその時まで、
共に過ごすことができるはず。
お金の部分、気持ちの部分、
両方で、私たちを助けてくれるのが、自然素材だと思うのです。
新建材で家を建てるのか、
自然素材で家を建てるのか、
どちらも考え方、付き合い方次第ですが、
あなたはどちらにお得感を感じますか?
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